ライアーゲーム シーズン2
[第1話]
11/10放送

――2年前。
女子大生・神崎直(戸田恵梨香)のもとに、ある日突然、1億円が届けられ、それがきっかけで「ライアーゲーム」に参加することになった直。「ライアーゲーム」とは人を騙して大金を奪い合う恐ろしいゲームだ。結局、元天才詐欺師・秋山深一(松田翔太)に助けられるかたちで3回戦まで戦い抜き、「負債を0」にして引き分けでゲームを終了した。その後、深一は直の前から姿を消している…。あれから2年、直は普通の毎日を取り戻していた。

相変わらず人の事をすぐに信じてしまう「バカ」がつくほど正直者の直。しかし、彼女はそれで良いと思っていた。正直なのは良いことだから…。

直はゲームが終わったものだと思っていた。ところが、2年経った今、直の家に現金1億円が届いた。現金の入ったケースを見て呆然としていると、そこにライアーゲーム事務局員・谷村光男(渡辺いっけい)が現れ、ライアーゲーム4戦目への招待を告げる。

直は、すでに4戦目は戦わないことを決めていて、谷村に「棄権」すると言うが、「他のプレイヤーを見捨てるのか?」「君ならライアーゲームを変えられると思っている」「他のプレイアーを救えるのは君だけだ」と谷村に説得され、うまく丸め込まれるように、結局、ゲームへの参加を決めた。


その頃、他のプレイヤーにも事務局員が接触していた。謎の人物(菊地凛子)にも事務局員が接触する。

消息不明の深一にも事務局員のエリー(吉瀬美智子)が接触。一旦は棄権を表明するが、彼も4戦目の参加を決めた。

直は、第4ステージに向かう“送迎車”に1億円を持って乗り込んだ。そこ乗り合わせたのが謎の女性(菊地凛子)…。彼女は直を気にすることもなく本を読んでいたが、第1会場で直が降りるときに「またどこかで会いましょう。もしお互いに勝ち残っていたら…」と、直に優しく声をかける。直は「はい」と返事をして送迎車を降りた。

第一会場に集まったとき目の前に現れたのは初対面の西田勇一(荒川良々)、菊地翔(眞島秀和)、小坂妙子(広田レオナ)だった。直が呆然としていると、前回のゲームで一緒だった福永ユウジ(鈴木浩介)が声を掛けてくる。再会を喜ぶ福永と直。そこに深一も現れた。

いよいよ第4ステージ・第1会場のゲームが始まる。巨大モニターにディーラー“ソラリオ”が現れると、ルールを解説しはじまった。

・ゲームは団体戦
・太陽の国チーム(深一・福永・直)と月のチーム(西田・菊地・小坂)
・各チームで、先鋒・中堅・大将を決めて戦う
・1対1のゲームを3つ行ない、先に2勝したチームが勝ち。
・ゲームはチップを使って行い、1人1億5千万円ずつチップを貸し付けられる
・ゲーム終了後に1人1億円ずつ回収する(5千万円はプレイヤーへのボーナス)
・団体戦のため個人の損失はチーム全員で均等に負担する

先鋒のゲームは「24連装ロシアンルーレット」。24発弾の入る弾奏に両プレイヤーが3発ずつ弾を込めて交互に引き金を引き、発砲音が鳴ると被弾。被弾すると相手チームに5千万円を支払わなければならない。パスもできるが、パス毎にチップが必要で、5回続けてパスをするとディーラーが双方のチップを回収、ディーラーが引き金を引いてゲームが流れる。銃弾に込めた6発目が発砲されるまでゲームは続行される。また、試合中に各チームでタイムが1回だけ認められる。

ゲームのリハーサルには太陽の国チームから直が、月の国チームから西田が参加した。結果は直の負け。「何もヒントを得られなかった」と落ち込む直に、深一は「勝てる」と自信を見せた。

いよいよ福永と西田のゲームが始まった。福永は西田に心理戦を仕掛け、ゲームの主導権を握りチップを稼いでいく。9発目に西田が被弾すると月の国がタイムを要請した。

直と深一のところにやってきた福永は「勝てる」と自信満々だ。しかし、再びゲームが始まったとき、直は言葉を漏らした。

「このままでは、負ける」と…。

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11/10 第1話

キャスト
神崎直 / 戸田恵梨香(とだえりか)
正直(バカがつくほど)で人を信じやすくお人よしな大学生。
かなり気が弱く泣き虫だが、覚悟を決めると意外な行動力を発揮する。
母は直が幼いころに他界し、父は末期がん。
ライアーゲームに勝ち、ゲームから早く抜けようとしているが、なかなか抜けられない。
直独自のライアーゲーム必勝法は「全員が正直になれば全員が勝つことができる」。
秋山深一 / 松田翔太(まつだしょうた)
かつて自分の母を自殺へと追いやった巨大マルチを復讐のために破たんさせた元天才詐欺師。
詐欺師になる前は名門大学の普通の大学院生だった。
正直者だった母と重なるのか、直をほうっておくことができない。

冷静な判断力と大胆な策で、ライアーゲームの勝利はもちろん、LGT事務局の裏に隠された真実をも暴き出そうとする。

福永ユウジ / 鈴木浩介(すずきこうすけ)
ネイリスト。
直のことを馬鹿にしている。
人を騙すことに罪を感じていない。
シーズン2では同じチームとなる。
欲が深くお金に目がないため手段を選ばない。
谷村光男 / 渡辺いっけい(わたなべいっけい)
ライアーゲーム事務局員だが、警官。
直に「他のプレイヤーを救って欲しい」と訴えゲームへの参加を促す。
エリー / 吉瀬美智子(きちせみちこ)
ライアーゲーム事務局員。
秋山に「2年前に会ったのはゲームの主催者ではない」と言い再びゲームへの参加を促す。
葛城リョウ / 菊地凛子(きくちりんこ)
天才詐欺師、秋山の元同級生。
帝都大学心理学科の史上最年少教授である。
かつて秋山を破ったことのある唯一の存在らしい。

西田勇一 / 荒川良々(あらかわよしよし)

菊地翔 / 眞島秀和(ましまひでかず)

小坂妙子 / 広田レオナ(ひろたれおな)


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