山おんな壁おんな第11話あらすじ完全版

山おんな壁おんな

[第11話]

09/13放送

元ライバル・大山（小池栄子）と従兄弟の和男（佐藤二朗）の結婚報告に恵美（伊東美咲）大きなショックを受ける。リカ（三浦恵理子）は大山の結婚は鬼瓦家の財産に違いないと言う。その話を聞いたまりえ（深田恭子）は、大山は優しい人だからそんなことはないと反論する。井口（西島秀俊）もまりえと同意見だ。

そんな時、取締役会で現社長の奥園五右衛門（若林豪）が会長に就任し、息子で専務の雅之（及川光博）が社長に就任する。

大山と和男はそのまま順調に結婚式を迎える。それは大山の夢だった西洋風のホームウェディングの結婚式だった。結婚式には青森からバスを連ねて大勢の出席者が参列する。それを心配する恵美は、井口に青森軍団に失態がないようにケアを頼むが、恵美の両親たちは案の定、場にそぐわない行動を連発！　ついには大山の夢だった西洋風の結婚式会場にゴザを敷いて酒盛りを始めてしまうのだった。

「私のイメージと違う…」席を立つ大山を恵美は追いかけ、鬼瓦との結婚を取りやめた方が良いと促す。恵美の心配そうな顔に呆気にとられつつも優しい眼差しで微笑みかける大山は「和男に人生で一番大切なものを感じた」と答える。そして「恵美にもいつかそんな選択が迫られるときが来る」と告げた。
大山は持っていた牛乳を飲み干すと、恵美と一緒に式場に戻ると、和男のそばに座り、楽しそうしていた…。

結婚式の後、丸越デパートではフランスへの海外研修試験が通知される。募集人数は１名。条件は幾つかあるが、恵美が引っかかるのは英語とフランス語の日常会話程度の学力だけだ。恵美は試験に挑戦することを決意する。すると、まりえも名乗りを上げた。まりえは短大のときに海外にホームステイの経験があり、日常会話程度の英語はできるのだった。さらに、海外を跳び回るバイヤー・松原（川田広樹）はフランス語がペラペラでまりえは個人レッスンを受けることに…。

初めから大きくリードされた恵美は焦り出す。そんな中、恵美は雅之と葛沼（温水洋一）から「結婚してほしい！」とプロポーズを受ける。
さらに、香港支店から田村部長（谷原章介）が本店に戻り、１・２回フロアの統括部長を任される事になり「私の右腕として力になってほしい」と恵美に握手を求めたのだ。

すっかり勉強どころではなくなるが、それでも恵美はスキルアップの夢を諦められない。その話を聞いた井口は英語・フランス語の個人教師を買って出る。海外にも“左官アート”の仕事で出かける井口は、標準語は喋れないものの英語やフランス語は喋れるのだった。

休日やお互いの仕事の後に語学レッスンをする井口と恵美。夜遅くまでレッスンをしていると、日中の疲れから恵美は机にうつ伏せて寝てしまう。そんな恵美の寝顔を井口は黙って見つめる。雅之・葛沼・田村が次々ウエディングシーンに登場する夢にビックリして飛び起きる恵美に、「結婚してほしい」と井口はプロポーズをする。呆然と井口の顔を見つめる恵美…。

恵美は誰を選ぶのか…それとも仕事一筋で結婚はお預けか！？　

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ｷｬｽﾄ

毬谷まりえ / 深田恭子(ふかだきょうこ)
「山」のようなバストを持つ天然キャラ。通称「山おんな」。
本店人材強化プロジェクト「ダイナマイト計画」の一環で本店に異動してきた。絶品の天然笑顔とダイナマイトボディで、客も男も女もとろかしてしまう。セクハラも笑い飛ばす天真爛漫な性格。
いつか自分の好きなものばかりを揃えたセレクトショップを持ちたいという夢を持つ、前向きな女性である。恋愛に関しては天然だけに、自分がもてることには気づいていないふしがある。
彼女のコンプレックスは胸が大きいことと、悩みがないこと。

青柳恵美 / 伊東美咲(いとうみさき)
丸越デパート銀座本店・バッグ売り場のエースで、丸越一の美女。
接客も完璧、商品知識も豊富で、売り場での状況判断も的確、同僚からの信頼も厚く、皆の憧れの存在で、まさにスーパーウーマン。
その夢は丸越デパート初の女性店長になること。
そんな彼女の唯一の悩みが「壁」のような胸…。通称「壁おんな」。気にしていないフリをしているが、実はかなりのコンプレックスで、自宅ではいつもバストアップ体操に励んでいる。
実は青森県の出身で、漁師の家に生まれた。これもコンプレックスか!?

田村剛彦 / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
本店1階フロア部長｡恵美やまりえの上司。爽やかでクール、抜群に仕事ができるやり手。
しかし、人性格良くて妬まれたり恨みを買うことがなく、周囲に慕われて、社長や部下から厚い信頼を得ている。
新しくオープンした上海店の店長として本店を離れる。

大山遥 / 小池栄子(こいけえいこ)
バッグメーカー｢VENTO｣の販売員｡
丸越デパート１階のバッグ売り場に勤務するが、仕事は同じなのに､給料の良い社員販売員にライバル心むき出し。
特に、主任の恵美には火花を散らして対抗してくる。専務に気があったのだが、一向に振り向いてくれないばかりか、恵美が好きだということも気に入らない原因のひとつのようだ。
超有名ブランド・メーカーにヘッドハンティングされて退社するが…。

奥園雅之 / 及川光博(おいかわみつひろ)
丸越デパート専務取締役｡丸越デパート社長の息子という超御曹司。
まさに《御曹司》という感じで、育ちの良さからくるお人よし度もなかなかのもの。
でも、憎めないキャラクターだ。
恵美と同期入社で、入社当時から恵美に一途だが、一向に振り向いてくれる気配はない模様。

松原徹人 / 川田広樹(かわたひろき)
海外を飛び回りバッグの仕入れを担当するバイヤーで無類のお喋り屋さん。
恵美の先輩にあたるが、仕事の面では今ひとつ恵美に頭が上がらない。
癒し系キャラで《山おんな》のまりえが大好きだが、相手にされぬまま片思いで終わりそう！？

黒板リカ / 三浦理恵子(みうらりえこ)

吉野加奈子 / 上原美佐(うえはらみさ)

豊川みさと / 矢沢心(やざわしん)

長島真澄 / 河本麻希(もうもとまき)

葛沼忠 / 温水洋一(ぬくみずよういち)

原田優子 / 鈴木砂羽(すずきさわ)

井口昌平 / 西島秀俊(にしじまひでとし)