それでも、生きてゆく
[第3話]
07/21放送

加害者宅に嫌がらせをしていたのは響子(大竹しのぶ)だった。興信所に高いお金を支払って頼んでいたのだ。耕平(田中圭)は気付いていたが、“母の生きがい”だと知り、見て見ぬふりをしていた…。

ある日、響子は街で双葉(満島ひかり)を見かける。双葉を“洋貴(瑛太)の彼女”だと思い込んでいた響子は声をかけた。響子に名前を聞かれた双葉は、とっさに嘘をついてしまう。

意気投合した2人はボーリングをする事に。そこで双葉は、娘を亡くした響子の深い悲しみに触れる。その後、2人は洋貴の釣り船店へと向かった。

双葉を帰らせた後、洋貴は響子に“嫌がらせの電話”の件を咎める。響子に「どっちの味方なの?」と言われた洋貴は「母の味方」と答え「こんなことを続けても仕方がない」「幸せになってほしい」と説得するが、響子は「亜季が死んだ時に母さんは死んだの」と言って店を飛び出してしまった。

双葉がバスを待っていると響子がやってきた。バスが車での間、双葉は響子からいろいろな話を聞く。響子の話を聞いた双葉は、洋貴に“響子が思い悩んでいること”を伝えに行った。

響子は、亜季が殺された日、丈の短い赤いスカートを亜季にせがまれてはかせていた。響子は、それが原因で“亜季が殺される前に性的暴力を受けたのではないか”と考え、“亜季が殺されたのは自分の責任”とずっと自分を責めていたのだった。

双葉と洋貴は弁護士さんに相談、当時、亜季の事件を取材していた記者から、供述調書を見せてもらえることになった。そして、事件の“真実”を響子に伝えた――亜季は殺される前に性的暴力など受けていなかった。「母さんは悪くなかったんだよ。自分が…」洋貴はそう言うと響子に頭を下げた。すると響子は「洋貴は悪くない」と。2人は涙を流した…。

洋貴と双葉は、事件当時、双葉が住んでいた家を訪ねる。しかし家は取り壊され空き地になっていた。

その頃、響子は双葉の家の前にいた。そこで響子は、双葉が着ていた“ゴリラのシャツ”を着て家を出る双葉の妹・灯里(福田麻由子)を目撃する。そして、そこに双葉の父・駿輔(時任三郎)が帰ってきた。

一方、三崎文哉(風間俊介)の周りでも異変が。文哉が住み込みで働く果樹園に、臼井紗歩(安藤サクラ)という女性が働きに来る。紗歩は文哉の過去を知っていた…。

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07/07 第1話

キャスト
深見洋貴 / 瑛太(えいた)
中学生の時、友人に7歳の妹を殺害された兄・・・
遠山(三崎)双葉 / 満島ひかり(みつしまひかり)
洋貴の妹を殺害した少年Aの妹。加害者家族・・・
雨宮健二(三崎文哉) / 風間俊介(かざましゅんすけ)
中学時代の洋貴の友人で、洋貴の妹を殺害し・・・
日垣耕平 / 田中圭(たなかけい)
洋貴の弟で、殺害された少女の兄。事件当時・・・
遠山(三崎)灯里 / 福田麻由子(ふくだまゆこ)
双葉・健二の妹で現在中学3年生。事件直後・・・
遠山(三崎)隆美 / 風吹ジュン(ふぶきじゅん)
加害者である健二と、双葉・灯里の母親。良・・・
野本(深見)響子 / 大竹しのぶ(おおたけしのぶ)
殺害された少女と洋貴、耕平の母親。夫の言・・・

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