パーフェクトリポート
[第6話]
11/21放送

蒼山(松雪泰子)は産婦人科で新生児が死亡した件の取材をすることに。
そこで、彼女は医療ミスで孫を殺されたと詰め寄る水谷(佐渡稔)と出会う。
看護師の中川(建みさと)によると、水谷の娘・由香里(大村彩子)は母子手帳もなく、定期検診も受けていなかったらしい。

蒼山は妊婦や看護婦に話を聞くが、その最中にひとりの妊婦が倒れた。
インフルエンザに感染している可能性があり、蒼山も隔離されることに。

一方、赤坂(小出恵介)は急性ストレス障害でPTSDの可能性もあると診断された。
代議士秘書の自殺現場に居合わせたことが原因ではないかと言われるが、彼はそれを受け入れられない。
そのことを桃井(遠藤雄弥)に知られてしまうが、誰にも言うなと口止めする。

黄田(要潤)と緑(相武紗季)は蒼山から命じられ、由香里のもとへ取材に行く。
何もかも病院のせいにする由香里の言い分がおかしいと思った緑はそれを追及。
由香里も父親も自分たちは被害者だと言って怒り出し、局を訴えると言ってきた。
そんな緑に、赤坂は辞表を書けと言う。黄田は言い過ぎだろうと言うが、赤坂は譲らない。

やがて、院内感染の疑いがなくなり、蒼山は退院。
そんな蒼山に緑は遊軍以外ならどこでもいいと言って、異動願いを出す。
一方、赤坂は病気のことを知られ、黒井(平山弘行)から休暇を命じられた。

黄田からこのままで終わらせていいのかと言われた緑は、再び由香里のもとへ向かう。
緑は由香里に謝罪し、もう一度話をさせてほしいと申し出た。
無視して去ろうとする由香里だったが、緑はそれを追いかけて捕まえる。

緑の熱意に打たれた由香里は、ついに話を始めた。
緑の言うことが正しく、仕事ばかりで検診もないがしろにした自分が悪いという。
自分の子どもに会えなかったことを誰かのせいにせずにいられなかったというのだ。
緑はそのことを番組でリポートする。

一方、蒼山は赤坂とともに、病院の取材へ。
その帰り道、蒼山は赤坂に休むことは負けじゃないと休養を勧めた。
それを聞いた赤坂もそれを受け入れるのだった。

そんなある日、出所した澤村光輝(木村了)が蒼山の前に現れた──。
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キャスト
青山叶 / 松雪泰子(まつゆきやすこ)
キャピタルテレビジョン(CPTV)に勤めるアラフォーの報道ウーマン。
一見すると美人で仕事がバリバリできる才色兼備。

その中身は超まっすぐで、一つのことをやり始めると
そればっかりでほかのことを考えられなくなるカタブツ独身女。

報道魂は一流だけど、組織人としては最低。
新入社員のころに取材した未解決事件だけを入社以来15年間
どこに異動しても追い続けているせいで、会社からお荷物扱いされている。

ある日エリート集団の社会部を追い出され、
「遊軍取材班」と名付けられた落ちこぼれ記者たちの掃きだめである
取材チームのキャップに任命される。
奥澤緑 / 相武紗季(あいぶさき)
入社3年目・バラエティ専門の人気女子アナ。
「彼女にしたいアナウンサー」毎年No.1の人気者。
タレント気質が激しく、アナウンサーでありながら報道の知識はゼロ。

ある夜アナウンス室でたまたま深夜自分しかいなかった時に
読むことになった緊急ニュース特番の原稿を間違いまくったため、
上司から「報道で勉強して来い」と、3カ月間の期限付きで遊軍取材班に送りこまれた。

赤坂衆 / 小出恵介(こいでけいすけ)
入社6年目の元政治部記者。
世渡り上手で、今の若者をリアルに反映したような無駄なことはやらない主義の男。

オンエアに乗らないニュースなら取材する意味なしというドライな考え方で、
事あるごとに蒼山とぶつかる。
黄田功 / 要潤(かなめじゅん)
映画の撮影カメラマン志望。

事件・事故の現場で常にゆったりとした画を撮って使い物にならなかった、
偏屈な映画監督気取りの報道カメラマン。
白石弘 / 小日向文世(こひなたふみよ)
一見人は良さそうなのに、知りたい情報をゲットするためには取材対象者すらも笑顔でだますため、
取材先からクレームが絶えず、遊軍取材班に飛ばされたオヤジ記者。
桃井祐 / 遠藤雄弥(えんどうゆうや)
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