まっすぐな男第2話あらすじ完全版

まっすぐな男

[第2話]

01/19放送

健一郎（佐藤隆太）は、鳴海（深田恭子）に有名インテリアデザイナー・山口（津田寛治）のアシスタントの仕事を紹介する。しかし山口は鳴海に乱暴をしようとして、さらに抵抗した彼女に泥棒の濡れ衣を着せた。健一郎は山口のとった行動が許せず、そのせいで本社開発営業部から現場の仕事に飛ばされてしまう。

鳴海はあいかわらず、些細なことで健一郎を呼び出し、彼を困らせていた。

開発営業部の上司・山崎（宇梶剛士）は、なんとか健一郎を本社に戻してやりたいと考え、チャンスを作った。

山崎は、健一郎にマンション建設計画に反対する周辺住民を説得する仕事を任せる。辛い仕事だが、やり遂げれば開発営業部に戻れるよう上司に根回しをしているという。

「ぜひやらせてください」健一郎は山崎の気持ちに感激！　頑張ることを誓う。

その頃、鳴海のもとを国枝（波岡一喜）という男が訪ねて来ていた。国枝は鳴海の元彼。彼は大麻を栽培して逮捕され、つい先ほど刑務所を出たばかりだった。
驚いた鳴海は逃げ出すが、国枝は彼女を捕まえると、「俺と一緒になれ」と迫ってきた。

ある日、国枝が健一郎を訪ねてフロンティア建設に現れる。そして暴れだした。
実は鳴海が自分の身を守るために「密告は健一郎の入れ知恵だ」と国枝に話したのだ。
国枝は健一郎を鳴海の新しい彼氏だと思ったようなのだ。

健一郎は命の危険を感じるようになる。当の鳴海は「気をつけてね」とアッケラカン…。

後日、その一件を知った山崎が、知人の刑事に“国枝の身柄の確保”を頼むが、国枝は姿を隠してしまっていた。

国枝はマンション建設の説明会に出席することを掴む。すると国枝は典夫（渡部篤郎）のバーに現れて鳴海に伝言を残した。「また刑務所に入るかもしれない」と…。

一方、典夫から連絡を受けた鳴海は、マンション建設説明会の会場に駆けつけた。

近隣住民へのマンション建設説明会の日。説明会場で、健一郎は住民たちの反対の声を浴びていた。それでも健一郎は、誠意を持って対応しようとしていた。さらに、マンションが建つことによって住民の不利益になるようなことも公表。会場は騒然となるが、「迷惑に感じることもあるかもしれないが、ともに暮らすことで分かち合える喜びもたくさんあるはずだ」と訴え、「新しい家族を仲間として受け入れて欲しい」と深々と頭を下げた。

「私は、甘いことを言っているんでしょうか」健一郎は、逆に住民たちに問いかける。

そのときだ。それまで座って健一郎の話を聞いていた国枝が立ち上がり、健一郎に近づいた。健一郎にも、そばにいた鳴海にも緊張が走る。

「あんた甘いよ。けど、そういうのも悪くねぇな」国枝はそういうと、そのまま会場を出て行った…。

「マンション反対！」で始まった説明会だったが、最後には健一郎の誠実な姿勢に心打たれ、マンション建設は承諾されることになった。

こうして健一郎は、無事、開発営業部に戻ることができた。

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