チーム･バチスタSP2011第11話あらすじ完全版

チーム･バチスタSP2011

[第11話]

06/15放送

佐々木(堀部圭亮)と速水(西島秀俊)が救急車で搬送されてきた。しかし、佐々木は死亡してしまう。2人を発見したスケボーをしていた若者の話では、そのとき2人とも倒れていたらしい。白鳥(仲村トオル)と田口(伊藤淳史)は速水に呼びかける。速水は目を覚ますと、「佐々木を殺したのは俺かもしれない」と言うのだが、その後、痙攣を起こしてしまう。意識障害も起こるが原因は分からない。
白鳥は「白鳥が佐々木を殺したのではないか」というが、美和は「寺内が殺害された時間に、速水はMRIにいた」と証言する。

速水はまた何かを思い出していた。それは「俺が寺内さんを殺した」佐々木から告白されたことだった。佐々木は自分も死ぬはずだったが怖くてできずに、速水に殺してくれと頼んだが、結局、速水はそれをすることなく、病のために痙攣して倒れてしまったのだ。

同じ頃、救急搬送されてきたのは、白鳥たちに情報を教えてくれたクラブの彩子ママだった。彩子ママは「この病院だけは嫌だ」と激しく入院を拒否する。田口が「すぐに転院できるよう手続きをとりますから」となだめると、少し落ち着いた様子だった。そのとき彩子は、白鳥が入院していることを知る。彩子は白鳥を憎んでいた。

意識が戻った速水は、白鳥と田口に、寺内を殺した犯人は佐々木ではなく犯人はほかにいると告げる。検査の結果、速水の病気は悪性リンパ腫だと判明する。脳に転移まで転移している状態だった。

彩子が速水を憎んでいたのは、大勢の死傷者が出た事故で彩子の子供が搬送された際、救われなかったからだった。彩子の子供のベッドにはブラックカードが置かれたのだ。ブラックカードが置かれた子供は手遅れということで治療が受けられなかった。ブラックカードを置いたのが速水だったのだ。一方、その事故で救われたのが…和泉（加藤あい）だった。病室で速水、和泉、田口と当時の話をした彩子は、心のわだかまりが解けて、速水を許せる気持ちになる。そして、別の病院に転院していった。

「次は自分が速水を助ける番」と、和泉は田口の前で張り切ってみせた。和泉は速水を疑う白鳥が嫌いらしい。そんな和泉に、「一番速水先生を信じたいと思っているのは白鳥さんなんじゃないかな」と言葉をかける田口だった。

一方、佐々木が殺されたときのアリバイを聞かれ「仮眠室にいた」と答える美和。美和には寺内が殺害されたときにもアリバイがなかった。そんななか、速水の行方がわからなくなったという知らせが！「今のあいつが行く場所はひとつしかない」という白鳥は田口を連れて出かける。

白鳥と田口が佐々木と一緒にいた場所に到着すると、そこに速水が倒れていた。速水は佐々木が言った言葉を思い出したようだった…。

病院で意識を取り戻した速水は、佐々木を殺したのは俺だと言うが、誰かをかばっているようだった。

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