臨場2第6話あらすじ完全版

臨場2

[第6話]

05/19放送

新たな検視補助官の永嶋（平山弘行）が赴任してきた。
そんな中、暴力団構成員の山辺武司（土平ドンペイ）が何者かに鈍器で撲殺される事件が発生。
後頭部だけでなく、背中にも殴られた痕があった。
組織犯罪対策四課の城野（北見敏之）は、対立する組の犯行と判断するが、倉石（内野聖陽）は違うと言う。

山辺には殴り倒された後に何度も棒状の鈍器で殴打された痕跡があった。
起き上がって反撃されるのを恐れるかのように何度も殴ったようで、素人の可能性が高いというのだ。
さらに、その鈍器の塗料と思われるものも室内から検出される。

倉石は現場に散乱していた被害者の眼鏡やガラス片を根こそぎ拾うよう命じる。

山辺には妻の明恵（冨樫真）がいた。
彼女は生活費も入れない山辺から逃げ、娘の恵美（荒川ちか）とともに兄の謙三（菊池均也）のもとに身を寄せていた。
明恵は再婚だったが、前夫・木崎（甲本雅裕）が刑務所から出所していると分かる。
木崎は明恵と結婚していた頃、言いがかりをつけてきた男を撲殺していた。

今は建設現場で働いている木崎だが、その現場から今回の犯行の凶器と思われる鉄パイプが発見される。
だが、倉石は木崎は山辺を殺した犯人ではないと断言。
塗料の痕跡の位置からして、木崎より身長の低い男の犯行だというのだ。
そんな倉石の見立てに反して、城野たちは木崎と明恵の共犯という前提で捜査を進める。

やがて、倉石は木崎のもとに出向いていき「建設現場で働いていることを知っているのは誰だ？」と聞く。

続いて、倉石は明恵のもとへ。
明恵は自分にはもう木崎に会う資格はないと言う。
倉石はそこで謙三の写真を見つけ、あることに気が付いた。

現場に散乱していた眼鏡のレンズには被害者のものに混じって、犯人のものもあった。
犯人は殺害中に眼鏡を落とし、それを誤って破壊していた。
そのレンズが自分のものであることを隠すため、被害者の眼鏡も破壊したのだ。

そして、その犯人とは…最近眼鏡を買い換えたばかりの謙三。
彼は明恵を苦しませ続ける木崎を殺し、さらに木崎に罪をかぶせようとしたのだった。

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