流れ星第10話あらすじ完全版

流れ星

[第10話]

12/20放送

梨沙（上戸彩）は発熱し、神谷（松田翔太）の知人の病院に入院した。その頃、健吾（竹野内豊）は警察に出頭していた。同じ頃、修一（稲垣吾郎）は健吾の妹・マリア（北乃きい）の病室に立っていた。修一はマリアの首に手をかけるが、そのときマリアが目覚める。修一を記者と錯覚したマリアは、修一と言葉を交わす。マリアの言葉を聞いた修一は病室から出て行った。

梨沙の携帯に修一から電話が入るが、梨沙は電話にでなかった。すると留守番電話にメッセージのサインが。梨沙が録音を聞くと、それは自殺を仄めかすものだった。

それから一年が経ち…。

臓器移植が成功したマリアは、日常生活を謳歌していた。ある日、学校から帰ってくると、母・和子（原田美枝子）に、自分の描いた作品がコンクールで佳作になったことを話す。マリアは、健吾にも報告した。さらに手術でお世話になった神谷にも報告をする。神谷は大学病院を辞めて、現在は小さな町医者として仕事をしていた。水族館を辞めた健吾は運送会社のセンターで働いていた。

一方、梨沙も体調を戻し、熱帯魚ショップで仕事をしていた。そして仕事を終えると病院へ見舞いに行くのが日常の習慣となっていた。病院に入院していたのは修一だった。今、修一は退院に向けリハビリ中だった。

ある日、熱帯魚ショップに神谷が訪ねて来る。神谷は退院後に姿を消した梨沙をずっと探していたのだ。梨沙は神谷にここで働いている事を誰にも言わないでほしいとお願いする。梨沙の気持ちを汲んだ神谷は、梨沙にパンフレットを手渡した。それはマリアの作品が展示されている展示会のパンフレットだった。

その頃、健吾は新江ノ島水族館にいた。時折、こうしてクラゲの展示準備を手伝っていたのだ。川本（杉本哲太）は水族館に戻ってくるように言うが、健吾は頷かなかった。

美術コンクール入賞作品の展示会が始まった。展示が終わり、健吾、マリア、和子が楽しそうに歩いている様子を遠くで梨沙が見つめていた。３人が幸せそうな様子だったので梨沙は嬉しかった。そのとき、人にぶつかりそうになり梨沙は謝った。

梨沙の声を聞いた気がした健吾が周囲を見回すと、梨沙の後姿が…。慌てて追いかけるが見失ってしまう。

ある日、いつものように修一がリハビリをしている病院へ行くと、修一はすでに退院をしていた。「入院代など全て支払った」と聞いた梨沙が慌てて自分のバックの中を確認するとこつこつお金を貯めていた貯金通帳がなくなっていた…。

別の日、健吾が配送センターで作業しているとき、偶然、梨沙が熱帯魚センターから出した荷物を目にする。そこには梨沙の名前と熱帯魚センターの住所や連絡先が入っていた。
健吾が帰宅すると、和子が梨沙の預金通帳を持ってきた。ポストに入っていたそうなのだ。通帳をみると、梨沙が毎日少しずつ貯金しているのがわかった。梨沙は健吾から受け取った金を返そうとしていたのだ。健吾は家を飛び出すと、熱帯魚ショップへと急ぐ…。

一方、梨沙が熱帯魚ショップに戻ると、店長から「男の人が訪ねてきた」と言われる。慌てて店を飛び出しあたりを見回すが、そこには健吾の姿はなかった。

梨沙を見つけ出せなかった健吾が新江ノ島水族館のクラゲの展示場に来ていた。その時、水槽が故障してしまう。健吾が無事修理を済ませると…そこに梨沙がいた。梨沙は、自分の通帳を修一が健吾の家のポストに入れたことを知る。修一は、健吾と梨沙を結びつけようとしたのだ。「一緒に帰ろう」という健吾。梨沙は涙をながし、頷くと、キスをした…。

≪終≫

12/20 第10話

12/13 第9話

12/06 第8話

11/29 第7話

11/22 第6話

11/15 第5話

11/08 第4話

11/01 第3話

10/25 第2話

10/18 第1話