メイちゃんの執事
[第1話]
01/13放送

先祖代々、日本最大の大企業・本郷グループの執事として仕えてきた柴田家。当然の如く、柴田の息子・理人(水嶋ヒロ)も執事職に従事していた。頭脳明晰で運動神経も抜群の理人は、公式執事資格の最高位であるSランクを獲得している数少ない執事のひとりだ。

場所は変わって、ここはうどん店「しののめ」。
ひとり娘の東雲メイ(榮倉奈々)は、勉強は苦手だけど明るい性格でクラスの人気者。
ごく普通の女子高生であり、毎日、明るく楽しく生活をしていた。

そんなメイに幼なじみの柴田剣人(佐藤健)は思いを寄せていたが、
気の強い2人は会えばいつものようにケンカばかりしていた。

そんなある日、突然、メイの両親が交通事故で他界してしまう。
なんとか両親のお葬式も無事に済ませるメイの前に現れたのが理人だった。

「本日からお仕えいたします。メイお嬢様の執事です」。理人はメイにあいさつをすると、今まで隠されていた事実を話し始めた。なんと、メイは日本最大の大企業・本郷グループの正統な後継者候補だというのだ。

メイの父親、周太郎(橋爪淳)は本郷グループの当主・本郷金太郎(津川雅彦)の実の息子で、メイの母・ユウ(山下容莉枝)と駆け落ちをした。そして、メイが生まれた…らしい。

メイは、「本郷家の後継者」にふさわしい教育を受けるため、超お嬢様学校・聖ルチア女学園に転入することになる。聖ルチア女学園。そこは、その敷地面積は東京都の約3分の1もあり、建物間の移動手段は全てヘリコプターを使用、学費は月1億円という、浮き世離れした世界だった。さらに、お嬢様ひとりひとりにイケメン執事まで付いている…。

理人は、聖ルチア女学園でも“憧れの人”だった。「理人が来る」と聞いてヘリポートに集まっていた聖ルチア女学園の生徒とその執事は、メイの姿を見てガッカリ。華山リカ(大政絢)はメイに向かって、「あなたは2週間以内に逃げ出すことになるわ」と、宣言するのだった…。

入学早々、さっそく嫌がらせを受けるメイ。

メイが学園内をうろうろしていると、ドーム型の温室を見つける。中に入ると、白髪の美しい執事・忍(向井理)に車イスを押されてルチア(山田優)が現れる。ルチアとは、学園の絶対権力者に与えられる称号。メイは、ルチアの美しさに見とれてしまう。一方のルチアは、理人をじっと見つめていた。

一般の常識を逸脱した女学園に、メイはついていけずに困っていた。
メイのことを心配した剣人はコッソリと学園に忍び込み、メイの前に姿を見せるも、すぐに警備員に見つかって追い出されてしまう。連行されるとき、剣人はメイに「この学園には気をつけろ!」という言葉を残す…。

そんなある日、メイはリカたちに挑発され、料理対決をすることになる。実は、リカはシェフ並みの腕を持っていたのだ。理人の指導を受け、必死に料理の勉強をするメイ。

料理対決の当日。メイはリカたちの妨害を受ける。メイの食材は、使い物にならない、いたんだ食材ばかりが用意されたのだ! 困り果てたメイだったが、理人のヒントで、小麦粉を使った“うどん”を作ることに…。

完成したうどんを食べた学園長のローズ(堀内敬子)は微笑むが、結局、リカが勝利する。リカはメイの作ったうどんを床にこぼし、足で踏みつける。それを見たメイは、リカに飛びかかり、その場は大乱闘になった。

頭にきたメイは学園を飛び出し、実家に戻ってしまった。そこに祖父・本郷金太郎から電話が…。金太郎は学園を飛び出したメイに対して、「理人を引き上げ、さらに周太郎の骨壺だけを引き取る」という。「両親を同じお墓に入れてほしい!」メイの頼みに、金太郎は「ならば本郷家にふさわしい人間になれ。お前が選択しろ。戦うか、逃げるかを…」と、言い残し、非情にも電話を切った。

雨の中、両親の写真を胸に泣くメイに、そっと傘を差し出す理人。理人は、金太郎の指示に従わず「これからもメイの執事として仕えたい」と、メイに告げる。そんな理人に、メイは「ならば、望みを叶えるために戦いたいと言ったらどうする」とたずねる。理人は「私は、メイ様が戦うための剣に、メイ様を守るための盾になりましょう」と約束した。

そんな2人の様子を見ていた剣人も、ある決意を胸に秘めていた…。

本気で淑女になることを決めたメイは、決死の覚悟で聖ルチア女学園へと戻った。しかし、そんなメイを、不敵な笑みを浮かべて待ち構えるルチア…。

学園に戻ったメイは、学園内に剣人がいることに驚く。剣人は執事の見習いとしてリカに仕えていたのだ!

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01/20 第2話


01/13 第1話

キャスト
柴田理人 / 水嶋ヒロ(みずしまひろ)
生徒1人1人にイケメン執事がつく超お嬢様学校『聖ルチア女学園』で執事としては最高のSランクに属するエリート執事。
どんなことが起こっても常に冷静に行動するクールな性格。
そんな彼が今回東雲メイの執事に就くことになり、どんなことがあってもメイ様をお守りすると約束した。
東雲メイも次第に理人に心を開いていく…かもしれない。
東雲メイ / 榮倉奈々(えいくらなな)
どんな時でも色気より食気を優先する明るくて元気な女の子。
亡くなった自分の父親が本郷グループの直系の相続者であったことが判明し、
いつもの学校から聖ルチア女学園に転校することとなった。
今まで一般市民として暮らしてきただけにこの聖ルチアでの生活は全く未知の世界。
果たしてメイは理人執事のもと、立派なレディーになることはできるのか。

柴田剣人 / 佐藤健(さとうたける)
東雲メイとは幼馴染みで明るく人気者のメイを影ながら支えてきた男。
この男、実は柴田理人とは兄弟関係にあり、実は剣人も執事になる研修を幼い頃に受けていた。
しかし、窮屈な生活に嫌気がさした剣人は逃亡。
普通の男の子としての道を選んだ。
そんなある日、メイが聖ルチアに転校することを知った剣人はメイと離れたくないと再び自分も執事になろうと聖ルチアに殴りこみをかけたのであった。
本郷詩織 / 山田優(やまだゆう)
聖ルチア女学園の中で頂点に君臨する女。
彼女がこの位置に上り詰めたきっかけは、本郷家の後継ぎとして養女になったから。
メイやみんなの前では優しくいい顔をしているが、実はメイに強い嫉妬心を抱いている。
忍 / 向井理(むかいおさむ)
ルチア様に仕える執事兼主治医の男。
彼が普段学園で何をしているかは誰も知らない。
しかし、どうやら東雲メイのことが気にくわないらしく、影でメイに嫌がらせをしている。
もちろんその嫌がらせは、メイの執事である理人にまで及んでいる。
竜恩寺泉 / 岩佐真悠子(いわさまゆこ)
聖ルチア女学園・太陽ランクの生徒で学年委員長も務めている。
何があっても動じないクールな性格で成績は常に優秀。もちろんその外見も美女の一言。
超名門である旧華族・竜恩寺家の次期当主である。
しかし意地っ張りな性格から他の太陽ランク3年生からは目を付けられている。
華山リカ / 大政絢(おおまさあや)
聖ルチア女学園・月ランクの女子生徒。メイとは同級生にあたる。
気が強く負けず嫌いな彼女は、Sランク執事の理人を取られたことに腹を立て、真っ先にメイへのいじめを始めた。
超一流の女学園にメイのような一般庶民がいることが耐えられないようだ。
そんな彼女も一度仲間と認めた人に対しては深く思いやることのできる、言ってみれば天性のツンデレの才能を持った女なのである。
夏目不二子 / 中別府葵(なかべっぷあおい)
聖ルチア女学園・月ランクの女子生徒でメイとは同級生。
彼女の父親は裏社会を取りまとめるボスでどこからともなくお金が舞い込んでくるといったところ。
女としての色気を大切にしている彼女の周りには、大人な香りが漂っている。
自分の執事である根津のことを「根津ちん」と呼び、周囲の目を気にせずイチャついている。
誰もが2人のことを大人な関係でみるが、実はおでこにチューしかしたことのないおませさんである。
天羽凛 / 忽那汐里(くつなしおり)
聖ルチア女学園・月ランクの生徒でメイとは同級生にあたる。
代々続く大寺院の娘で、オカルトやスピリチュアルが大好き。
しかしそんな自分には全く霊感がないため、強い霊感の持ち主である彼女の執事・四谷を使っていろんな人の霊を見ている。
彼女の趣味は他のお嬢様たちを霊の話で振るいあがらせること。
明るい性格ではあるが、かなり変わった天然娘。
麻々原みるく / 吉田里琴(よしだりこ)
聖ルチア女学園・月ランクの生徒でメイとは同級生にあたる。
どう見ても周りの女の子と年齢が違う彼女は、幼くして飛び級で入学してきた天才児。
そんな彼女のIQは200以上と言われている。
しかし、頭は良くてもやっぱり幼い女の子。
性格や言動などには可愛らしさが残り、なにかとトラブルを生み出すのが得意。
山田多美 / 谷村美月(たにむらみつき)
聖ルチア女学園・陰ランクの生徒でメイとは同級生。
唯一新人のメイと同じランクの為、学校外ではメイと同じ寮で生活するお嬢様。
彼女が他の生徒と同じランクに入れないのは見た目も行動もすべてにおいて“お嬢様らしくない”から。
小学生のようなニット帽をかぶり人形を大事に抱え、寮ではメイの部屋に勝手に入ったりと、もうひっちゃかめっちゃか。
どこかのお嬢様であることは間違いないらしいのだが、その家柄を知っている人は誰もいない。
実はこの多美、重大な任務を任された女の子らしく…。
木場 / 夕輝壽太(ゆうきじゅった)
泉に仕える総合ランクCの頼りない執事。
笑顔は素敵なのだが、何をするにもドジでさまざまなトラブルを引き起こしてしまう。
それでも何事にも一生懸命な性格は周りから評価されている。
そんな木場を誰よりも信頼している泉は、木場に立派な執事になってもらおうという優しさからあえて木場を厳しく指導している。
もちろん木場も泉の気持ちに応えようと頑張っている。
青山 / 真山明大(まやまあきひろ)
リカに仕える総合ランクAの優秀な執事でもちろんイケメン。
史上最年少で執事学校を卒業した青山は、自分の上に君臨するSランク執事の理人に強いライバル心を燃やしている。
執事は飼い主に似ると言われるように、青山もリカと同じで、口が悪く気が強い。
気持ちを伝えたことはないが、実はリカに恋心を抱いているとかいないとか。
根津 / 姜暢雄(きょうのぶお)
不二子に仕えている総合ランクBの執事。
セクシーな色気を持つ大人の根津は執事でありながら不二子を呼び捨てにするなど、他の執事にはないタイプ。
不二子自身もこの関係を気に入っているようで、所構わず二人だけの世界に入ってしまう。
学園の一部からは「風紀に悪い二人」との評判も上がっている。
四谷 / 丸山智己(まるやまともみ)
凛に仕える総合ランクBの執事で、有り得ないほどの強い霊感を持っている。
オカルト・スピリチュアル好きの凛に気に入られたことが執事になれた理由。
その為、執事としての能力が優れているかどうかは今も謎。
ものすごい目力があり、周りのみんなからはなぜか恐れられている。
大門 / 鈴木亮平(すずきりょうへい)
みるくに仕える総合ランクBの執事。
優秀な元自衛隊員だったが、その笑顔と優しさが子供に好かれるという理由からなんとなくみるくの執事となった男。
執事としての能力にはやや疑問があるが、気が優しいけど力持ちのタイプの為、みんなからは重宝されている。
みるくの父親代わりのような存在で、みるくをどこかに連れて行く時は必ず肩の上にみるくを乗せて移動する。
神田 / 阿部進之介(あべしんのすけ )
多美に仕える総合ランクBの執事。
彼の性格を一言で言えば超無口なメガネ男。
たまにボソッとしゃべる程度で、全くしゃべらず多美の執事として任務を遂行している。
多美と同じくこの男が執事になった経歴も謎のまま。
ミステリアスなコンビである。

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