花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜卒業式&7と1/2スペシャル
[第12話]
09/18放送

芦屋瑞稀(堀北真希)は、パスポートの入った財布を落としてしまった。
花屋敷ひばり(岩佐真悠子)が難波南(水嶋ヒロ)ら寮長3人を呼び出し、そのパスポートを見せようとしていた。その瞬間、中津秀一(生田斗真)が4人に声をかけた。慌ててパスポートをしまうひばりだったが、「先ほどのことはまた今度」と去ってしまう。

その頃、瑞稀は財布を捜していた。必死に捜すがそれでも見つからない。その時、中津が佐野泉(小栗旬)を呼び出し、財布を拾ったのは花屋敷ひばり(岩佐真悠子)で、難波南(水嶋ヒロ)ら三寮長にパスポートを見せようとしていたと報告する。三寮長はパスポートは見てはいないものの、学園に女がいるということは知ってしまったようだ。佐野と中津は自分たちでなんとかしなければと思う。
佐野はひばりを呼び出し、「財布とパスポートを返してくれ」と言った。しかし、ひばりは「落とした本人が私のところに取りにこなければ、お返しはできません」とはねつける。

そんな時、今度は『桜咲学園祭』が開催されることになる。学園祭は、クラス対抗ということで、瑞稀は関目(岡田将生)らと出し物を相談し、中央千里(木村了)が提案した「メイド喫茶」をやることになる。

体育の授業に遅刻しそうになり、学園の管理事務所で着替え始めた瑞稀だったが、少し窓が開いていたため、不用意にも着替える姿を三寮長に見られてしまった。顔こそ見えなかったものの、明らかに女がいることを確信した三人は愕然とする。

何も知らない瑞稀が学園祭の打ち合わせに出ると、関目が来て、学園に女がいるという噂を持ち込んできた。それを聞いた生徒たちは、嘘発見器や男女判定機などを使い、寮ごとに女探しをすることになる。そのたびに、佐野と中津はさりげなく瑞稀を助けるのだった。
そんな時、生徒たちから、「今まで騙してきた、その女は裏切り者だ」という声があがり、瑞稀はショックを受ける。中津は「今まで男としてつきあってきたんだから、そのままでいいじゃん」というが、みんなは納得しない。

佐野はもう一度、ひばりにパスポートを返してくれるよう、頼み込んだ。ひばりは、「お返しすることで桜咲学園の混乱がおさまるのなら」とパスポートを瑞稀に返す。そして、ひばりが「佐野さまはこの女性のことを好きなのですか」と聞くと、佐野は素直に「ああ」と答えた。
佐野は返してもらった財布とパスポートを瑞稀の机の上に置く。瑞稀が「まさか中見てないよな」と確認すると、「そんなに金に困ってねえよ」としらんふりをした。

一方、瑞稀は三寮長から呼び出しを受けた。今日も着替えをしようと管理事務所に向かっているところを見られてしまったのだ。「芦谷……おまえは女なのか?」と難波に問われる瑞稀。しかし、瑞稀は何も答えない。本当のことを言おうか迷ったあげく、「寮長たちがみたとおりです。おれは女です」と告白する。
そこに佐野と中津が飛び込んできた。「おまえら今の話きいたのか」と言われた佐野は、「寮長たちが気づく前に、おれと中津はこいつが女だって知ってました」という。そして、佐野は、瑞稀がこの学校にやってきたのは自分を跳ばせるためで、自分は瑞稀のおかげでハイジャンに復活することができたと説明する。
事情を知った難波は「芦屋はどうしたいんだ?」と問う。瑞稀は「おれはこの学園が大好きです。だから、辞めます」と言った。中津は教師にバレたわけではないし、いいのでは? というが、難波たちは「おれたちが卒業する来年の3月までに新しい道を決めろ」といい、この話はこれで終わりだと3人を送りだす。

「知ってたんだ……」とつぶやく瑞稀。3人で何を話していいか迷っていると、そこに、海外赴任中だった校長・椿(松田聖子)が、学園へと戻ってきた。「浮かない顔してどうしたの? 後悔しているヒマがあったら今を楽しみなさい。花ざかりは今だけなのよ」と言い、そこを去る。

部屋にもどった瑞稀は「黙っててごめん」と佐野に言う。すると佐野も「おれも黙っててごめん」と言い、実は瑞稀が兄と口論していたのを聞いてしまったのだと告白する。でも、言ってしまったら瑞稀がアメリカに帰ってしまうような気がした。きちんと自分がジャンプするところを瑞稀に見てほしかったのだと告げた。

佐野は父親の岳彦(杉本哲太)が退院する日のため、病院に行った。「おれのライバルはおやじだ」という佐野に、岳彦は「ハイジャンは一人じゃ跳べない。いつも誰かのために跳べ。そうしたら大抵のことは乗り越えられる」と言った。

瑞稀は、中津にきちんと返事をしていなかったことを気にして、真面目に「中津のことは好きだけど、いい友達以上には思えない」という。すると中津は瑞稀に負担をかけないよう、「ちょっとからかっただけだよ、おまえがあんまり佐野のところに行きすぎてるから。おれと瑞稀は最高のダチだ」と笑って去る。そんな中津に、瑞稀は「ごめん……」とつぶやいた。

学園祭の準備を進めているとき、瑞稀はバランスをくずして脚立から落ち、気を失ってしまった。梅田(上川隆也)が診察しやすいよう、上半身だけでも脱がせておいたほうがいいのではないかという話になり、中央がボタンを外していく。
そこに梅田が到着し、クラスメイトたちを帰らせた。が、彼らは瑞稀が女であることを確信してしまったようだ。

保健室から出てきた瑞稀は、クラスメイト全員から呼び出しを受ける。「芦屋ってさ、女の子なんだろ」と言われ、クラスメイトの目に耐えられず、瑞稀はその場から逃げ出してしまう。中庭で一人、落ち込んでいる瑞稀だったが、迎えにきた佐野と一緒に寮に戻る。

翌朝、登校した瑞稀は気合をいれ、「おはよう」とみんなに声をかけるが、誰も見向きもしない。そして聞こえよがしに「女がいるのにメイド喫茶かよ」「中津も女なんじゃねえの」「佐野を追いかけてきたらしいよ」「それってストーカーじゃん」などと言う。中津や佐野が止めようとすると、中央が「おまえら男だろ! 言いたいことがあったらハッキリ言え! 半年間友達やってきたんだろ!」とみんなを怒鳴りつける。瑞稀はもう一度「ごめん。騙すつもりじゃなかった」と謝るが、みんなは受け入れようとせず、教室を飛び出していってしまう。
「おまえら、あいつがこの学園にきた本当の理由、知らないだろ」と中津がしゃべろうとすると、佐野が「おれが話す」と止めた。

保健室に行った瑞稀に、梅田は「どうするつもりだ」と問う。わからないけど、クラスがバラバラになったままじゃ帰れないと答える瑞稀に、梅田は「おまえはひとりじゃない。これだけは覚えておけ」と励ます。

瑞稀がいつもどおりトイレに入ろうとすると、他の寮の生徒から「ここは女子トイレじゃねえぞ」とからかわれる。と、そこに関目たちがやってきて、その生徒たちを追い払い、「ちょっと混乱したけど、芦屋は芦屋だから……ごめん」と謝る。

学園祭前日の夜、瑞稀は「学校、辞めることにした」と佐野に告げる。中津をはじめ、いろんな友達に出会えたこと、そして何より、佐野と会えたこと、佐野が跳ぶ姿を見られたことで何も思い残すことはないと。佐野は「アメリカに笑って帰れるか?」と尋ねる。瑞稀が頷くと、「なら、おれも笑って送り出す」と佐野はいい、「おまえに出会えて本当によかった」と瑞稀に手を差し出す。瑞稀と佐野は堅い握手をかわした。

翌日、瑞稀は校長に退学届を出した。「偽って入学してごめんなさい。荷物をまとめたらすぐに出て行きます」と謝る瑞稀に、校長は「今日はせっかくの学園祭なのだから、みんなと楽しみなさい」という。そして、「あなたにとってこの学園はなんだったのかしら?」と瑞稀に質問をした。瑞稀は「今、この瞬間がかけがえのない時間だと思えるようになった」と笑った。

そして学園祭当日。瑞稀を含む2年C組の生徒たちは、客を集めるために一丸となって、メイド喫茶のメイドになりきり、学園祭を楽しんだ。
トイレで佐野と2人きりになったとき、中津は「瑞稀に気持ち伝えなくていいのか。好きなんだろ。瑞稀も待ってんじゃねえの」とけしかけた。しかし、佐野は「あいつさ、正体ばれても『私』じゃなくて『おれ』なんだよ。この学園では男でありたいと思ってんじゃねえの」と答えた。「ま、フラレたおれには関係ないけどさ」という中津に、佐野は何もいえない。

メインイベントの女装コンテスト。優勝したのは佐野だった。みんなはなぜ瑞稀が負けたのかと不審がるが、それだけ瑞稀はこの男子校の中でなじんでいたのだ。
生徒たちが後夜祭で盛り上がるなか、瑞稀はひとり荷物をまとめ、寮を出て行こうとしていた。今となってはここで過ごしたすべての時間が懐かしくいとおしい。そして、誰にも別れを告げることなく、学園を後にした。
と、「おまえのやることなんて、お見通しなんだよ」と声がした。ハッとして顔をあげた瑞稀の視線の先に、寮生たち、ブロッサム学園の生徒たち、そして神楽坂がいた! 嬉しそうにみんなのところに走っていく瑞稀に、「どうして何も言ってくれなかった」と中津が責める。「言うと、別れが辛くなりそうだったから。中津、元気でな」というと、中津はその場を去ってしまう。それを佐野がそっと追った。

瑞稀が出発しようとすると、寮生たちそれぞれからメッセージをもらった。瑞稀は「みんな元気でな」と笑う。神楽坂には「おまえのおかげで佐野と対決できた。おまえみたいなやつがいて、佐野がうらやましかった」と言われた。関目は「いっぱい芦屋との思い出があるから」と泣いていた。中央も泣いていた。萱島(山本裕典)は「この日がくるってわかっていたのに、何もしてあげられなかった」と言う。萱島はオーラを見た瞬間に瑞稀が女だと気づいていたのだ。「辛いこともあっただろうが、本当によく頑張った。この学園でおまえが誰よりも男だった」と天王寺(石垣佑磨)、「あなたがいたせいで2寮は強く美しかった。素敵な時間をありがとう」とオスカー・M・姫島(姜暢雄)、そして水嶋は「誰がなんと言おうと、ここはおまえの母校だ! おまえはおれたちの仲間だ」とメッセージを送った。みんなの優しさに瑞稀は涙がとまらなかった。

と、そこの原秋葉(紺野まひる)がやってきて、「私のとっておきの写真集」と言い、アルバムを渡す。そこに校長と猿渡教頭(宇梶剛士)がやってきて、特別にと卒業証書を渡してくれた。卒業証書を受け取り、いよいよ出発しようとすると、「瑞稀!」と中津が走ってきた。そして、「じいちゃんになって自分の名前がわからないくらいボケても、おれはおまえと過ごした時間を忘れない。おれにとっておまえは最高のダチなんだからよ」と泣きながら言った。「ありがとう」と泣き崩れる瑞稀を、中津は「さよならなんて言わねえぞ」と強く抱きしめる。そして、「またな」というと、瑞稀はみんなに挨拶をして、歩き始めた。
しかし、門のところでは佐野が待っていた。
そこに梅田がやってきて「空港まで送ってやる。でも、話し相手がいないと帰り、居眠りしちまいそうだ。佐野つきあえ」と言う。
見送りに来てくれたみんなに、瑞稀は「おれ、桜咲学園の生徒で本当によかった」と笑顔で言い、「行ってきます!」と梅田の運転するバスに乗り込んだ。

空港に到着すると、瑞稀は梅田に「先生には何度も助けられた」とお礼を言う。「この借りはいつか返してくれ」という梅田に、瑞稀はにっこりと笑った。

「そろそろ時間だな」という瑞稀に、佐野は「もう桜咲学園の生徒じゃないんだな」とつぶやく。「おう」と寂しげに答える瑞稀に、「じゃあ、男じゃなくなったわけだ」と瑞稀を抱きしめ、そっとキスをした。そして、「今度はおれが会いに行くから」という佐野に、瑞稀は「大好きだぜ!」と笑い、搭乗ゲートに向かった。

一ヵ月後。瑞稀の元に手紙が届いた。それは「桜スポ」だった。桜咲学園の修学旅行はカリフォルニアに決定と書いてある。なんと三寮長も自腹で来るそうだ。
瑞稀は空に向かって、「うっそ〜」と叫ぶ。しかし、その顔には満面の笑みが浮かんでいた。
09/18 第12話


09/11 第11話


09/04 第10話


08/28 第9話


08/21 第8話


08/14 第7話


08/07 第6話


07/31 第5話


07/24 第4話


07/17 第3話


07/10 第2話


07/03 第1話

キャスト
佐野泉 / 小栗旬(おぐりしゅん)
桜咲学園2年生。中学時代には高跳び選手として将来を有望視されていたが、ある事件をキッカケに高飛びを止めた。一応、陸上部に籍はおいているが、活動はせず体育の授業もサボっている。
クラスメイトであり、寮では同室になった瑞稀をうざいと思うが、次第に「決して諦めないパワー」に影響されていく。酒にめっぽう弱く、料理や菓子に入っている微量の酒でも酔ってしまい、誰彼構わずキスをするいう一面も。
芦屋瑞稀 / 堀北真希(ほりきたまき)
アメリカ帰りの帰国子女で、桜咲学園2年生に編入。中学生の頃、当時、将来を有望視されていた高跳びの選手・佐野泉が跳ぶ姿を見て感動し、ファンになる。
しかし、佐野が自分のせいで高跳びを止めたことを知り、「もう一度跳んでもらいたい」と日本に帰国。本当は女だが、さらしで胸をつぶし、全寮制の男子校に“男”として編入する。佐野とはクラスメイトで、寮でも同室。性格は、底抜けに明るく、感情表現もストレート。スポーツ万能で、特に足が速い。
中津秀一 / 生田斗真(いくたとうま)
桜咲学園2年生。スポーツ万能なサッカー少年で、瑞稀、佐野のクラスメイトであり、親友。
瑞稀が女であることには気づいていないが、なぜか恋心を抱いてしまい、自分はホモなのではと真剣に悩んでいる。
賑やかでお調子者だが、ムードメーカーでもあり、友達思いで、熱く純粋な気持ちの持ち主。芯も強く、一度決めたことは決して曲げない。瑞稀に対しての思いも、自分で納得してからは真っ直ぐに向かっていく。
ジュリア / 美波(みなみ)
瑞稀の親友で今もアメリカに住んでいる。
今回の来日の目的は瑞稀をアメリカに連れて帰ること!!
しかし、佐野に想いを寄せている瑞稀の気持ちを知って彼女はある作戦を実行するのであった。

中津かの子 / 萬田久子(まんだひさこ)
中津の母親。プロのサッカー選手になりたいという中津を何とか大阪に連れて帰り、実家を継がせてたいと考えている。
そんな母親に対し中津は、ある試合で勝ったら諦めてくれと彼女に提案するのであった。
難波南 / 水嶋ヒロ(みずしまひろ)
桜咲学園3年生。瑞稀、佐野、中津らが生活している第二寮の寮長でもある。女の子が大好きな学校一のプレイボーイ。外見と行動はナンパだが、中身は男気あふれており、後輩思いでもある。強いリーダーシップがあるため、寮生からも信頼されているが、特に2年生の中央からは、熱狂的に好かれている。第一、第二、第三の三寮長からなる“花桜会”のメンバーとして、生徒会長的な役割も果たしている。
関目京悟 / 岡田将生(おかだまさき)
桜咲学園2年生。瑞稀、佐野、中津らのクラスメイト。
一見すると知的でクールなキャラだが、実はナンパ大好き。だが、いつも「いい人ね」で終わってしまう。陸上部の部長でありながら、陸上に打ち込めずにいたが、困難を乗り越えて高跳びに復帰する佐野や、何事に対しても全力投球の瑞稀らと接しているうちに、少しずつ本気で向き合うようになる。
中央千里 / 木村了(きむらりょう)
桜咲学園2年生で、瑞稀、佐野、中津らのクラスメイト。顔が命の美少年。自分と同じ“かわいい系”の瑞稀をライバル視し、最初は何かと嫌がらせをしたりもするが、やがて仲良しになり、瑞稀にさまざまな悩みを相談するように。しかし、そのほとんどは難波の話題ばかり。ただ、本人曰く、ホモではなく「難波先輩は特別」だとか。難波に近づこうとする聖ブロッサム学園の女子たちを片っ端から蹴散らしていく。
萱島大樹 / 山本裕典(やまもとゆうすけ)
桜咲学園2年生で、瑞稀、佐野、中津らのクラスメイト。中津とは同室。
霊感少年で人のオーラが見え、瑞稀に恋心を抱く、中津のオーラを興味深く観察している。かつては、その不思議な能力から周囲に気味悪がられていたが、唯一、普通に接してくれたのが中津だったのだ。何に対しても余計な詮索も口出しもせずに、じっと人の話を聞き、本当に必要なときだけ、そっと手を差し伸べるタイプ。
梅田北斗 / 上川隆也(かみかわたかや)
桜咲学園の保健医。しかし、実は「身体を見るだけで性別が分かる」というゲイ。ただし、男なら誰でもいいわけではなく、未成年には一切手を出さないのがポリシー。瑞稀のことを誰よりも先に「女」だと見破った。女なのに男子校に入ってきた瑞稀が珍しく、しばらくしてから学校に突き出そうと考えている。しかし、次第に瑞稀の佐野への真っ直ぐな思いを知り、誰にも言わずに、その存在を認めることに。やがて、公私にわたり瑞稀が頼る相談相手に。
嵯峨和真 / 溝端淳平(みぞばたじゅんぺい)
第2寮に所属しており、サッカー部の部長として活躍している。
サッカー大好きな中津とつるみ教室では常に盛り上げ役に徹する。
イケメンに加えて接しやすいその性格が評価されておりイケメンランキングでは常に上位に食い込んでいる。
野江伸二 / 五十嵐隼士(いがらししゅんじ)
第2寮に所属しており、マンガアニメ研究会の部長である。
イケメンなのに超アニメおたく!?
どんなことに対しても調子がよくおとぼけ天然キャラ。
趣味でウソ発見器を作ったり、コスプレの衣装を手作りするほど手先が器用なのが取り柄。
北花田航平 / 武田航平(たけだこうへい)
第1寮に所属している。しかし実際は第1寮の落ちこぼれ組。
苦労するのが嫌いで何とか楽に物事を片付けようとする世渡り上手なイケメン君。
花屋敷ひばり / 岩佐真悠子(いわさまゆこ)
聖ブロッサム学園の3年生。
生徒会長を務めており、女王様のようなポジションにいる女の子。
どこかへいく時は“ひばり4”という部下を連れていく。
自己中キャラだと思われがちだが、実は誰よりも周りのことを考えているとかいないとか。
今池こまり / 黒瀬真奈美(くろせまなみ)
聖ブロッサム学園の1年生の女の子。ひばりから特に気に入られているこまりだが、正直すぎる性格が災いして、ひばりに毒舌を吐くこともしばしばある。
原秋葉 / 紺野まひる(こんのまひる)
謎多きカメラマンの女。
どうやら桜咲学園のイケメン生徒の写真を撮りまくり、それをブロマイドとして女子中高生のファンに売っているらしい。
しかし本職もしっかり持っており、普段はファッション関係の一流カメラマンらしい。
ただ、毎日のように学園内にいるので果たして本当に働いてるのかも謎。
ファッションセンスはとにかく強烈である。

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