メイちゃんの執事
[第3話]
01/27放送

ルチア(山田優)の本名は本郷詩織。本郷家の正当な後継者の一人だった。しかし、理人(水嶋ヒロ)はメイ(榮倉奈々)にそのことを伝えなかったことで、メイは理人を避けるようになっていた。

ルチアはメイに、自分が本郷家を継げばメイの両親の遺骨を同じ墓に入れてあげる。そうすれば、メイも無理をして聖ルチア女学園で生活をする理由はないのでは…と提案する。

そんなある朝、メイのせいで、泉(岩佐真悠子)が聖ルチア女学園を退学させられるという噂話が流れていると、剣人(佐藤健)がメイに知らせに来た。

ソーレ≪太陽≫の生徒たちはメイを取り囲んで責めた。そんなメイを助けたのはリカ(大政絢)だった。リカは「メイにそんな力はない」「噂話に振り回されるのは時間の無駄」と言い、ソーレの生徒たちを抑えたのだ。

メイは泉のことが気になり、泉の執事・木場(夕輝壽太)に話を聞くと、木場は「泉が竜恩寺家の次期当主ではなくなった」と話す…。

ある日、メイは、剣人と一緒に、親友の夏美(星井七瀬)の家を訪ねる。そして、久々に得意のうどんを打って皆で食べた。
メイは、夏美の両親に「ここに戻ってきた方がいいのかな」とポツリと告白した…。

その頃、理人は金太郎(津川雅彦)ところにいた。その帰り、理人はルチアと忍に会う。ルチアは「自分たちとメイでは住む世界が違う。メイにはもっと幸せな場所があるはずだ」と理人に告げた…。

一方、泉は自分の立場よりも執事・木場と引き離されることを悔いていた。そんな泉に木場は「望むことがあるのならばルチアに願い出ればいい」と話しかけた。ルチアの力ならば、きっと泉の願いは叶えられるというのだ。忍は、その代わりに“ある条件”を泉に伝えた。

その頃、木場はメイやリカたちに「泉を助けてほしい」と懇願していた。木場の願いにメイは協力することを告げた。

そこに泉がやってきた。そして、いきなりメイに決闘<デュエロ>を申し込む。そのデュエロは執事の対決ではなく本人同士で戦うというのだ。負けた場合はどんなことでもひとつだけ指示に従うが、自分が勝った場合はメイにこの学園を去ってもらう、と泉は一方的に宣言した。

剣人は「こんな勝負に付き合う必要はない」とメイに告げるが理人は「デュエロを受けるように」とメイに進言する。さらに、「勝負の方法はこちらが決める」と、理人は泉に申し出た。

オンブラ寮に戻ったメイは、デュエロの申し出を勝手に受けた理人を非難する。そのうえ、ルチアが両親の遺骨を同じ墓に入れると約束してくれたことを理人に話した。「両親が一緒のお墓に入れればお嬢様を目指す理由はない」と言うメイに、理人は「私には理由があります。メイ様にお仕えしたいという理由が」と、メイに真剣に訴えた。

翌朝、メイが目を覚ますと理人は出かけていた。今日はデュエロの日だったが、メイはデュエロの準備をせず、散歩に出かけてしまう。湖畔を歩いていたメイは理人のことを思い出していた。これまで戦ってきた理人との日々…。

デュエロの時間になっても現れないメイに太陽の生徒たちからは「メイを不戦敗にすべきだ」という声が上がっていた。そこへメイが現れる。

「私は戦います。ここにいたいから…」メイは泉に向かい合った。

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キャスト
柴田理人 / 水嶋ヒロ(みずしまひろ)
生徒1人1人にイケメン執事がつく超お嬢様学校『聖ルチア女学園』で執事としては最高のSランクに属するエリート執事。
どんなことが起こっても常に冷静に行動するクールな性格。
そんな彼が今回東雲メイの執事に就くことになり、どんなことがあってもメイ様をお守りすると約束した。
東雲メイも次第に理人に心を開いていく…かもしれない。
東雲メイ / 榮倉奈々(えいくらなな)
どんな時でも色気より食気を優先する明るくて元気な女の子。
亡くなった自分の父親が本郷グループの直系の相続者であったことが判明し、
いつもの学校から聖ルチア女学園に転校することとなった。
今まで一般市民として暮らしてきただけにこの聖ルチアでの生活は全く未知の世界。
果たしてメイは理人執事のもと、立派なレディーになることはできるのか。

柴田剣人 / 佐藤健(さとうたける)
東雲メイとは幼馴染みで明るく人気者のメイを影ながら支えてきた男。
この男、実は柴田理人とは兄弟関係にあり、実は剣人も執事になる研修を幼い頃に受けていた。
しかし、窮屈な生活に嫌気がさした剣人は逃亡。
普通の男の子としての道を選んだ。
そんなある日、メイが聖ルチアに転校することを知った剣人はメイと離れたくないと再び自分も執事になろうと聖ルチアに殴りこみをかけたのであった。
本郷詩織 / 山田優(やまだゆう)
聖ルチア女学園の中で頂点に君臨する女。
彼女がこの位置に上り詰めたきっかけは、本郷家の後継ぎとして養女になったから。
メイやみんなの前では優しくいい顔をしているが、実はメイに強い嫉妬心を抱いている。
忍 / 向井理(むかいおさむ)
ルチア様に仕える執事兼主治医の男。
彼が普段学園で何をしているかは誰も知らない。
しかし、どうやら東雲メイのことが気にくわないらしく、影でメイに嫌がらせをしている。
もちろんその嫌がらせは、メイの執事である理人にまで及んでいる。
竜恩寺泉 / 岩佐真悠子(いわさまゆこ)
聖ルチア女学園・太陽ランクの生徒で学年委員長も務めている。
何があっても動じないクールな性格で成績は常に優秀。もちろんその外見も美女の一言。
超名門である旧華族・竜恩寺家の次期当主である。
しかし意地っ張りな性格から他の太陽ランク3年生からは目を付けられている。
華山リカ / 大政絢(おおまさあや)
聖ルチア女学園・月ランクの女子生徒。メイとは同級生にあたる。
気が強く負けず嫌いな彼女は、Sランク執事の理人を取られたことに腹を立て、真っ先にメイへのいじめを始めた。
超一流の女学園にメイのような一般庶民がいることが耐えられないようだ。
そんな彼女も一度仲間と認めた人に対しては深く思いやることのできる、言ってみれば天性のツンデレの才能を持った女なのである。
夏目不二子 / 中別府葵(なかべっぷあおい)
聖ルチア女学園・月ランクの女子生徒でメイとは同級生。
彼女の父親は裏社会を取りまとめるボスでどこからともなくお金が舞い込んでくるといったところ。
女としての色気を大切にしている彼女の周りには、大人な香りが漂っている。
自分の執事である根津のことを「根津ちん」と呼び、周囲の目を気にせずイチャついている。
誰もが2人のことを大人な関係でみるが、実はおでこにチューしかしたことのないおませさんである。
天羽凛 / 忽那汐里(くつなしおり)
聖ルチア女学園・月ランクの生徒でメイとは同級生にあたる。
代々続く大寺院の娘で、オカルトやスピリチュアルが大好き。
しかしそんな自分には全く霊感がないため、強い霊感の持ち主である彼女の執事・四谷を使っていろんな人の霊を見ている。
彼女の趣味は他のお嬢様たちを霊の話で振るいあがらせること。
明るい性格ではあるが、かなり変わった天然娘。
麻々原みるく / 吉田里琴(よしだりこ)
聖ルチア女学園・月ランクの生徒でメイとは同級生にあたる。
どう見ても周りの女の子と年齢が違う彼女は、幼くして飛び級で入学してきた天才児。
そんな彼女のIQは200以上と言われている。
しかし、頭は良くてもやっぱり幼い女の子。
性格や言動などには可愛らしさが残り、なにかとトラブルを生み出すのが得意。
山田多美 / 谷村美月(たにむらみつき)
聖ルチア女学園・陰ランクの生徒でメイとは同級生。
唯一新人のメイと同じランクの為、学校外ではメイと同じ寮で生活するお嬢様。
彼女が他の生徒と同じランクに入れないのは見た目も行動もすべてにおいて“お嬢様らしくない”から。
小学生のようなニット帽をかぶり人形を大事に抱え、寮ではメイの部屋に勝手に入ったりと、もうひっちゃかめっちゃか。
どこかのお嬢様であることは間違いないらしいのだが、その家柄を知っている人は誰もいない。
実はこの多美、重大な任務を任された女の子らしく…。
木場 / 夕輝壽太(ゆうきじゅった)
泉に仕える総合ランクCの頼りない執事。
笑顔は素敵なのだが、何をするにもドジでさまざまなトラブルを引き起こしてしまう。
それでも何事にも一生懸命な性格は周りから評価されている。
そんな木場を誰よりも信頼している泉は、木場に立派な執事になってもらおうという優しさからあえて木場を厳しく指導している。
もちろん木場も泉の気持ちに応えようと頑張っている。
青山 / 真山明大(まやまあきひろ)
リカに仕える総合ランクAの優秀な執事でもちろんイケメン。
史上最年少で執事学校を卒業した青山は、自分の上に君臨するSランク執事の理人に強いライバル心を燃やしている。
執事は飼い主に似ると言われるように、青山もリカと同じで、口が悪く気が強い。
気持ちを伝えたことはないが、実はリカに恋心を抱いているとかいないとか。
根津 / 姜暢雄(きょうのぶお)
不二子に仕えている総合ランクBの執事。
セクシーな色気を持つ大人の根津は執事でありながら不二子を呼び捨てにするなど、他の執事にはないタイプ。
不二子自身もこの関係を気に入っているようで、所構わず二人だけの世界に入ってしまう。
学園の一部からは「風紀に悪い二人」との評判も上がっている。
四谷 / 丸山智己(まるやまともみ)
凛に仕える総合ランクBの執事で、有り得ないほどの強い霊感を持っている。
オカルト・スピリチュアル好きの凛に気に入られたことが執事になれた理由。
その為、執事としての能力が優れているかどうかは今も謎。
ものすごい目力があり、周りのみんなからはなぜか恐れられている。
大門 / 鈴木亮平(すずきりょうへい)
みるくに仕える総合ランクBの執事。
優秀な元自衛隊員だったが、その笑顔と優しさが子供に好かれるという理由からなんとなくみるくの執事となった男。
執事としての能力にはやや疑問があるが、気が優しいけど力持ちのタイプの為、みんなからは重宝されている。
みるくの父親代わりのような存在で、みるくをどこかに連れて行く時は必ず肩の上にみるくを乗せて移動する。
神田 / 阿部進之介(あべしんのすけ )
多美に仕える総合ランクBの執事。
彼の性格を一言で言えば超無口なメガネ男。
たまにボソッとしゃべる程度で、全くしゃべらず多美の執事として任務を遂行している。
多美と同じくこの男が執事になった経歴も謎のまま。
ミステリアスなコンビである。

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