パーフェクトリポート第1話あらすじ完全版

パーフェクトリポート

[第1話]

10/17放送

テレビ局の報道部員・蒼山（松雪泰子）は偽装問題が発覚した食品会社社長の記者会見へ。
謝罪とは思えない社長の態度に疑問を抱いた彼女は、そこを突いて報じようと提案。
だが、彼女は既に社会部から遊軍取材班デスクに異動を命じられた立場だった。

遊軍取材班にはバラエティ中心の女子アナ・奥澤（相武紗季）も異動したばかり。
彼女は緊急で読まされたニュースでミスをし、勉強のために異動させられていた。
そんなお荷物ばかりの部署だった。

蒼山はさっそく多摩川に現れたアザラシの取材に行くよう命じられる。
だが、彼女は日米会談当日、姿を消した宮島総理（石橋凌）のことが気になっていた。

官邸に戻ってきた総理は記者会見で、体調不良で入院していたと説明。
政治部記者の赤坂（小出恵介）のその通りに報じるが、蒼山は納得がいかない。

映像を見た蒼山は総理のネクタイにこれまで付けていたことのないタイピンを発見。
スタッフに調べさせ、市販されていないオーダーメイドのものだと知る。
さらに、その日のアザラシの取材ビデオには、政府専用の清掃車が映っていた。
だが、そんなところを政府の清掃車が走っていること自体が不自然だった。

総理のタイピンは大学時代のラグビー部のものだったと判明。
総理よりも20代下の後輩が大学選手権で優勝した時に作ったものだった。

蒼山はその代の選手の一人、早川（深水元基）が日米会談当日に亡くなっていたと知る。

やがて、総理は緊急記者会見で、早川の最期を看取ったことを公表。
清掃車に乗って、早川の入院する病院に向かったのだった。
日米会談をすっぽかした責任を取って、辞任すると告げる。
だが、早川との関係について詳しいことは何も語られなかった。

蒼山は独自取材したリポート映像を放送で流す。

早川は総理の元SPで、偶然にも同じ大学のラグビー部の後輩だった。
彼はかつて総理の密会現場であるホテルにも立ち会っていた。
そこで火事が起こり、エレベーターが満員で一人降りなければならないことに。
早川は総理を乗せて自分が降り、おかげで寝たきりとなってしまったのだ。

スクープはものにしたが、蒼山の独断の報道に赤坂は激怒。
すると、黒井（平山浩行）は赤坂に、蒼山の監視役として遊軍取材班異動を命じる。
赤坂は近い将来のワシントン支局異動を約束させて、黒井の指示を受け入れるのだった。

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