臨場2
[第9話]
06/09放送

ホテル従業員・高田(迫田孝也)の変死体が公園で発見された。
倉石(内野聖陽)の見立てによると、致命傷は転倒した際の後頭部打撲。
左右かかとに擦過傷があったことから、何者かに引きずられたようだった。
手には犯人のものらしきボタンが握られていて、立原(高嶋政伸)らは捜査を開始する。

公園で生活するホームレスの男、通称シオさん(斉藤洋介)が容疑者として浮上。
公園内を走り去ったという目撃談もあり、被害者の手に握られていたコートのボタンもシオさんのものだった。
だが、取り調べを受けたシオさんはただ笑うばかりで、名前すらも名乗ろうとしない。

そんな中、倉石はボタンのちぎれ方が不自然だと疑問を抱く。
被害者の爪には繊維痕がなく、ボタンも一番下のものだった。
高田がシオさんともみ合ってちぎったにしてはおかしいのだ。

高田の財布が発見された。
指紋が残されていたことを突きつけられると、シオさんは一転してになり、突き飛ばしてしまったという。
だが、倉石はもちろん、立原もシオさんが犯人であることには疑問を抱いていた。

シオさんの素性が明らかになり、五代刑事部長(益岡徹)のか大学の同級生だったと分かる。
五代はシオさんこと塩川に会い、だれかをかばっているのかと追及するが、否認される。
五代は立原に、知り合いだからと言って余計な感情はないから、と言って早期決着を命じた。

一方、倉石は独自に捜査を続け、塩川が赤い水玉の傘を大事にしていたことを知る。
さらにホームレスに扮して張り込みをしていた倉石に通勤途中の忍(原史奈)が「おはようございます」とあいさつをしてきた。
倉石は忍の張り込みをし、婚約者と結婚間近であることを知る。

その直後、塩川が急死した。死因は脳内出血。
取り調べ中、頭痛を訴えていたが、ただの風邪だろうと済ませていたのが不運を呼んだ。

倉石から塩川の死を告げられ忍は、初めは関係ないと言っていたが、全てを告白する。
高田は忍のかつての同僚だったが、事件当日、偶然再会し、迫られていた。
拒絶する忍ともみ合いになり、高田が転倒して頭を打ってしまったのだ。

それを目撃していたのが塩川。
彼はいつも自分にあいさつしてくれ、雨の日には傘まで貸してくれた忍をかばうことに。
高田の遺体を茂みに隠し、自らボタンをちぎって遺体の手に握らせたのだった。
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キャスト
倉石義男 / 内野聖陽(うちのまさあき)
警視庁刑事部鑑識課・検視官(警視)。検視・・・
立原真澄 / 高嶋政伸(たかしままさのぶ)
警視庁刑事部捜査一課・管理官(警視)倉石・・・
小坂留美 / 松下由樹(まつしたゆき)
警視庁刑事部鑑識課・検視補助官(巡査部長・・・
一ノ瀬和之 / 渡辺大(わたなべだい)
警視庁刑事部鑑識課・検視官心得(警部補)・・・
倉石雪絵 / 京野ことみ(きょうのことみ)
17年前に亡くなった、倉石の妻。
花園愛 / 金子さやか(かねこさやか)
全国紙『新日新聞』の女性記者。警視庁番の・・・

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