それでも、生きてゆく
[第4話]
洋貴(瑛太)の母・響子(大竹しのぶ)は双葉(満島ひかり)の家の前にいた。そこで帰宅してきた双葉の父・駿輔(時任三郎)と出会う。響子は何も言わずに帰って行った。07/28放送
駿輔の家への嫌がらせは響子が行っていたことを知る遠山(三崎)一家。双葉の妹・灯里(福田麻由子)は、警察に通報して「捕まえてもらおう」と提案するが、双葉たちは「わたしたちは加害者家族だから」と制した。
ある日、元三崎家の敷地で洋貴と双葉は「日向夏」と見つける。洋貴はこれを「三崎文哉が置いたもの」と推測し、文哉が三崎家へのメッセージだと双葉に解いた。
その頃、文哉が働く農園にやってきた臼井紗歩(安藤サクラ)によって、文哉の心が乱されていた。文哉の過去を知っている紗歩が、文哉に対して興味を示し、いろいろと探り始めたのだ。
洋貴と響子は、双葉と三崎家について話をしていた。響子の話から、洋貴は文哉と三崎家との間に小さな疑問を感じる。
三崎家でも、深見と文哉についての話になっていた。その中で、双葉は母・隆美(風吹ジュン)の態度に違和感を覚える。灯里を必死に守ろうとしているように感じられるのだ。
その後、双葉と駿輔は、元三崎家に置かれていた「日向夏」の話や、深見家について話をする。駿輔は、過去に一度だけ文哉と会ったことを告白した。しかし、駿輔は家族を守るために文哉に声をかけずに帰宅したのだという…。
双葉が洋貴に会いに行き、洋貴が双葉を自宅近くに送って行った。双葉と別れた後、洋貴は駿輔と出会う。「御無沙汰しています」洋貴に頭を下げる駿輔。その後、2人は喫茶店で話をした。
「本来なら正式に謝罪すべきところなんですが…」という駿輔に、洋貴は「そういう事ではなくて、あなたが知っていること聞かせてほしい」と言った。
その後、2人は商店街を歩く、そこで洋貴は「文哉、殺してもいいですか?」と切り出す。「たぶん殺すときが来たら、たぶん殺すと思います。あなたが文哉を捜す気ないみたいだし…」と続けた。
帰宅した駿輔は、隆美たちに「文哉を探して、一緒に暮らそうと思う」と告げる。それを聞いた隆美は「この家に人殺しは入れません」と拒絶。「7歳の子供を、女の子を殺したの。何をするか分からないの」と逆上した。それでも「私たちが受け入れるしかないんだよ」という駿輔に、「無理」とキッパリ言う。そして「文哉はわたしたちの子じゃない」と暴露した。母・隆美の言葉を聞いた双葉は「…わたしは?」と尋ねるが、隆美は泣き崩れてしまう。
家を飛び出した双葉を駿輔が探しに来た。双葉は「わたしはお兄ちゃんと一緒だよ」と駿輔に呟く。「同じ夜を見た」と…。
その頃、文哉と紗歩は車に乗っていた。荷台にはスコップが…。
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キャスト
深見洋貴 / 瑛太(えいた)中学生の時、友人に7歳の妹を殺害された兄・・・
遠山(三崎)双葉 / 満島ひかり(みつしまひかり)
洋貴の妹を殺害した少年Aの妹。加害者家族・・・
雨宮健二(三崎文哉) / 風間俊介(かざましゅんすけ)
中学時代の洋貴の友人で、洋貴の妹を殺害し・・・
日垣耕平 / 田中圭(たなかけい)
洋貴の弟で、殺害された少女の兄。事件当時・・・
遠山(三崎)灯里 / 福田麻由子(ふくだまゆこ)
双葉・健二の妹で現在中学3年生。事件直後・・・
遠山(三崎)隆美 / 風吹ジュン(ふぶきじゅん)
加害者である健二と、双葉・灯里の母親。良・・・
野本(深見)響子 / 大竹しのぶ(おおたけしのぶ)
殺害された少女と洋貴、耕平の母親。夫の言・・・
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