ホタルノヒカリ
[第9話]
会社前でジャージ姿の蛍（綾瀬はるか）に声をかけたマコト（加藤和樹）は、怖い顔をしてそのまま走り去ってしまった…。09/05放送
会社で蛍がマコトに声をかけても無視されてしまう。そんなマコトの態度に、蛍は落ち込む。
たまたま、要（武田真治）の写した資料用の写真にジャージ姿の蛍が写っていた。
オフィスでは、ジャージ姿に失望したマコトが蛍を振った、と、噂が流れる。
完全にマコトに無視される蛍は、ありのままの姿を受け入れてもらおうと思っていた自分の甘さに気づき、私生活でも少しだけ頑張ろうと決める。
部屋に掃除機をかけたり、ビールをグラスに注いで飲んだりと健気に頑張る、蛍。
そんな中、香港での作品出展が正式に決まったマコトは、香港へ旅立つ。蛍は、マコトに頻繁にメールを打つが、いくら打っても返信がこない。
「私生活でも、少し頑張る蛍さん」の頭の中はマコトの事ばかり。
仕事中もボーっとして覇気がなく、部長（藤木直人）は心配する、と、そんな中、蛍が突然、行方不明となる。
一晩中待つが、蛍は帰ってこない。翌日、出勤してみると、蛍は無断欠勤の状態だった。
実は、蛍は前の日に工場に差し入れに行った。そこでもボーっとしていたので、そのまま工場に取り残されて閉じ込められてしまったのだ。
翌日には工場の人が来ると思ったが、朝になっても誰もやって来ない。
手帳で確認をすると…なんと、工事が休みの日だったのだ。愕然とする蛍。
「マコト君が助けに来てくれないかなあ」と、困り果てていると…
助けに来たのはマコトではなく、部長だった。
部長は蛍に駆け寄り抱きしめる。部長に強く抱きしめられ、戸惑う蛍。
その様子をみた山田（板谷由夏）は、部長は蛍が好きだということを確信してその事を蛍に伝えるが、蛍には信じられない。
その晩の部長の様子は、普段とまったく変わらなかった…。
香港から帰ってきたマコトを要が呼び出す。要は「蛍が干物女だから嫌いになったのか？」とマコトにたずねるが、マコトはそうじゃないと話す。
この前、ジャージ姿の蛍と部長が会社の前で一緒にいたのを目撃したとき、蛍が楽しそうだったのが腹立たしかったと、マコトは言うのだ。
それを聞いた要は、無理やりマコトを蛍の家へ連れて行く。
しかし、そこでマコトは、玄関先で仲良く話をする部長と蛍を目撃してしまうのだった。
逃げ出そうとするマコトに「上がっていきなさい」と、声をかける部長。
部長は蛍との同居のいきさつを説明するがマコトは納得できない。
蛍も一生懸命説明する。しかし、マコトは帰ってしまう。
すぐに蛍はマコトを追いかけて、マコトへの気持ちも一緒に暮らしたいという想いも嘘ではない、と、必死に訴える。
「すぐに一緒に暮らそう！」とマコト。うなずく、蛍。
突然決まったことだけれど、明日、家を出てマコトと一緒に暮らすと、部長に部長に話す蛍。
「たまには遊びに来ますね！」
そんな蛍に「君が出て行った後、私も出て行く。この家は区画整備によって取り壊されてなくなるから、もう、君の帰る場所はない」と、部長は告げる。
部長が手伝ったおかげで、マコトとの約束の時間までに荷造りが終わる。
「新しい生活を大切にしなさい」と、蛍を見送る部長。
部長も蛍も淋しそうだった…。
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SWビルドコーポレーションインテリア事業･･･
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企業ディレクター30歳。仕事はできるし、･･･
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