チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸
[第3話]
07/26放送

友野(矢柴俊博)の死亡推定時刻3時間後に、彼の名でパソコンにアクセス記録があった。
田口(伊藤淳史)と白鳥(仲村トオル)は死亡推定時刻が誤っている可能性を考える。

翌日、友野の死因はガス中毒と推測された。
Ai画像では診断できない症状で、島津(安田顕)も見逃したようだった。
白鳥はMRI室で液体ガスを発見。友野が低温ガスで体を冷やされ死亡推定時刻が早まったと推理する。
一方、田口はMRI室のアクリル製の棺を発見。
何者かが友野に棺をかぶせて、ガスを注入したのではないかと考える。

白鳥はMRI室の設備をよく知る島津が怪しいとにらむ。
だが、島津は友野が死んで困るには自分で、殺す動機がないと言う。

Aiがガス中毒を見抜けないということは斑鳩(高橋克典)たちの耳にも届く。

その後、島津は友野のCT画像から首を絞められた痕跡を発見。
殺人事件の可能性が濃厚になってくる。

だが、事件性はないと判断した件を警察が捜査再開することはまずない。
白鳥は自らの手で、事件を解決すると言う。

そんな中、解剖助手・須賀(市川知宏)は友野が死んだ夜、笹井が見知らぬ男と会っていたと言う。
笹井は田口たちに嘘をついていたのだ。

その時、須賀は20年前の冤罪事件を報じるテレビニュースを目にする。
須賀が目撃した見知らぬ男とは、そこに映っていた斑鳩だった。
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キャスト
田口公平 / 伊藤淳史(いとうあつし)
東城医大病院心療内科・特別愁訴外来の担当医。出世とは無縁で、血を見るのが嫌で外科医をドロップアウトした。人の話を聞くことで相手の抱える悩みや本心を引き出すことに長けている。
白鳥の策略によりAiセンターのセンター長に就任することになり、死因究明制度の問題と向きあうと共に、予想外の殺人事件に巻き込まれてしまう。
白鳥圭輔 / 仲村トオル(なかむらとおる)
厚生労働省大臣官房秘書課付技官。医療知識の乏しい警察を助け、法医学と法律の両面の知識から捜査をスムーズにするという機関設置を進める任務についている。
医師免許、解剖医、認定病理医、死体検案認定医などそうそうたる資格を持つ。
無神経で、人の領域に土足で上がりこむことで人の深層心理を暴いていく。
今回、Aiセンター設立を画策するが、法医学者や警察から激しい抵抗にあってしまう。
斑鳩芳正 / 高橋克典(たかはしかつのり)
警視庁・長官官房付情報統括室室長。警察に関する報道と世論をコントロールしている人物。
司法=正義と考え、「知らせなくていい情報を隠す義務が、司法にはある」という立場を取る。
医療が死因情報全てを掌握できてしまうAiセンターに反対する。
笹井スミレ / 小西真奈美(こにしまなみ)
東城医大・法医学教室准教授。
解剖こそが死因究明の最上手段と信じ、Aiセンターに反対する。
過去のある出来事がきっかけでこの仕事についた。
須賀秀介 / 市川知宏(いちかわともひろ)
東城医大法医学教室の院生。

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