チーム･バチスタSP2011第1話あらすじ完全版

チーム･バチスタSP2011

[第1話]

04/06放送

る日、空港でキャビンアテンダントの杉山沙希（田畑智子）が突然倒れて意識不明になった。
東城大学医大救命救急センターに搬送以来の連絡が入るが、手いっぱいなため、最初は受け入れを拒否するものの、救命救急センター部長・速水（西島秀俊）が強引に受け入れを決めてしまう。

沙希が搬送されると、心療内科特別愁訴外来医の田口（伊藤淳史）も呼ばれた。
２年程前、沙希が心療内科特別愁訴外来を受診した記録が残っていたからだった。

そこに突然、白鳥が現れる！

厚生労働省が抜き打ち監査に来ているそうで、今回は救命救急センターの抜き打ち監査に来たという…。

救命救急センターの速水は「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれていた。ジェネラル・ルージュとは「血まみれの将軍」と言う意味。いつもアメをなめている変わり者（？）だが、腕は一流だ。

救命救急センターは、速水がどんどん患者を受け入れてしまうので、常にパンク寸前。激務に追われる医師の中には、速水に不満を持っている者も少なくないようだった。

沙耶は検査をするものの、原因が見つからなかった。
どうも心的なものが影響しているようだ。その原因は…どうも元カレにあるらしい。

退院の日の夜も、元カレと結婚した新婦が妊娠していることを知った途端、再び失神してしまう。そこで心療内科医の田口がこのチームに入ることになった。

田口は沙希の同僚から、「沙希は最近ダイエットをしている」と聞いた。
さらに沙希の母親が胃がんで他界していることから、沙希が「胃がん」にかかっている可能性を示唆する。

沙希と面談した田口は「なんでも話してください」と言うが、沙希は「大丈夫ですから」と微笑むばかり…。

そんなある日、沙希が自殺未遂を起こす。田口は必死で止めた。
そのとき、速水は沙希の胸にアザを見つける。
「以前、自殺しようとしたことがあったのか？」と速水がたずねた。
しかし沙希は「いいえ」と答える…。

…でも速水は何かに気づいたようだった。

その後、沙希は胃がんの検査のため胃カメラを飲むことに。
ところがカメラをのどに入れたとたん、心停止してしまった。
速水が蘇生を行い、命を取り留める。

白鳥は、沙希の胸のアザを見て、「そういうことか」とつぶやいた。
速水は気づいていた。沙希が胃カメラを飲めば心停止することを…。

沙希は、昔、自殺を試みたことがあった。
元彼と別れた後、沙希は首吊り自殺を図るが、ひもが切れて助かったのだ。

しかし、そのときのクビの圧迫で静脈瘤を起こしていたのだ。
動脈瘤は年々大きくなり、神経を圧迫して、心停止や失神を起こしたのだった。
速水は沙希にそんな危険があるのを承知で、胃カメラを飲ませることにした。
これは大変に危険な行為だ。

白鳥は速水をとがめるが、速水は意に介していないようだった。
沙希は死ななかった。意識も戻った。「結果が良ければそれでいい」そういう考えのようだ。

一方、白鳥は、病院内に出入りする医療代理店のメディカル・アソート社が気になるようだった…。

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