ホタルノヒカリ
[第10話]
09/12放送

部長(藤木直人)との同居を解消し引越しも完了してマコト(加藤和樹)と暮らし始める蛍(綾瀬はるか)。
大好きな人との幸せな生活がスタートするはずだったが、マコトのためにガンバってしまう蛍は、気が休まる場所がない。
夕食のために手作りのカレーを作って待っている蛍に、「無理しなくていいよ」と、マコトも声をかけてくれるのだが…。

蛍の仕事も順調で、チーフを任されてますます忙しい日々を送る。
そんなある日、蛍はお財布を忘れて出勤してしまう。昼は山田姐(板谷由夏)さんにご馳走してもらい、夜はたまたまコンビニで一緒になった部長にお金を借りて買い物をするが、そのことをマコトに告げると、マコトは顔を曇らせて「まだ、部長との同居のことを乗り越えていない」と言い、ふたりはギクシャクとする。

何とかがんばろう、何とか乗り越えて2人で暮らそうとがんばる蛍だが、それが一層生活を辛いものとする。
ドアに鍵を鎖してマコトが先に仕事から帰っているとわかると「帰ってきているんだ…」と思わず溜息が出てしまうし、ユニットバス・ルームが唯一の息抜きの場になってしまう。

仕事では、チーフを任されているプロジェクトのパンフレットに部長からダメ出しがでる。
「キャッチコピーを考えるように」と言われて、部長に携帯であれこれアイデアを出しまくるが、部長からはいい返事が返ってこない。
ふと、「部長とこうやって携帯電話で話すのは初めてですね」と切り出す蛍。「部長とはいつも縁側で話していたから…」一緒に生活をしていた頃を懐かしく思い出す蛍を、部長は「仕事の話でなければ電話を切るように」と、さり気なく突き放すのだった。

しかし、なかなかキャッチコピーが出来ない蛍のために、「猫の散歩だ」と言って部長が会社に来てくれた。
蛍がいろいろ考えたキャッチコピーの中から、マコトのことを考えて作ったキャッチコピーを部長は選んだ。

パンフも無事完成した。「昨日はずいぶん遅くまで残業していたね」というマコトの言葉に、蛍は嘘をついてしまう。「優華(国仲涼子)さんが手伝いに来てくれた…」と。
しかし、嘘はあっさりとばれてしまう。マコトが部長のことを気にするなら、もう電話でも部長と話をするのは辞めようと、蛍は部長の携帯番号を消去する。

仕事でも家でも一生懸命がんばる蛍を見るのが辛いマコトは、好きだからこそ、別れることを選択する。

「もう、終わりにしよう――」

先に仕事に出かけたマコトを屋上に呼び出す蛍。マコトが好きで、楽しく生活できるようにがんばっていきたい、と、マコトに訴える。マコトは、蛍に必要なのは僕ではなくて部長で、君はそれに気づいていないだけだと言う。
「乗り越えられなくてゴメン!」とマコトは去っていく。
ひと夏の恋に終わらせてしまった蛍は、ひとり暮らしを始める。

ひと夏の恋が終わって一年――。また夏がやってきた。

縁側のあるいつもの部長の家。「区画整備で家がなくなる」というのは、蛍の背中を押すための嘘だったのだ。

部長が家へ帰ると、蛍が縁側に座っている。
「何をしに来た!」という部長に、
「縁側はどうしているかなって」
「部長と会いたいな…って」

蛍にビールを手渡し、縁側に座らせる部長。

「君の座る場所はそこだ」
「お帰り。待っていたよ」

いつもの場所に座り、新しい2人暮らしの条約を、楽しそうに決めるのだった……。

09/12 第10話


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07/11 第1話

キャスト
雨宮蛍 / 綾瀬はるか(あやせはるか)
SWビルドコーポレーションインテリア事業・・・
高野誠一 / 藤木直人(ふじきなおひと)
蛍の会社の上司。仕事は出来るしクールでセ・・・
手嶋マコト / 加藤和樹(かとうかずき)
ロンドン研修から戻ってきた才能溢れる若手・・・
三枝優華 / 国仲涼子(くになかりょうこ)
帰国子女で仕事は抜群にできる。持ち前の爽・・・
神宮司要 / 武田真治(たけだしんじ)
企業ディレクター30歳。仕事はできるし、・・・
山田早智子 / 板谷由夏(いたやゆか)
曽野美奈子 / 浅見れいな(あさみれいな)

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