山おんな壁おんな
[第3話]
「壁」のように胸の小さい壁おんな・青柳恵美（伊東美咲）と「山」のように豊かな胸を持つ山おんな・毬谷まりえ（深田恭子）。そんな２人が勤める丸越デパートでは、夏の販売強化月間が始まった。この強化月間、各売り場の売り上げトップには社長賞が与えられ、さらには、売上高上位４位までには豪華温泉旅行が贈られるというものだった。このことを田村剛彦部長（谷原章介）から聞かされた販売員たちは大張り切りで仕事に取り組む。07/19放送
恵美と旅行がしたいと浮かれるまりえをよそに、大山遥（小池栄子）は恵美へのライバル心をあらわにしていた…。
一方、当の本人恵美は、合コンで知り合った上野原（山中聡）からデートに誘われ浮かれ気味。デート場所が苦手の海でも、恵美は喜び、完全に仕事モードではなかった。早速、恵美はまりえと水着を買いに行くことに。ちなみにまりえが一緒なのは、まりえもこのデートに参加するからである。いわゆるWデートなのだ。恵美は店員に勧められるまま、ピンクのビキニを買った。
その頃、大山は部下の長島真澄（河本麻希）、桑田亮子（松岡佳音）に喝を入れバッグの売り上げ増に励んでいた。
そして後日、約束のデートの日。外はあいにくの雨模様であった。水着を着なくて済むことにほっとする反面、デートがなくなったことに落ち込む恵美。そんな恵美が、原田優子（鈴木砂羽）のダイニングカフェに行くと、そこには井口昌平（西島秀俊）がいた。
恵美は、井口に職場で壁と口にするなと念を押す。とそこへ父からの電話が…。その電話で父が恵美に薦めたピンクの豚を置く方角が間違っていたことを告げられる。
帰宅した恵美は、早速豚の位置を変える。するとそこに上野原から「大切な話がある」との電話が…。恵美に直接話したいという上野原。恵美の期待はますます高まる。そして、２人が待ち合わせ場所にそろうなり、上野原は自分の気持ちをまりえに伝えて欲しいと恵美に頼むのであった…。どうやら上野原の恋の矛先はまりえに向いていたようである。
がっかりする恵美だが、言われたとおりまりえに上野原の想いを伝える。すると、そのことを聞いたまりえは上野原のような男は受け付けないと拒むのであった…。
そして話はデパート強化月間に戻る。売り上げ競争も終盤にさしかかり、吉野加奈子（上原美佐）は、政治家の娘という立場を利用して、大量の義理買いで数字を伸ばしていた。一方、大山も自社製品を人気モデルに売ったことで、モデルのブログにそのバッグが紹介され若い女性客が殺到していた。
そんな周りの売り場が加熱する昼休み、恵美とまりえはそれぞれのバックの売り方について話し合っていた。その一部始終を聞いていた奥園五右衛門社長（若林豪）は、恵美とまりえのバッグに対する情熱をほめるのであった。
そしていよいよ売り上げ成績の発表。結果、第1位が大山、第2位に恵美、第3位がまりえで第4位が加奈子という結果になった。
恵美は、デートの話で販売意欲が100％でなかった大山にトップを明け渡したことを反省していた。そんな中、まりえはというと一人、恵美と温泉に行けると大喜びで…。
09/20
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第1話
「山」のようなバストを持つ天然キャラ。通称「山おんな」。
本店人材強化プロジェクト「ダイナマイト計画」の一環で本店に異動してきた。絶品の天然笑顔とダイナマイトボディで、客も男も女もとろかしてしまう。セクハラも笑い飛ばす天真爛漫な性格。
いつか自分の好きなものばかりを揃えたセレクトショップを持ちたいという夢を持つ、前向きな女性である。恋愛に関しては天然だけに、自分がもてることには気づいていないふしがある。
彼女のコンプレックスは胸が大きいことと、悩みがないこと。
丸越デパート銀座本店・バッグ売り場のエースで、丸越一の美女。
接客も完璧、商品知識も豊富で、売り場での状況判断も的確、同僚からの信頼も厚く、皆の憧れの存在で、まさにスーパーウーマン。
その夢は丸越デパート初の女性店長になること。
そんな彼女の唯一の悩みが「壁」のような胸…。通称「壁おんな」。気にしていないフリをしているが、実はかなりのコンプレックスで、自宅ではいつもバストアップ体操に励んでいる。
実は青森県の出身で、漁師の家に生まれた。これもコンプレックスか!?
本店1階フロア部長｡恵美やまりえの上司。爽やかでクール、抜群に仕事ができるやり手。
しかし、人性格良くて妬まれたり恨みを買うことがなく、周囲に慕われて、社長や部下から厚い信頼を得ている。
新しくオープンした上海店の店長として本店を離れる。
バッグメーカー｢VENTO｣の販売員｡
丸越デパート１階のバッグ売り場に勤務するが、仕事は同じなのに､給料の良い社員販売員にライバル心むき出し。
特に、主任の恵美には火花を散らして対抗してくる。専務に気があったのだが、一向に振り向いてくれないばかりか、恵美が好きだということも気に入らない原因のひとつのようだ。
超有名ブランド・メーカーにヘッドハンティングされて退社するが…。
丸越デパート専務取締役｡丸越デパート社長の息子という超御曹司。
まさに《御曹司》という感じで、育ちの良さからくるお人よし度もなかなかのもの。
でも、憎めないキャラクターだ。
恵美と同期入社で、入社当時から恵美に一途だが、一向に振り向いてくれる気配はない模様。
海外を飛び回りバッグの仕入れを担当するバイヤーで無類のお喋り屋さん。
恵美の先輩にあたるが、仕事の面では今ひとつ恵美に頭が上がらない。
癒し系キャラで《山おんな》のまりえが大好きだが、相手にされぬまま片思いで終わりそう！？
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
