ホタルノヒカリ
[第7話]
08/22放送

マコト(加藤和樹)とのデートでキスまで進んだ蛍(綾瀬はるか)だったが、自宅での生活はまったく変わらないどころか、干物ぶりがますます増すばかり。

一方、部長(藤木直人)は、同僚の二ツ木(安田顕)から「お前と蛍が一緒に住んでいるところを目撃した」と告げられる。
「事業部のみんなはお前を尊敬しているんだぞ」「手島(加藤和樹)が可哀想じゃないか…」と言われるが、「蛍はただの同居人だから、蛍のためにお前の胸だけにしまっておいてくれ」と部長は二ツ木に頭を下げるのだった。

出張から戻る土曜日にデートの約束をした蛍は、お泊りを実現させるためにダイエット計画を立てるが一向に進まない。
「本当に変わる気があるのか!?」と部長に怒られても「明日から頑張ります!」とまったく実行に移そうしない。

やっとやる気を出してマラソンに飛び出すが、その後にドシャブリが降り、部長は傘を持って蛍を探しに出る。しかし、コンビニで時間を潰している蛍をなかなか見つけられず、仕舞いには風邪を引いて寝込んでしまう。

「雨の中、私を探し回ってくれたせいですね…」責任を感じて看病をする蛍。しかし、「蛍のことを考えるなら同居は辞めろ!」という二ツ木の言葉が引っかかり蛍を突き放すが、「部長はもっと人に甘えた方がいいですよ」「私にとって大切な同居人です」いつものように、蛍は明るく接してくる。

翌日、部長の妻・深雪が突然訪ねてくる。「こんなに部屋が汚れているなんて、いったいどうしたの? どういう子なの?」と、深雪は部長を心配するが「いつも一生懸命頑張っている子なんだ」「家が散らかっているのは外で頑張っている証拠なんだ」「どこかで思い切り息抜きをしないとダメなんだ…」と部長は蛍をかばうのだった。

深雪が帰った後、「なぜ、まだ愛していると自分の気持ちを言わないの!」と蛍は部長に詰め寄る。部長は正式に深雪と離婚したことを蛍に告げ「愛しているだけでは乗り越えられないこともある」と話す。
「部長が乗り越えようとしなかっただけじゃないんですか」と蛍がぶつけると、「僕と君は上司と部下で、ただの同居人というだけなんだ…」と突き放す。
それなら、なぜ奥さんの前で私をかばうような事を言ったのか、部長は私のことを一番よくわかっているじゃないですかと部長に詰め寄る。

「ああ、わかっているよ!」

家ではジャージ姿はこれからもずっとジャージ姿だろうし、それは彼氏ができても変わらない。外で仕事を頑張れば頑張るほど干物生活は必要不可欠なものになるだろう。部長はしっかりと蛍のことを理解していた。でも、それをわかって貰いたい人は他にいるだろう? 部長は蛍に話すのだった。

本当に好きなら、乗り越えられるはず…。

部長に見送られ、マコトの部屋へと急ぐ蛍。向かう途中で「愛していても乗り越えられないことがあると聞きました。私はマコトさんのことをもっと知りたいし、マコトさんにも私のことをもっと知ってほしい。もし、乗り越えられないと思ったら、言ってね。私、頑張るからね!」と、マコトにメールを打つ。

2人ならきっと――。

マコトの部屋で抱きしめられながら、まずは、私の贅肉問題を乗り越えて欲しいと願う蛍であった。

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07/11 第1話

キャスト
雨宮蛍 / 綾瀬はるか(あやせはるか)
SWビルドコーポレーションインテリア事業・・・
高野誠一 / 藤木直人(ふじきなおひと)
蛍の会社の上司。仕事は出来るしクールでセ・・・
手嶋マコト / 加藤和樹(かとうかずき)
ロンドン研修から戻ってきた才能溢れる若手・・・
三枝優華 / 国仲涼子(くになかりょうこ)
帰国子女で仕事は抜群にできる。持ち前の爽・・・
神宮司要 / 武田真治(たけだしんじ)
企業ディレクター30歳。仕事はできるし、・・・
山田早智子 / 板谷由夏(いたやゆか)
曽野美奈子 / 浅見れいな(あさみれいな)

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