まっすぐな男第1話あらすじ完全版

まっすぐな男

[第1話]

01/12放送

降りしきる雨の中、マンション建設の開発地に佇み、手紙を待つ男…。建設会社「フロンティア建設」に勤務する松嶋健一郎（佐藤隆太）は、再開発で取り壊されたアパートに住んでいたおばあちゃんとの約束を守るため、どしゃぶりの雨の中、郵便配達員を待っていた…。

彼は、まっすぐな男なのだ――！

――別の日。
健一郎は取引先のパーティに出席するために、同僚・志郎（田中圭）と一緒に会場へと出かけた。ところが健一郎は持っているはずのパーティ券がないことに気づく。どうやら落としたようなのだ。

何とかパーティ会場に入れた健一郎だったが、そこで「松嶋」を騙り会場に入り、食事を“ただ食い”している女性と出くわす。健一郎は、その栗田鳴海（深田恭子）という女を捕まえ、問い詰める。しかし当の鳴海は、「悪いことをした」とは、思っていないようだった。

さらに、「おなかが痛い！」と訴えた鳴海を健一郎は病院に連れて行くが、原因はただの「食べ過ぎ」だった。その上、「診察料が払えない」という鳴海のかわりに、健一郎は診察料まで支払う始末…。

別れ際に、健一郎は「反省して真面目に生きろ！」と言葉を投げかけ、お金のない鳴海に5000円を渡して立ち去る。

――翌日。
なんと健一郎の会社に鳴海が訪ねてくる。鳴海は健一郎を見ると、さらに「5000円を貸してほしい」と言った。はじめは拒否する健一郎だったが口が達者な鳴海に丸め込まれるように、さらに5000円を貸してしまう。そのうえ、鳴海に就職先を紹介する約束をしてしまう。

――その後。
健一郎がプロジェクトで仕事を依頼していた有名インテリアデザイナー・山口（津田寛治）がアシスタントを探しているという話を聞き、鳴海を紹介した。

ところが後日、「鳴海が山口の金を盗もうとして警察に連行された」という話を聞く。

突き出されたというのだ。健一郎は「鳴海に裏切られた」と怒りに震えた。

一方、鳴海は、元彼・矢部（渡部篤郎）に身元引受人になってもらって釈放されていた。鳴海は「お金を返したい人がいる」と言うと、矢部から1万円を借りる。鳴海は健一郎に1万円を返そうとおもったのだった。

鳴海は健一郎にお金を返すため、彼の会社を訪れた。しかし健一郎は鳴海のやった仕打ちを許せない。
ところがこの一件には裏があった。全ては、山口のでっち上げだったのだ！

実は、山口はアシスタントになった鳴海を襲おうとしたのだ。しかし鳴海が抵抗し、山口を突き飛ばしてしまう。すると、山口は鳴海に「泥棒」の濡れ衣を着せて警察に突き出したのだった…。

真相を知った健一郎は、そのことを山口に問いただす。すると山口はそれを認めたが、反省する様子もなかった。山口に対して健一郎は「あなたとは仕事ができない」とたんかを切ってしまう。

しかし、それが原因で健一郎はプロジェクトから外され、本社勤務から現場作業の仕事へと異動を命じられてしまった。

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