3年B組金八先生～2008第4話あらすじ完全版

3年B組金八先生～2008

[第4話]

01/31放送

受験勉強と同様、習い事のバレエに真剣に取り組んでいる順子（井本杏子）。一生懸命、レッスンに熱心に取り組んだ甲斐もあり、発表会で主役「シンデレラ」の座を射止めた。大会が間近に迫り、益々、練習に励む順子。順子と仲の良いみゆき（梶尾舞）や３年Ｂ組のクラスメイトも喜んでいた。

同じ頃、大将（亀井拓）は父親が病院に入院して、一人暮らしが始まっていた…でも、大将は大丈夫！金八（武田鉄矢）はそう思った。しかし、中学生がひとりで住むわけにはいかない――大将と金八は、母親の元に会いに行くことに。
金八は母親に、父親が入院中だけ家に戻るように言うが、母親は戻ることを拒む。大将も、男のもとに転がり込んだ母親の元には行きたくない――。当面は、一人で暮らそうと考えていた。

そんなある日、学校の階段を降りているとき、みゆきはバランスを崩し、そのはずみで順子と接触する。階段を落ちたのはみゆきではなく順子で、なんと、全治1ヶ月のケガを負ってしまったのだ。

仲の良いみゆきと順子は、互いに謝り許し合って済むが、後日、2人の両親がこのことで言い争いになる。そのことで、問題はこじれて、感情的になったこともあり、順子の両親は学校に対して訴訟を起こす。そして、みゆきの両親を相手に損害賠償請求をすると言い出す始末だ。
被害者と加害者――子供同士は仲良しで、お互いに許しあっているのに、なんでこんなことに――仲良しの2人は、対極の立場に立たされ苦しむ。

「みゆきと順子の様子がおかしいんです」クラスメイトも心配して、金八に相談に来るが…。

「私はどうすればいいの…」悩む、みゆき。
思い悩んだあげく、みゆきは順子が落ちた階段から飛び降りる…。
幸い、みゆきはアザをつくっただけで済んだが、順子は「自分のせいだ」と保健室でみゆきに謝る。そんな順子に、みゆきは「ごめんね。順子と同じように階段から落ちたけど、丈夫だから同じようにケガできなかったよ…」
2人は泣きあった…。

その日の夜、金八は2人の保護者を教室に呼び出した。

保護者達は顔を合わせると、やれ訴訟だ、何だ、と、自分達の主張で争いだす。子供たちの言うことを聞こうとしない。
それを見ていて、金八は保護者たちに子供たちの話をよく聞いてほしいと頭をさげる。
その声に、保護者たちはハッと過ちに気づくのだった。

翌日、順子の両親は訴訟を取り下げた…。

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