それでも、生きてゆく
[第5話]
08/04放送

藤村五月(倉科カナ)は洋貴(瑛太)に、文哉(風間俊介)探しを申し出る。五月は文哉が医療少年院時代に担当だった看護師・東雪恵が行方不明になっていることを突き止め、消息を追う協力をする約束をした。

そこにやってきた双葉(満島ひかり)。五月は双葉と洋貴の関係が気になる様子。2人はそのまま釣り船屋『ふかみ』に泊まり、朝、五月は東京へと帰っていった。

洋貴の元に双葉の父・駿輔(時任三郎)がやってきた。双葉を迎えに来たと同時に、文哉を引き取り“親の責任”として一緒に暮らそうと考えている事を洋貴に伝えに来たのだ。さらに、洋貴の母・響子(大竹しのぶ)への正式な謝罪を願い出る。

洋貴は文哉が医療少年院時代に書いた“湖に浮かぶ少女”の絵を駿輔に見せる。その絵を見た駿輔は衝撃を受ける。駿輔と双葉のやりとりから、文哉と双葉が今の夫婦の子供ではないことを知る。

その頃、文哉は自分の過去を知り、怪しく付きまとう紗歩(安藤サクラ)を車に誘い、夜の森を奥へと走らせていた。「翌朝は朝早く
起きなければならない」という紗歩に文哉は「明日が来ると思っているのか」と尋ねた。文哉は自分が文哉ではなく「健二」だと確認させると、闇の中を農場へと戻って行った。

ある日、洋貴と五月は、文哉がいた医療少年院を訪ねる。そこで看護師に当時の文哉の話や東雪恵の話を聞いた。五月は洋貴に“双葉”が写っている写真を手渡すと、「どうして妹さんを殺した犯人の家族なんかと一緒にいるんですか?」と尋ねた。

洋貴が釣り船屋『ふかみ』に戻り、転寝をしているとそこに双葉がやってくる。双葉はゴミ箱に捨ててある封筒と“写真”を見てしまう。双葉は「わたしはもうじゅうぶんです」とメモを残して釣り船屋『ふかみ』を出た。


響子(大竹しのぶ)が家から姿を消した。弟から連絡を受けて駆けつけた洋貴に、は怒りをぶつける。耕平(田中圭)は怒りをぶつける。警察に捜索願を出そうとしたとき、響子が帰ってきた。

響子は、娘・亜季(信太真妃)が殺された日の足取りを、自分も一緒に歩いていたのだという。亜季が下校した学校、亜季が通った道、亜季が声をかけられた湖、そして…。湖のほとりで響子は眠ってしまい、そこで、少年の文哉が出てくる夢を見たという。

文哉を見たとき、響子は「この子と私、同じ人間だって。人、やめてしまった人だって」と感じ、このままでは亜紀に嫌われてしまうと感じたと言う。

響子は、事件と向き合い、文哉と会うことを決める。こうして響子は日垣家を出て洋貴(瑛太)と暮らす事に。そこに双葉の義母・隆美(風吹ジュン)が訪ねて来た…。

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07/14 第2話


07/07 第1話

キャスト
深見洋貴 / 瑛太(えいた)
中学生の時、友人に7歳の妹を殺害された兄・・・
遠山(三崎)双葉 / 満島ひかり(みつしまひかり)
洋貴の妹を殺害した少年Aの妹。加害者家族・・・
雨宮健二(三崎文哉) / 風間俊介(かざましゅんすけ)
中学時代の洋貴の友人で、洋貴の妹を殺害し・・・
日垣耕平 / 田中圭(たなかけい)
洋貴の弟で、殺害された少女の兄。事件当時・・・
遠山(三崎)灯里 / 福田麻由子(ふくだまゆこ)
双葉・健二の妹で現在中学3年生。事件直後・・・
遠山(三崎)隆美 / 風吹ジュン(ふぶきじゅん)
加害者である健二と、双葉・灯里の母親。良・・・
野本(深見)響子 / 大竹しのぶ(おおたけしのぶ)
殺害された少女と洋貴、耕平の母親。夫の言・・・

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