江〜姫たちの戦国〜
[第2話]
01/16放送

天正7(1579)年。
市(鈴木保奈美)は3人の娘とともに北近江を離れ、伯父・織田信包(小林隆)のいる伊勢上野城で暮らしていた。
そんなある日、信長(豊川悦司)から安土城への招待状が届いた。
そこで信長と初めて会った江(上野樹里)は、その魅力に圧倒される。

だが、そこに現れた秀吉(岸谷五朗)が市に、長政(時任三郎)を切腹させたことを詫びる。
それを聞いた江は、信長が父を死に追いやった当人だと知ってしまった。

江は信長に、なぜ実の妹の夫を死に追いやったのかと追及。
信長はそれが戦というものだと言う。
江はどんな理由があろうとも、父をあやめたことは許せないと言い放つ。

信長が江に槍を突き出し、男に生まれればいい武将になっただろうと言う。
すると、ふすまが開いて、茶々(宮沢りえ)が懐剣を向ける。
そこに市が入ってきて、信長を制止し、事なきを得た。

信長は戦とは所詮、男にしか分からないものだと市に言う。
その言葉に対して、市は女には女の戦いがあると言うのだった。
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キャスト
江 / 上野樹里(うえのじゅり)
浅井三姉妹の三女。天真爛漫で好奇心旺盛な性格。
三度目の結婚でのちに二代将軍となる徳川秀忠のもとへ嫁ぐと、
年下の夫を支えて夫婦二人三脚で太平の世を築いていく。
茶々 / 宮沢りえ(みやざわりえ)
浅井三姉妹の長女。妹思いで優しく物静かだが、母・市に似て、時に周囲を驚かす気性の激しさを秘めている。
天下人・豊臣秀吉の長男・秀頼を生んだ。
秀吉の死後、徳川家と敵対して苦境に立たされる。


初 / 水川あさみ(みずかわあさみ)
浅井三姉妹の次女。江とはことあるごとに喧嘩ばかり。
涙もろく感激屋で、惚れっぽい性格。
名門・京極家の京極高次と結婚。
大阪の陣では姉・淀と妹・江のために和平交渉に奔走する。

佐治一成 / 平岳大(ひらたけひろ)
織田信雄の家臣で尾張・大野城の城主。
江の最初の夫となる人物。母は信長の妹・犬で、江ら三姉妹の従兄弟。
代々知多半島を領地として持ち、伊勢の海で随一の水軍を率いている。
羽柴秀吉 / 岸谷五朗(きしたにごろう)
農民から関白へと上り詰め、日本統一を成し遂げた人物。
信長を崇拝している人たらしの天才。
秀吉の野望が江たち三姉妹の生涯に大きな試練をもたらす。
おね / 大竹しのぶ(おおたけしのぶ)
秀吉の正室。女好きの秀吉にいつもあきれているが、陰ながら支えている。
市を失った三姉妹を母のように温かく迎える。
父の仇である秀吉が嫌いな江も、おねには好意を抱いている。
徳川家康 / 北大路欣也(きたおおじきんや)
信長、秀吉と並ぶ戦国時代の英傑。
後に征夷大将軍となり、徳川幕府の礎を築いた。
信長の時代から秀吉亡き後まで、浅井三姉妹の生涯に深く関わる。

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