斉藤さん第7話あらすじ完全版

斉藤さん

[第7話]

02/20放送

ジムで足を骨折した斉藤さん（観月ありさ）が、1週間ほど近所の望月総合病院に入院することに。その間、潤一（谷端奏人）の世話を頼まれた真野（ミムラ）は張り切るが、空回りしてばかりだ。

４人部屋に入った斉藤さんは、すぐに病室内のトラブルに気付く。斉藤さんの隣のベッドの宇田川が「昼は激しく咳き込み、夜は歯ぎしりする」と、同室の患者から苦情を言われていたのだ。宇田川は周囲への迷惑を考え、個室への移動希望がかなったのだ。

ところが、急患が個室に入ってしまい、宇田川の移動は中止に。同室の患者たちは宇田川にイヤミを言い出す。それを聞いていた斉藤さんは、思わずその患者を注意してしまう。斉藤さんは看護師たちから、宇田川が移る予定だった個室に入ったのが市会議員・柳川だと知った。それも単なる検査入院だ。柳川は人目を避けた打ち合わせのために、病室を使っているらしいのだ。院長の望月に会った斉藤さんは、院長が強く出られないと野に気付き、直接個室を訪ね、面会を求めるが…。柳川の秘書たちのガードは堅く、追い返されてしまう。

一方、こばと幼稚園では、お絵描き大会の最優秀作品に野村の娘・幸恵の絵に決まった。最優秀作品は市民ホールで展示されることになっている。しかし、風邪で幼稚園を欠席していた三上の娘・かおりの絵が保護者会で紹介されると、「幸恵の絵よりも上手い」と判断されてしまう。野村も納得をしたので幸恵の絵に代えて、かおりの絵が展示会に出されることになる。幼稚園からの帰宅途中で、幸恵が大泣きをして野村に怒っているのを見る。その様子を見ながら、真野は「保護者会の決定」になぜか疑念がわきあがるのだ。

このままではいけない――そう思った真野は勇気を出して、三上や野村らグループを喫茶店に集めて、一度幸江の絵が選ばれたのだから、幸江の絵にすべきではないかと言う。大人だけの都合で決めてしまって、子どもの気持ちを考えていないのでは…と自分の思いを打ち明けるのだった。それを聞いた三上は、「実は、私も引っかかっていた…」と打ち明けるが、中村（矢沢心）たちは、「それなら今度はかおりちゃんが可愛そうじゃない？」という意見が出て、「確かにそうだ」と感じた真野は困ってしまう。

そのとき――真野はグラスを倒してしまい、幸江の絵もかおりの絵も濡らしてダメにしてしまう。幸恵とかおりに謝る真野に、ふたりは「一緒に絵を描こう！」といって、共同で1枚の絵を完成してくれることになる。
出来上がった絵はとても上手だった。円満解決――と誰もが思っていたところ幼稚園に電話が入り、「絵の展示を中止する」と伝えてくる。

中止にしたのは――あの、柳川代議士だった。

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