メイちゃんの執事
[第2話]
01/20放送

2週間の仮入学期間を乗り越えたメイ(榮倉奈々)は、正式に聖ルチア女学園への入学を認められた。
ローズ(堀内敬子)は、メイに学園の掟を話し始めた。聖ルチア女学園では厳格にランクが決まっていて、淑女としての正しい振る舞いが認められれば昇格の証の星を獲得できることを伝える。一番下のランクはオンブラ(陰)ランク。緑の星を10個集めればルナ(月)ランクに格上げとなる。次に青い星を10個集めればソーレ(太陽)ランクになれるのだ。最後に、お嬢様と執事との恋愛は禁止という決まりをメイに告げた。

そのころ、リカ(大政絢)に見習い執事として仕えていた剣人(佐藤健)は、リカや不二子(中別府葵)たちに囲まれ、「メイの正体」をいうよう迫られていた。しかし、剣人は「何も知らない」の一点張りだ。

そこに理人(水嶋ヒロ)とメイがやってきた。すると、リカの執事・青山(真山明大)が、いきなりナイフで理人のジャケットを切り裂いた。学園では、陰クラスの執事はジャケットの着用が許されていなかったのだ。

ある日、メイたちがお茶を飲んでいるところに、ルチア(山田優)が執事・忍(向井理)に車イスを押されてやってきた。その時である。リカにお茶の入れ直しを何度も命じられた剣人が怒ってポットを投げ、飛び散ったお茶がルチアの服を汚してしまった。

リカはメイに八つ当たりをし、学園の伝統であるデュエロをリカに申し込んできた。デュエロは執事同士が戦い、負けた方が自分の執事を相手に差し出すというものだった。今回、デュエロはフェンシングで勝敗をつけることになるが、青山はフェンシングの元世界ジュニア王者だった。

――デュエロがはじまった。理人と青山は、審判・泉(岩佐真悠子)の合図で前に出る。理人は「信じてくれれば必ずその信頼に応える」とメイに言葉をかけた。メイは理人に「危ないと思ったら負けてもいい」と声をかけた。

勝負がはじまると、圧倒的に青山が強かった。その時、メイにルチアの代理で出席していた忍が近づき、「執事は、信じてもらえなければ力を発揮できない」とささやいた。追いつめられた理人にメイは「勝ってよ! 私の執事でいてくれるんでしょ!!」と叫んだ。すると形勢が逆転し、理人の逆転勝利に終わる。

それを見たリカは、青山を平手打ちすると、さっさと会場を去っていった。青山の代わりに剣人がリカの秘書となった。

オンブラの寮に戻ると、理人は青山に向って「外で寝るよう」命じる。理人はメイの世話は自分一人で十分いい、学園に届けるという。青山も「メイに仕える気はない」といい、寮の外へ出て行った。

同じころ、リカは、剣人を叱りつけていたが、剣人も負けずに、「俺は青山じゃない!」と、リカに思い切り反抗していた。

あくる日、メイたちが食事をしていると、ソーレ・ランクの由真(臼田あさ美)たちがやってきて、「新しい執事に給仕をさせるから食事に招待したい」とリカからの伝言をしてきた。

しかし、見習いから上がったばかりの剣人は満足な給仕ができず、食事会は台無しになってしまう。由真たちは怒り出すとリカを責めた。リカのピンチに割って入ったのは青山だった。手早く片付けると料理の用意をする…。

それを見ていてソーレ・ランクのお嬢様たちは、青山を「デュエロの結果を無視している」と非難する。その時、理人は剣人が自分の弟であることを告げ、「未熟な剣人に代わって太陽生の世話をするようメイが青山に命じた」と言い出した。リカは、メイが自分を助けたことに呆然としていた。

理人は「メイ様に仕えるならそのジャケットは不要だな」というと、かつて自分が青山にされたように、ナイフで青山のジャケットを切り裂く。そして、青山のジャケットのポケット部分をおもむろに拾い上げると、リカに手渡し、そして謝った…。

青山のポケットの中には、リカが青山に預けていた大切なペンダントと、メイが書いた手紙が入っていた。

「青山が仕えるお嬢様は一人しかいないんだって。あんたも強情張ってないで素直に『返して』っていいなさいよ、バーカ! 東雲メイより」。

手紙を読んだリカはメイの前まで来ると、「青山を返してほしい」と頭を下げると、メイは「執事は一人で十分!」とリカに青山を返すことを承諾した。

その後…廊下でメイとすれ違ったリカは「自分が仕返しをするまで学園から追い出されないように気をつけなさい!」といい、去っていった。そのすぐ後にやってきた青山はメイに理人の過去を話してくれた。理人は1年前も学園にいて、お嬢様に執事になるよう誘われたが、全員断ったのだという…。

メイは一人でルチア宮を訪れる。ルチアはメイに冷たい視線を向けると、突然、本郷家の話をはじまる…。そこへ現れた忍は、ルチアの本名をメイに告げた。ルチアの名は、本郷詩織。メイと同じ、本郷家の継承者だったのだ…。

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01/20 第2話


01/13 第1話

キャスト
柴田理人 / 水嶋ヒロ(みずしまひろ)
生徒1人1人にイケメン執事がつく超お嬢様学校『聖ルチア女学園』で執事としては最高のSランクに属するエリート執事。
どんなことが起こっても常に冷静に行動するクールな性格。
そんな彼が今回東雲メイの執事に就くことになり、どんなことがあってもメイ様をお守りすると約束した。
東雲メイも次第に理人に心を開いていく…かもしれない。
東雲メイ / 榮倉奈々(えいくらなな)
どんな時でも色気より食気を優先する明るくて元気な女の子。
亡くなった自分の父親が本郷グループの直系の相続者であったことが判明し、
いつもの学校から聖ルチア女学園に転校することとなった。
今まで一般市民として暮らしてきただけにこの聖ルチアでの生活は全く未知の世界。
果たしてメイは理人執事のもと、立派なレディーになることはできるのか。

柴田剣人 / 佐藤健(さとうたける)
東雲メイとは幼馴染みで明るく人気者のメイを影ながら支えてきた男。
この男、実は柴田理人とは兄弟関係にあり、実は剣人も執事になる研修を幼い頃に受けていた。
しかし、窮屈な生活に嫌気がさした剣人は逃亡。
普通の男の子としての道を選んだ。
そんなある日、メイが聖ルチアに転校することを知った剣人はメイと離れたくないと再び自分も執事になろうと聖ルチアに殴りこみをかけたのであった。
本郷詩織 / 山田優(やまだゆう)
聖ルチア女学園の中で頂点に君臨する女。
彼女がこの位置に上り詰めたきっかけは、本郷家の後継ぎとして養女になったから。
メイやみんなの前では優しくいい顔をしているが、実はメイに強い嫉妬心を抱いている。
忍 / 向井理(むかいおさむ)
ルチア様に仕える執事兼主治医の男。
彼が普段学園で何をしているかは誰も知らない。
しかし、どうやら東雲メイのことが気にくわないらしく、影でメイに嫌がらせをしている。
もちろんその嫌がらせは、メイの執事である理人にまで及んでいる。
竜恩寺泉 / 岩佐真悠子(いわさまゆこ)
聖ルチア女学園・太陽ランクの生徒で学年委員長も務めている。
何があっても動じないクールな性格で成績は常に優秀。もちろんその外見も美女の一言。
超名門である旧華族・竜恩寺家の次期当主である。
しかし意地っ張りな性格から他の太陽ランク3年生からは目を付けられている。
華山リカ / 大政絢(おおまさあや)
聖ルチア女学園・月ランクの女子生徒。メイとは同級生にあたる。
気が強く負けず嫌いな彼女は、Sランク執事の理人を取られたことに腹を立て、真っ先にメイへのいじめを始めた。
超一流の女学園にメイのような一般庶民がいることが耐えられないようだ。
そんな彼女も一度仲間と認めた人に対しては深く思いやることのできる、言ってみれば天性のツンデレの才能を持った女なのである。
夏目不二子 / 中別府葵(なかべっぷあおい)
聖ルチア女学園・月ランクの女子生徒でメイとは同級生。
彼女の父親は裏社会を取りまとめるボスでどこからともなくお金が舞い込んでくるといったところ。
女としての色気を大切にしている彼女の周りには、大人な香りが漂っている。
自分の執事である根津のことを「根津ちん」と呼び、周囲の目を気にせずイチャついている。
誰もが2人のことを大人な関係でみるが、実はおでこにチューしかしたことのないおませさんである。
天羽凛 / 忽那汐里(くつなしおり)
聖ルチア女学園・月ランクの生徒でメイとは同級生にあたる。
代々続く大寺院の娘で、オカルトやスピリチュアルが大好き。
しかしそんな自分には全く霊感がないため、強い霊感の持ち主である彼女の執事・四谷を使っていろんな人の霊を見ている。
彼女の趣味は他のお嬢様たちを霊の話で振るいあがらせること。
明るい性格ではあるが、かなり変わった天然娘。
麻々原みるく / 吉田里琴(よしだりこ)
聖ルチア女学園・月ランクの生徒でメイとは同級生にあたる。
どう見ても周りの女の子と年齢が違う彼女は、幼くして飛び級で入学してきた天才児。
そんな彼女のIQは200以上と言われている。
しかし、頭は良くてもやっぱり幼い女の子。
性格や言動などには可愛らしさが残り、なにかとトラブルを生み出すのが得意。
山田多美 / 谷村美月(たにむらみつき)
聖ルチア女学園・陰ランクの生徒でメイとは同級生。
唯一新人のメイと同じランクの為、学校外ではメイと同じ寮で生活するお嬢様。
彼女が他の生徒と同じランクに入れないのは見た目も行動もすべてにおいて“お嬢様らしくない”から。
小学生のようなニット帽をかぶり人形を大事に抱え、寮ではメイの部屋に勝手に入ったりと、もうひっちゃかめっちゃか。
どこかのお嬢様であることは間違いないらしいのだが、その家柄を知っている人は誰もいない。
実はこの多美、重大な任務を任された女の子らしく…。
木場 / 夕輝壽太(ゆうきじゅった)
泉に仕える総合ランクCの頼りない執事。
笑顔は素敵なのだが、何をするにもドジでさまざまなトラブルを引き起こしてしまう。
それでも何事にも一生懸命な性格は周りから評価されている。
そんな木場を誰よりも信頼している泉は、木場に立派な執事になってもらおうという優しさからあえて木場を厳しく指導している。
もちろん木場も泉の気持ちに応えようと頑張っている。
青山 / 真山明大(まやまあきひろ)
リカに仕える総合ランクAの優秀な執事でもちろんイケメン。
史上最年少で執事学校を卒業した青山は、自分の上に君臨するSランク執事の理人に強いライバル心を燃やしている。
執事は飼い主に似ると言われるように、青山もリカと同じで、口が悪く気が強い。
気持ちを伝えたことはないが、実はリカに恋心を抱いているとかいないとか。
根津 / 姜暢雄(きょうのぶお)
不二子に仕えている総合ランクBの執事。
セクシーな色気を持つ大人の根津は執事でありながら不二子を呼び捨てにするなど、他の執事にはないタイプ。
不二子自身もこの関係を気に入っているようで、所構わず二人だけの世界に入ってしまう。
学園の一部からは「風紀に悪い二人」との評判も上がっている。
四谷 / 丸山智己(まるやまともみ)
凛に仕える総合ランクBの執事で、有り得ないほどの強い霊感を持っている。
オカルト・スピリチュアル好きの凛に気に入られたことが執事になれた理由。
その為、執事としての能力が優れているかどうかは今も謎。
ものすごい目力があり、周りのみんなからはなぜか恐れられている。
大門 / 鈴木亮平(すずきりょうへい)
みるくに仕える総合ランクBの執事。
優秀な元自衛隊員だったが、その笑顔と優しさが子供に好かれるという理由からなんとなくみるくの執事となった男。
執事としての能力にはやや疑問があるが、気が優しいけど力持ちのタイプの為、みんなからは重宝されている。
みるくの父親代わりのような存在で、みるくをどこかに連れて行く時は必ず肩の上にみるくを乗せて移動する。
神田 / 阿部進之介(あべしんのすけ )
多美に仕える総合ランクBの執事。
彼の性格を一言で言えば超無口なメガネ男。
たまにボソッとしゃべる程度で、全くしゃべらず多美の執事として任務を遂行している。
多美と同じくこの男が執事になった経歴も謎のまま。
ミステリアスなコンビである。

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