ホタルノヒカリ第2話あらすじ完全版

ホタルノヒカリ

[第2話]

07/18放送

久々の恋に落ちた蛍（綾瀬はるか）は手嶋マコト（加藤和樹）との関係に悩んでいた、恋がどういうものかさえ忘れてしまっていたからだ。
悶々と悩んだままお昼を買いに行き付けのさびれたパン屋を訪れる蛍、そこで同世代の女の子達が「このパン屋いまいちなのよね」と言っているのを聞き、何の躊躇も考えもなく店に来ている自分がまたも時代に置いていかれているようで悲しくなる。

落ち込み気味で会社に戻るとマコトが部長の高野（藤木直人）にある提案をしていた。それは先ほど蛍が行っていたさびれたパン屋のイノベーション（再構築）案だった。規模は小さくとも店を変えて集客できるようになれば、OLの口コミで自社の評価があがるのでは？と考えたのだ。あまり受け入れられないマコトの発案に、思わず蛍もマコトに加勢し、高野を説得する。蛍とマコトの必死さに折れた高野は「やってみろ」とマコトに告げる。高野にも考えがあった、そう簡単に再構築はうまくいかないという現実の厳しさをマコトに思い知らせたかったのだ。そんな事も露知らず、蛍は心の中でマコトに「私も再構築してくださいまし」と呟いているのだった・・・。

抵予算の中での店の再構築は困難を極めていた、しかしマコトは必死に新しい外装のデザインを考える。寝る間も惜しんでデザインに打ちこんでいるマコトを心配する蛍、そして三枝優華（国仲涼子）。
翌日、マコトはやっと固まったデザインのデッサンを高野に見せる、しかし高野は「これじゃただのリフォームだ、それぐらいじゃ客は来ない」と全てのデザインを却下し、マコトはゼロからやり直す事に。それを見ていた蛍はマコトの為に何かできないかと、様々な資料を集め、再構築の失敗例を知っていた方がいいと感じた蛍は、家に帰ってからお手製の資料作りに励む事にした。

翌朝、高野は目覚めて居間に行くと・・・蛍はまだ資料を作っていた。夜通し徹夜で作っていたのだ。しかし蛍の顔には疲れなどなく、むしろ輝いていた。それを見た高野は、かつて妻が自分の為に一生懸命お弁当を作っていた姿を重ねていた。

徹夜の甲斐もあり、一冊のファイルで立派な資料が完成。会社で渡すのだと嬉しそうに高野に話す蛍。しかし、いざ会社に行っても蛍はマコトに資料を渡す気配が全くない。その状況が気がかりで仕方ない世話焼きの高野。結局、蛍は資料を渡す事はなかった。

帰宅した高野は蛍に説教、メールでもいれて明日必ず渡せと渇をいれられた蛍は、勢いがなくならないうちにマコトに「参考になりそうな資料があるので渡します。」とメールを打った。そのメールを見たマコトからの返信。「今から取りに伺います。」

あまりの衝撃的なメールに腰が抜ける蛍は、高野にどうしたらいいかとすがりつく。一緒に住んでいる事がばれるとまずい高野も大慌て、蛍はとにかく自分のジャージ姿をどうにかしようと着替えはじめるのだが・・・蛍が結局選んだのはハワイにいそうなセレブといった場違いなワンピース、高野はただただ呆れるばかり。普段からのジャージ生活が身に染みている蛍は普段の部屋着というものが想像もつかないようだ。マコトは徐々に蛍の家に近づいてくる。どうにもできないと思った蛍は居留守を使う事を決意、雨の中やってくるマコトに罪悪感を感じながら家の電気を消そうとすると・・・、見かねた高野が「俺が何とかする」と言い、蛍の資料を手に外へ出た。感謝感激の蛍。

マコトはすぐ近くまで来ていた、マコトの姿をすぐに見つけた高野は蛍から資料を預かっていたという無理やりな言い訳をしてマコトに資料を渡す。不思議に思いながらもマコトは快く受け取り、すぐさま会社へと戻って行ったのだった。会社で資料を見たマコトは感動していた、手書きで書かれた蛍の字、手作りの資料、マコトはパソコンに向かった。

翌日、デザインがすでに出来ていた。高野がそのデザインを確認、高野の了解を得る事ができた。早速再構築に向けて動き出す社内、喜ぶマコト、そして蛍。そしてマコトは蛍にありがとうと感謝の気持ちをこめたメールをした。

その日の夜、高野が帰宅するとパニック状態の蛍が目の前に。なんでも蛍は勢い余ってマコトにメールをしてしまったというのだ。それは「あなたに会いたい」という蛍の切実な気持ちを送ったものだった。動揺し狼狽する蛍とそれをなだめる高野、と、その時。
蛍の携帯にマコトからの着信が・・・。

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