パーフェクトリポート
[第4話]
11/07放送

蒼山(松雪泰子)らは線路に転落した宇野多恵(田島令子)が若い女性に助けられた件を取材することに。

緑(相武紗季)と紫村(小柳友)は宇野のもとへ。
宇野は自分を助けてくれた女性を捜してほしいと言う。
似顔絵を書いてもらうが、プライバシーの問題があり、放送では流せない。

女性は現場から立ち去る際、靴が片方脱げたままだった。
やがて、靴を片方しか履いていない客がいたという靴屋の店員が来局。
防犯カメラに映った客の顔は、似顔絵とそっくりだった。

やがて、宇野はホームページを作って似顔絵を公開してしまう。
宇野のもとを訪ねた青山は、彼女の記憶があまりに鮮明なことに疑問を抱いた。

そんな中、似顔絵にそっくりな女性を知っているという情報が入る。
だが、その女性・弘美(岩田さゆり)は2年前のバス転落事故で死亡していた。
さらに、明日香という女性が似顔絵に似ていると言われて以降、姿を消していたことが分かる。
しかも、明日香は弘美と同じバス事故に遭っていたが、助かっていた。

宇野は元小学校の教師で、弘美は教え子だったことが判明。
宇野によると、弘美は父親が10年前に一家心中を図ったが、一人だけ生き残ったのだという。

やがて、弘美が警察に逮捕されたという連絡が入る。
彼女は老人相手のひったくりを繰り返していて、事件の日も宇野に近寄ろうとしていた。
バス事故で死んだのは実は明日香で、弘美は自分が死んだことにして彼女になりすまして生きていたのだ。

宇野は自分が身柄引受人になってでも、弘美のことを守り続けると取材陣に答えた。

放送終了後、赤坂(小出恵介)は蒼山がかつて少年犯罪の容疑者の父親に取材していたことを知る。
蒼山は息子の無実を訴える父親の声を伝えようとしたが、少年が犯人であるかのような編集で放送された。
結果、父親は自殺。息子も犯人として、服役していた。
その少年が出所したと、蒼山は白石(小日向文世)から聞かされる。
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キャスト
青山叶 / 松雪泰子(まつゆきやすこ)
キャピタルテレビジョン(CPTV)に勤めるアラフォーの報道ウーマン。
一見すると美人で仕事がバリバリできる才色兼備。

その中身は超まっすぐで、一つのことをやり始めると
そればっかりでほかのことを考えられなくなるカタブツ独身女。

報道魂は一流だけど、組織人としては最低。
新入社員のころに取材した未解決事件だけを入社以来15年間
どこに異動しても追い続けているせいで、会社からお荷物扱いされている。

ある日エリート集団の社会部を追い出され、
「遊軍取材班」と名付けられた落ちこぼれ記者たちの掃きだめである
取材チームのキャップに任命される。
奥澤緑 / 相武紗季(あいぶさき)
入社3年目・バラエティ専門の人気女子アナ。
「彼女にしたいアナウンサー」毎年No.1の人気者。
タレント気質が激しく、アナウンサーでありながら報道の知識はゼロ。

ある夜アナウンス室でたまたま深夜自分しかいなかった時に
読むことになった緊急ニュース特番の原稿を間違いまくったため、
上司から「報道で勉強して来い」と、3カ月間の期限付きで遊軍取材班に送りこまれた。

赤坂衆 / 小出恵介(こいでけいすけ)
入社6年目の元政治部記者。
世渡り上手で、今の若者をリアルに反映したような無駄なことはやらない主義の男。

オンエアに乗らないニュースなら取材する意味なしというドライな考え方で、
事あるごとに蒼山とぶつかる。
黄田功 / 要潤(かなめじゅん)
映画の撮影カメラマン志望。

事件・事故の現場で常にゆったりとした画を撮って使い物にならなかった、
偏屈な映画監督気取りの報道カメラマン。
白石弘 / 小日向文世(こひなたふみよ)
一見人は良さそうなのに、知りたい情報をゲットするためには取材対象者すらも笑顔でだますため、
取材先からクレームが絶えず、遊軍取材班に飛ばされたオヤジ記者。
桃井祐 / 遠藤雄弥(えんどうゆうや)
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