SPEC(スペック)翔第10話あらすじ完全版

SPEC(スペック)翔

[第10話]

12/17放送

降り始めた雪を体に浴びたニノマエ（神木隆之介）が苦しみ出す。
雪は当麻（戸田恵梨香）が人工的に降らせたもので、毒が仕込まれていたのだ。
時間の速度が通常の数万倍のニノマエは、当麻たちより早く毒されていた。
だが、瀬文（加瀬亮）も毒にやられ、目が見えなくなってしまう。

当麻は苦しむニノマエの首筋にアザを発見。
それを見て、当麻はニノマエが自分の弟の陽太だと気付く。

そこに、地居（城田優）が現れた。
ニノマエが当麻のことを、自分の親を殺した爆弾魔だと恨んでいるのは地居がニノマエの記憶を書き換えたからだという。
自分にはその能力があるという地居は、当麻や瀬文（加瀬亮）の記憶を書き換えた。

そこに馬場（岡田浩暉）たちが駆けつけ、当麻と瀬文は病院に運ばれた。

瀬文は毒を浴びて、重傷を負っていた。当麻（戸田恵梨香）は長い髪に守られて軽傷で済む。
ニノマエも一命は取り留めたものの、意識不明の状態だった。

見舞いに来た美鈴（福田沙紀）は瀬文の介抱をし、事件の光景をイメージする。
それを見た美鈴は当麻に、ニノマエは弟だったのかと尋ねた。
だが、地居によって、記憶を書き換えられた当麻は、弟は7年前に死んだと答える。

地居は秘密結社の面々と話していた。地居の正体は津田助広。
全ての発端は、地居がニノマエを倒すために始めたゲームだった。
そのために当麻を利用しようとしたが、彼女を好きになってしまったのだ。

その頃、ニノマエがついに息を引き取る。
一方、当麻は半紙にキーワードを書き付け、事件の真相にたどり着いた。

当麻は地居を呼び出し、自分たちは一度も交際などしていないと告げる。
地居は単なるストーカーで、二人が恋人同士だったと、当麻の記憶を書き換えていたのだ。

当麻は地居に銃を突きつけるが、反撃されてしまう。
地居は当麻を殺して、全ての目撃者の記憶を書き換えると告げた。

するとそこに、瀬文と美鈴が現れた。
事件のイメージを読み取った美鈴は、瀬文に本当の記憶を教えて上げたのだ。
瀬文が引き金に手を掛け、身の見えない彼に代わって、美鈴が銃口を地居に向ける。

だが、瀬文が突然血を吐いて倒れる。
地居の仲間たちが建物の周囲にいて、そのスペックによって瀬文に攻撃を加え始めたのだ。

地居に銃を向けられた瀬文は奥歯を吐き出し、それが地居の額に突き刺さる。
その隙に当麻から銃を向けられた地居は、彼女に向けて発砲。

だが、地居の撃った銃弾は自らの体に命中し、絶命した。
ニノマエはまだ生きていたのだろうか──。当麻は不敵な表情を見せる。

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