高視聴率の半沢直樹が冷遇されている!? TBS失策連発に堺雅人も放送延長NG!?

堺雅人(さかいまさと=39)が主演する大人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)｡
第5話の平均視聴率は29%､最高視聴率は31.9%を記録し､ここまで『家政婦のミタ』(日本テレビ系)を上回る結果を叩き出している｡
あまりの好評ぶりにTBSはどうにか『半沢直樹』を活かそうと画策したが､何ともお粗末な結果になってしまったのだという｡
『東京スポーツ』が報じている｡

｢予想外の高視聴率に喜んだTBSが､急きょ放送延長を堺サイドに打診しましたが､あっさりと断られたそうです｡
10月からフジテレビで堺主演のドラマ『リーガル･ハイ2』の放送が決まっており､スケジュールが取れないのです｡
そもそも『リーガル――』の方が先に決まっていたそうですから､当然の判断でしょう｣(制作会社関係者:東京スポーツ)

TBSでは7月28日､『半沢直樹』のかわりに参院選特番を放送して､視聴率4.5%という民放最下位の結果を出した｡
また8月18日も｢世界陸上モスクワ2013｣を放送するために同作はお休み｡
1話完結形式でない同作にとっては､視聴者離れのキッカケにもなりかねない事態だ｡
高視聴率と裏腹に冷遇されるのは､放送前に同局で注目度が低かったからだという｡

｢夏のドラマで､局が一番プッシュしていたのは同名の人気漫画が原作の『ぴんとこな』｡
ポスターの数も『半沢』より断然多かった｡
だけどフタを開けてみれば､視聴率は10%にすら届かず｡
今や完全にTBSは"半沢シフト"に切り替えました｡
宣伝を集中的に投下し､目標視聴率を40%に設定したようです｣(TBS関係者:同)

『ぴんとこな』は､Kis-My-Ft2の玉森裕太(たまもりゆうた=23)などのジャニーズアイドルが出演する作品だ｡
2007年に放送された『花ざかりの君たちへ～イケメン♂パラダイス～』に続くイケメンシリーズとして話題になった｡
特番に邪魔されず順調に放送しているにも関わらず､第4話の視聴率は5.9%で早くも打ち切りライン｡
TBSの失策ぶりがうかがえる｡

上半期ドラマ視聴率ランキングで1位を獲得した『ガリレオ』(フジテレビ系)の視聴率を軽々と越え､｢2013年最高のドラマ｣の呼び声高い『半沢直樹』｡
高まる人気にTBSが自らブレーキをかける…なんてことがなければよいのだが｡(石森)