不毛地帯
[第15話]
02/11放送

石油開発に乗り出した壹岐(唐沢寿明)と兵頭(竹野内豊)は石油開発に乗り出した。
当初、壹岐たちは日本石油公社の元で入札に参加しようとしたが、東京商事の鮫島(遠藤憲一)の策略で、近畿商事、東京商事、五菱商事、五井物産の四社連合で入札することになる。さらに他社が30%の出資比率であるのに対して近畿商事だけ10%という不公平な内容だった。

日本石油公社総裁・貝塚の決定に激怒した壹岐は日本石油公社から脱退し、海外の石油開発会社と組むことを決める。そして米国石油会社・オリオン・オイル社と共に入札する道を選んだ。

クラブ『ル・ボア』に壹岐が行くと、紅子(天海祐希)がいた。
紅子がオリオン・オイル社のリーガン会長(チャールズ・グラバー)と面識があることを知ると、壹岐は紅子に仲介を頼む。

病気療養していた副社長・里井(岸部一徳)が復帰してきた。大門(原田芳雄)は里井に「石油開発の件」を相談する。すると里井は「日本石油公社グループから離脱して海外の会社と組むのは非常識」と反対する。もし失敗すれば、近畿商事は大損失を受けることになり、社長の座も危うくなると進言した。

紅子の仲介で、彼女の夫・黄乾臣(石橋蓮司)とリーガン会長が会うという席に同席するためジャカルタに向かった壹岐と兵頭。その席で、壹岐はオリオン・オイル社と手を組む約束を取り付ける。しかし問題はまだあった。100億円に及ぶ開発資金の確保だ。

壹岐たちは、社内の反対勢力を抑えるために極秘で動き始めた。壹岐たちは、財務本部長の武蔵稔(中原丈雄)、鉄鋼担当専務の堂本重人(浅沼晋平)をシンガポールに呼び、賛同を得る。里井の命令を受けて壹岐たちの動向を探っていた業務本部長の角田保(篠井英介)は、そうした動きを掴むことができずにいた。

帰国早々、壹岐は、アメリカ近畿商事時代の部下・海部要(梶原善)と、壹岐のアパートのメイドを務めていたハル江(吉行和子)の訪問を受ける。海部は出張で、ハル江はたまたま里帰りでともに帰国していたのだという。そこにやってきた角田は、わざわざ妻に作らせた和食を壹岐に届けにくる。壹岐は、礼を言ってそれを受け取った。

一方、壹岐と千里(小雪)の関係にあまり進展はみられなかった。この日も、千里からの電話で壹岐が口にした些細な一言から、二人の仲には小さな溝が入ったようだった。

近畿商事では経営会議が開かれた。議題は石油開発だ。日本石油公社を脱退してオリオン・オイルと組むことについて、壹岐と里井は激しい言い争いになった。里井は大きなリスクを口にするが、大門は「リスクのないところに利益も繁栄もない」と石油開発に取り組むことを決断した。

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キャスト
壹岐正 / 唐沢寿明(からさわとしあき)
1912年生まれ。陸軍大学校を首席で卒業したエリート軍人である。
第二次大戦中は、軍の最高統帥機関だった大本営の参謀として作戦立案をしていた。
終戦を受け入れない関東軍を説得するため、停戦命令書を携えて満州に向かう先でソ連軍に拘束された。
その後軍事裁判で強制労働25年の刑を宣告、シベリア極北の流刑地ラゾに送られた。
11年間に及ぶ強制労働に耐え昭和31年に帰国。
帰国後近畿商事に入社。
兵頭信一良 / 竹野内豊(たけのうちゆたか)
近畿商事東京支社鉄鋼部勤務。
陸軍士官学校の壹岐の後輩にあたる。
近畿商事の将来を世界的な視点でとらえている。
商社の世界に戸惑う壹岐の、良き理解者となる。
壹岐佳子 / 和久井映見(わくいえみ)
壹岐正の妻。
壹岐の陸軍大学校時代の担当教官であった坂野の娘である。
壹岐のシベリア抑留中は女手ひとつで二人の子供を育てた。
大阪府庁で働いている。
壹岐直子 / 多部未華子(たべみかこ)
壹岐の娘。
佳子の苦労を目の当たりにしてきたため、壹岐に二度と戦争には関わらないでほしい、と懇願した。
父の商社就職を心から喜んでいる。
川又伊佐雄 / 柳葉敏郎(やなぎばとしろう)
防衛庁の空将補で、噂によると次期空幕長らしい。
自衛隊のあり方に疑問を抱いているので、自分が空幕長になって、自衛隊を国民に認められるものに変えたいと考えている。
壹岐とは陸軍士官学校時代からの同期で、親友。壹岐がシベリアに抑留されている間は佳子に仕事を紹介するなど、壹岐家を支えた。

貝塚道生 / 段田安則(だんたやすのり)
防衛庁官房長。
警察出身の元内務省役員。鮫島と手を結び、防衛庁の次期主力戦闘機にグラント社のスーパードラゴンを採用するよう総理派に働きかけている。
芦田国雄 / 古田新太(ふるたあらた)
川又の部下。防衛部の防衛課計画班長。
小出とは防衛庁空幕時代の同僚である。
金と女に目がないが、気の弱い臆病な男。
谷川正治 / 橋爪功(はしづめいさお)
満州関東軍の幕僚。
壹岐ともどもシベリアに送還。
帰国後は、シベリア帰還者と遺族のための組織「朔風会」運営。
竹村勝 / 中丸新将(なかまるしんしょう)

秋津紀武 / 中村敦夫(なかむらあつお)
大陸鉄道司令官、中将。
壹岐とはシベリア抑留中にハバロフスクで再会した。
極東軍事裁判に、ソ連側の証人として出廷することを強要され、一度はそれを受け入れた。

秋津精輝 / 佐々木蔵之介(ささきくらのすけ)
秋津中将の息子で、千里の兄。
フィリピンで終戦を迎えた。多くの部下を死なせてしまったことに大きな責任を感じ、仏門に入って厳しい修業をしている。
秋津千里 / 小雪(こゆき)
大陸鉄道司令官・秋津中将の娘。
京都に住んでいる。夢は陶芸家である。
壹岐に「父の最期について話を聞かせてほしい」と手紙を送る。
亡き父の面影を感じさせる壹岐に心を惹かれる。
久松清蔵 / 伊東四朗(いとうしろう)
経済企画庁長官。
国防会議のメンバー。国防会議では防衛庁の次期主力戦闘機を決定する。
壹岐とは、戦時中に早期和平工作について議論しあった仲で、旧知の間柄である。
政界や官僚とのつながりがとても広い。
田原秀雄 / 阿部サダヲ(あべさだを)
毎朝新聞政治部記者。
現在は防衛庁の、次期主力戦闘機の機種決定に関連する問題を取材中。
ジャーナリスト魂にあふれる人間。
新聞記者ならではの情報で、鋭い視点で壹岐らに迫る。
浜中紅子 / 天海祐希(あまみゆうき)
クラブ「ル・ボア」経営者の娘。
店でピアノの弾き語りをしている。
情報通で、商社の人間とも交流が深い。
兵頭とは以前からの顔なじみ。
鮫島辰三 / 遠藤憲一(えんどうけんいち)
東京商事航空機部長。
「航空機の東京商事」という実績を築いた人物である。
防衛庁の次期主力戦闘機には、グラント社のスーパードラゴンを推している。
目的のためには手段を選ばない男で、別名「空のギャング」。

大門一三 / 原田芳雄(はらだよしお)
近畿商事代表取締役社長。
開拓精神旺盛で、大局を見極め大胆な施策を打ち出すトップらしさ溢れる人物。
近畿商事の国際化にあたって、壹岐の情報収集力や状況分析力に目をつけ、近畿商事で働かないかと誘う。
里井達也 / 岸部一徳(きしべいっとく)
近畿商事東京支社長。
鉄鋼や航空機を扱う東京支社のトップ。防衛庁の次期主力戦闘機受注を獲得するために、防衛庁の中枢と太いパイプを持つ壹岐を航空機部に異動させればよいと提案する。防衛庁の次期主力戦闘機にラッキード社のF104を推している。
松本晴彦 / 斉木しげる(さいきしげる)

小出宏 / 松重豊(まつしげゆたか)
近畿商事東京支社航空機部に勤務。
防衛庁の次期主力戦闘機受注のために、川又の部下である芦田に接触。
かつては防衛庁の防衛部調査課班長であったが、近畿商事に機密情報を漏らしたことが発覚しかけたのをきっかけに近畿商事に入社という過去を持つ。
自分を拾ってくれた近畿商事に恩義を感じて、実績を挙げようとしている。
海部要 / 梶原善(かじはらぜん)

塙四郎 / 袴田吉彦(はかまだよしひこ)


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