赤鼻のセンセイ第1話あらすじ完全版

赤鼻のセンセイ

[第1話]

07/08放送

家電の実演販売員・参太朗（大泉洋）は口が達者で、買い物客には人気があったが、売り上げはまるでダメ。
クビになった彼はかつての恩師の紹介で、桜山総合病院に行くよう、告げられる。

参太朗の面接をした院長の真（上川隆也）によると、長期入院で学校へ通うことができない子供達のために院内学級を設けているという。
院内学級責任者で小学生の担任の絹（小林聡美）から中学生の担任をしてほしいと言われた参太朗は、戸惑いながらもひきうけることに。
だが、小児科医の遥華（香椎由宇）は病気を抱えている子どもたちを簡単に相手できると思うなと釘を刺される。

すると、病院内に突然「東京音頭」が鳴り響く。
小児病棟に入院している子どもたちが放送室を占拠して、流しているらしい。
彼らは亡くなったばかりの少年と一緒に盆踊りに行く約束をしていたが叶わず、追悼の儀式のつもりのようだった。

院内学級の教室に入った参太朗は、販売員当時と同じ赤鼻を付けて授業を始めようとするが、生徒の八重樫（神木隆之介）は部屋を出ていってしまう。
八重樫は病気を理由に希望高校から受験を拒否されていた。
それを慰めようとした参太朗だったが、逆に怒らせてしまう。
走って部屋を出ていった八重樫は発作を起こし、参太朗は遥華に叱責される。

やがて、八重樫の描いた絵を見た赤鼻は、それが「花火」だと思う。
八重樫が花火を見たがっているのだと考えた参太朗は、夜８時に窓から庭を見ろと告げた。
参太朗が花火を打ち上げると、八重樫はそこに近づいていき、煙にまかれて呼吸困難を起こしてしまう。

参太朗は絹（小林聡美）にまで注意され、遥華も院内学級の教師には向いてないと激怒。
だが、八重樫は絹に生まれて初めての花火に感動したと告げる。
実は八重樫が描いた絵は花火ではなかった。
彼は参太朗のことを変な奴と思いながらも興味を抱き始める。

絹からそのことを聞いた参太朗は花火職人のもとを訪れ、無理を承知で一発だけ打ち上げてくれと頼む。
すると、職人は参太朗の願いを快諾。どうやら、絹が手を回したらしい。

その夜、窓から花火を見た八重樫たちは感動する。

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