ホタルノヒカリ第1話あらすじ完全版

ホタルノヒカリ

[第1話]

07/11放送

雨宮蛍（綾瀬はるか）はSWビルドコーポレーションインテリア事業部に勤めるOLだ。仕事をそつ無くこなし、一見してできる女である彼女、しかしその実態は・・・。
仕事が終われば真っ直ぐ家に帰り、ジャージ姿にちょんまげ頭、つまみ片手にビールを一気飲み、恋をするより家で寝てたいが口癖の「干物女」であった。

同じ頃、事業部の部長である高野（藤木直人）は妻と別居生活に追いこまれ、住む所も無い状態に。仕方なく実家に戻ってきた高野が見たものは・・・、荒れた部屋、そして干物女、高野の実家には蛍が住んでいたのだ。
蛍は居酒屋で知り合ったおじさんに格安でこの家を借りていた、そのおじさんこそ高野の父だったのである。

仕方なく同居生活を余儀なくされた2人、しかし潔癖に近い高野はどうしても蛍の生活が理解できない。嫌がらせだと思いこむ高野は蛍に「1週間で出て行け」と命令する。

一方、インテリア事業部にはイケメンデザイナーの手嶋マコト（加藤和樹）が海外から戻ってくることになっていた。海外のコンテストで賞をとるほどの才能あふれる彼に女性社員は全員目をギラつかせている。しかし蛍と言えば、恋愛なんてそっちのけ、会議室で弁当の残り物をゲットする方が重要らしい。しかし、そんな会議室の準備を快く手伝ってくれた青年がいた、それが手嶋マコトだということを蛍は後で知ることになる。

ある日、蛍は仕事でイベント会場に打ち合わせに訪れていた。そこで素敵な椅子を見つけた蛍は座ったままうたた寝をしてしまう。するとそこに現れたマコトが蛍にそっとキスをして・・・飛び起きる蛍、驚きのあまり急いで帰宅する。

しばらく恋愛から遠ざかっていた蛍は、何故マコトがキスをしてきたのか分からない、家にいる高野部長にキスの意味を聞いてみると、高野は「キスは好きな人にするもんだ」と答える。マコトに好かれていると思った蛍は大はしゃぎ、しかし高野からマコトは恋愛に慣れていると聞かされると、途端遊ばれただけだと激しく落ち込む。蛍はマコトを遊び人と決め付け、関わらない様にするのだが、そうすればするほど意識してしまって・・・。

ある夜、いつものようにだらしがない蛍を叱り付ける高野、しかし蛍は「ここが私の居場所なんだ」と訴える、そして絶対に出て行かないと宣言。そこにちょうど同僚の三枝優華（国仲涼子）から電話が、様子のおかしい優華を心配した蛍はジャージ姿のまま外へ駆け出す。バーにたどり着くと、泥酔した優華が・・・。何でも優華はマコトに片思いをしているようだが、マコトには好きな人がいるらしいのだ。マコトはその好きな人にキスをしてしまって、どうしていいか分からないと優華に悩み相談を持ちかけてきたという。蛍はマコトの好きな人は自分ではないかと気づき始める。

それでも優華は諦めないという、その真剣で一途な思いに自分の干物っぷりを反省する蛍。そして優華は言う、「今からマコト君がここに来るの」。その言葉にジャージ姿のノーメイクな自分に気付き慌てて逃げ出す蛍、何とかマコトには気付かれず外に出ることができた。きらびやかな優華と、今の自分、惨めな気持ちのまま帰宅する蛍。

家の縁側には高野が座っていた、そして落ち込み気味の蛍に「ここに一緒に住もう」と提案してくれる。喜ぶ蛍、しかし次の瞬間、高野はこう呟いた。「お前は女じゃないもんな」。妻と別居中である高野は女性と同居なんて事実がばれたら大変なことになると蛍との共同生活を嫌がっていた、しかし高野は蛍の生活ぶりを見て女じゃないと判断したのだ。
その言葉に激しいショックを覚える蛍、そして泣きながら高野に怒鳴った。「干物女も恋をするんです！！」とうとう自分の恋を認めてしまった蛍、マコトとの関係は？そして高野との共同生活は・・・？

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