鍵のかかった部屋
[第2話]
榎本(大野智)が会田(中村獅童)を連れて芹沢(佐藤浩市)の事務所を訪れた。04/23放送
会田の甥・大樹が自室で練炭自殺。だが、会田は継父の高澤(高島政宏)が殺したと言う。
大樹が姉の美樹(福田麻由子)を残して自殺するはずがないというのだ。
事件当日、会田は高澤から呼び出されて家を訪ねたが、大樹は部屋から出てこなかった。
中から反応もなく、高澤はドリルでドアに穴を開け、そこから会田が工具を差しこんで鍵を開ける。
ドアや窓はビニールテープで目張りされ、ドアには鍵がかかっていた。
壁には「サヨナラ」と書いた紙が貼られ、天井からは何本もの紙テープ。
ベッドで寝ていた大樹の体内からは睡眠薬が検出されていた。
部屋は密室で、警察にも自殺と判断されていた。
だが、多額の遺産を狙った高澤が殺したのではないかと会田は疑っていた。
仮に高澤が犯人だとしても、鍵のかかった窓やドアの内側からどうやってテープを貼ったのか分からない。
その夜、美樹が段ボールを持って、榎本のもとを訪ねてきた。
段ボールには大樹の部屋の目張りに使われていたテープが入っていた。
翌日、榎本は大樹の部屋で、テープを貼って目張りを再現しようとする。
その時、テープをこすって帯電させておけば、静電気で張り付き、目張りが完成するとトリックを見破る。
さらに、榎本はアルミサッシにまで、目張りなどする必要がないことに気付いて考え込んだ。
すると、会田は事件当日、部屋で見つけたという紙テープを差し出す。
高澤が真っ先に処分したらしい。
さらに、純子は「ボイルシャルルの法則」と書かれた付箋を見つけた。
それを見た榎本は、密室の謎は解けたと言う。
そこに、高澤が帰宅し、会田は大樹を殺しただろうと追及。
だが、高澤はドアの鍵を開けたのは、会田だったはずだと言う。
すると、榎本は部屋には鍵は掛かっていなかったのだと言う。
エアコンで部屋の温度を上げ、気圧のせいでドアが開かなくなっていただけだというのだ。
目張りは気圧を逃さないためのものだった。
高澤は会田に部屋が密室だと思い込ませた上で、ドリルで穴を開ける。
そこから空気が入り、室内の気圧は通常に戻った。
ドアの鍵には紙テープが巻かれていたが、高澤はこれを外からドリルで回して施錠。
鍵のかかったドアを会田に開錠させたのだ。
密室の謎を破られた高澤は、うなだれるしかなかった。
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キャスト
榎本径 / 大野智(おおのさとし)大手警備会社・東京総合セキュリティに勤務している防犯オタク。
備品倉庫で日々セキュリティーの研究に没頭している。
とっつき難くどこか不気味で、一見近寄りがたい。
本人は意識していないものの、どこか人を小馬鹿にしたような態度。
青砥純子 / 戸田恵梨香(とだえりか)
美人で前向き、まっすぐな性格の女弁護士。
それゆえに時に突拍子も無い発言をしたり、周囲を巻き込んで迷惑をかけることも。
どこか憎めない可愛らしさを持つ。
芹沢豪 / 佐藤浩市(さとうこういち)
純子の上司で、「金にならない刑事事件は請け負わない」が信条のエリート弁護士。
企業法務が専門で、プライドが高く損得勘定で行動することも多い。
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