パーフェクトリポート
[第7話]
11/28放送

蒼山(松雪泰子)ら遊軍取材班は開局50周年記念式典用の映像素材を作ることに。
そんな中、女子マラソンのオリンピック金メダリスト・波多野(陽月華)が大物政治家の隠し子だという疑惑が起こる。
赤坂(小出恵介)が休暇を取り、人数の少ない中、その裏付け取材も手がけることになった。

だが、桃井(遠藤雄弥)が波多野への突撃取材でミスし、スクープをスポーツ紙に持っていかれてしまった。
黒井(平山浩行)に叱責された桃井は、もう何も出てこないという声を無視して一人で取材に出かける。

一方、蒼山は自殺した代議士秘書の森山秀明(佐藤滋)が赤坂のことを調べていたと聞く。
森山の自宅へ向かった蒼山らは、未亡人から遺品の中から出てきたというDVDを受け取った。

実家で休暇中の赤坂は新聞記者の父・正俊(北見敏之)から取材の手伝いを頼まれる。
だが、赤坂はこんな記事は誰も読まないと言って、むげにそれを断った。

取材に出た桃井は波多野がいつも同じ男性と話していることに気付いた。
2人の写真を撮った彼は、それを赤坂にメールする。

赤坂は正俊が取材している食堂を訪れる。
そこには正俊が書いた記事を読んで、たくさんの人が駆けつけていた。
その店は閉店が決まっていて、皆記事を読んで惜しみに来たのだ。
そして、そこは正俊記者になって初めて取材した店だった。

赤坂のもとを訪れた黄田(要潤)は蒼山から託されたというDVDと資料を渡す。
DVDには赤坂が代議士について報道している映像が収められていた。

翌朝、赤坂は東京へ戻り、桃井が撮った写真の男を民政党の政治対策本部長代理だと言う。
波多野には病気療養中の父親がいたが、自分が代わりに次の選挙に出馬しようとしていると推測した。
しようとしているのではないかと推理した。

遊軍取材班は波多野に直撃取材し、選挙出馬の推理が正しかったことを確認。
見事、スクープをものにする。

そんな中、黒井が蒼山のもとに傷害事件の資料を持ってくる。
逮捕された容疑者は澤村光輝(木村了)だった──。
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キャスト
青山叶 / 松雪泰子(まつゆきやすこ)
キャピタルテレビジョン(CPTV)に勤めるアラフォーの報道ウーマン。
一見すると美人で仕事がバリバリできる才色兼備。

その中身は超まっすぐで、一つのことをやり始めると
そればっかりでほかのことを考えられなくなるカタブツ独身女。

報道魂は一流だけど、組織人としては最低。
新入社員のころに取材した未解決事件だけを入社以来15年間
どこに異動しても追い続けているせいで、会社からお荷物扱いされている。

ある日エリート集団の社会部を追い出され、
「遊軍取材班」と名付けられた落ちこぼれ記者たちの掃きだめである
取材チームのキャップに任命される。
奥澤緑 / 相武紗季(あいぶさき)
入社3年目・バラエティ専門の人気女子アナ。
「彼女にしたいアナウンサー」毎年No.1の人気者。
タレント気質が激しく、アナウンサーでありながら報道の知識はゼロ。

ある夜アナウンス室でたまたま深夜自分しかいなかった時に
読むことになった緊急ニュース特番の原稿を間違いまくったため、
上司から「報道で勉強して来い」と、3カ月間の期限付きで遊軍取材班に送りこまれた。

赤坂衆 / 小出恵介(こいでけいすけ)
入社6年目の元政治部記者。
世渡り上手で、今の若者をリアルに反映したような無駄なことはやらない主義の男。

オンエアに乗らないニュースなら取材する意味なしというドライな考え方で、
事あるごとに蒼山とぶつかる。
黄田功 / 要潤(かなめじゅん)
映画の撮影カメラマン志望。

事件・事故の現場で常にゆったりとした画を撮って使い物にならなかった、
偏屈な映画監督気取りの報道カメラマン。
白石弘 / 小日向文世(こひなたふみよ)
一見人は良さそうなのに、知りたい情報をゲットするためには取材対象者すらも笑顔でだますため、
取材先からクレームが絶えず、遊軍取材班に飛ばされたオヤジ記者。
桃井祐 / 遠藤雄弥(えんどうゆうや)
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