サラリーマン金太郎第9話あらすじ完全版

サラリーマン金太郎

[第9話]

12/05放送

ヤマト建設の乗っ取りが社内で噂となり、社員の間には動揺が走った。そんななか、メインバンク・東京中央銀行が三千億円もの貸付金の返済を要求してきた。それも3週間という短い期限を付けてだ。

さらに、会社を追放された旧大島社長（柴俊夫）が金太郎（永井大）たちの前に現れる。大島はこのゴタゴタに乗じてヤマトの債権を買い取り、復権しようとしていたのだ。

何とか大きな仕事を受注したいと考えた金太郎は、過去の計画書を調べる。すると大日本製鉄の遊休地300万坪の開発プランが目に留まった。これが決定すればヤマト建設には莫大な利益が入る。さらに調査すると、数年前から他の大手ゼネコンも触手を伸ばすものの、当の大日本製鉄側がまったく乗ってこないことがわかった。金太郎が大日本製鉄の社長・山下（長谷川初範）を訪ねて話を聞くと「開発計画には目玉が欲しい」と言われる。

「開発計画の目玉…」考える金太郎だったが、なかなかいい案が浮かばない。そんななか、偶然知り合った清本（京本政樹）という男が言ったヒントで、“首都移転計画”という壮大な計画を思いついた。

金太郎が熱心に説得したことで、都市開発部・和田（神保悟志）の協力も取り付ける。大和会長（宇津井健）や黒川社長（古谷一行）へのプレゼンテーションも終わり、「あとは大日本製鉄に乗り込むだけだ！」と意気込んでいた矢先、夕刊紙に「鷹司グループ立案に大日本製鉄合意!?」との見出しを発見する。

じつは一連の騒ぎを操っていたのは鷹司（細川茂樹）だった。鷹司を信じていた京子（青山倫子）から情報が漏れたのだ。

金太郎たちは失意のどん底に落ちる…。

一方、美鈴（井上和香）は店にやってきた大島が「これから矢島金太郎と会う」と言うのを聞き、一緒についていくことにしたが、大島は「金太郎の命を助けたければ言うことを聞け」と言って美鈴に迫ってきた。そこへ金太郎が飛び込んで美鈴は助かったが、その後、金太郎は大島の前に土下座をすると、「あんたの仕事を手伝わせてほしい」とお願いする。

驚いた大島はその場を去ろうとするが金太郎は執拗に食い下がる。その時、大島の側近が金太郎の脇腹を刃物で刺した。それでも諦めない金太郎だったが、ついに、その場に倒れこんでしまった。金太郎の周りにはおびただしい血が流れていた…。

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