矢口真里が第二のゆうこりん化!? タレント業よりも飲食業に夢中!?

モーニング娘｡の第3代リーダーとして同グループを牽引したが3ヶ月も経たぬ内に俳優･小栗旬との交際が報じられ緊急脱退､その後はバラエティータレントとしてモー娘メンバーの中でも1･2の成功を修めている矢口真里｡

かつては劇団ひとりと共に冠番組､テレビ朝日系『やぐちひとり』のMCを務め､現在はテレビ東京系『世界を変える100人の日本人』やTBS系『あいまいナ!』のMCを担当｡
フジテレビ系『クイズ!ヘキサゴン2』にも準レギュラーとして時折出演するなど､タレント業は充実しているようにも思える｡

そんな状況下で､2010年3月にOPENしたのが､矢口真里完全プロデュースによる｢しゃぶしゃぶ温野菜｣六本木店｡
東京ミッドタウンのほぼ真正面に建つビルの2F･3Fに入居する同店は､内装からメニューまで､全て矢口真里が手がけたもの｡

元々､全国展開する｢しゃぶしゃぶ温野菜｣のファンだったという矢口真里が､週に1･2回は通っていた中で､自ら考案した｢おいしい温野菜の食べ方｣を実際にメニューに落としこんで､その他全てのプロデュースに携わり生まれたのが､六本木店｡

『日刊ゲンダイ』によると､当初矢口真里は､
｢こんなに自由にさせてもらっちゃっていいんですか?｣
と心配になるほど､自分が思うままにメニューやらインテリアやらを決めていったそうだが､
｢今年3月のオープンから､夏場の現在まで売り上げは好調です｡当店を頻繁にご利用いただいていた矢口さんのアドバイスは的確で､マーケティング能力も非常に高いと思います｣(温野菜事業本部:日刊ゲンダイ)
とのことで､しっかりと実績もあげているようだ｡

矢口真里のお薦めは､前菜にはじゃがから､メインの肉は黒毛和牛｡黒毛和牛はポン酢だけでなく､フォアグラごまだれで頂くのがイチオシ｡
また､黒毛和牛はしゃぶ寿司にするのもお薦めとのことで､しゃりを黒毛和牛で包んで食べるのがイイという｡
そして〆は土鍋のとりそば｡デザートに雪ichigoを召し上がるのが｢矢口流温野菜の楽しみ方｣である｡

予算はおよそ1人前2500円～3000円とさほど高額ではない｡先程紹介した矢口真里お薦めコースも､およそ同額で堪能することが出来る｡

また､店内には矢口真里の写真やサインは一切無いとのことで､これは､
｢タレントが手がけた店だからというのではなく､『温野菜』がおいしいから行こうと思って欲しいので｣(同)
という矢口真里本人の意向に因るものだそう｡

女性バラエティータレントで飲食業に力を入れている者といえば､全国17店舗を展開している｢焼肉小倉優子｣をプロデュースする小倉優子が挙げられる｡
｢焼肉小倉優子｣のウリは､メニュー135種類を大人なら2999円で食べ放題｡
本職のタレント業は"こりん星"キャラが崩壊し迷走中の小倉優子も､飲食業は大当たり｡今や後者の方が良い収入源になっているのでは､と思われるほど｡

お肉のメニュー一つ一つに○○りんこと"ゆうこりん色"全開の小倉優子に対し､あくまで温野菜を大切にし過度な関与は避けている矢口真里｡

現在は小倉優子の方が一枚も二枚も上手だが､今後タレント業の保険として矢口真里も飲食業に力を入れていく可能性もありそうだ｡

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