交渉人～THE NEGOTIATOR～2第5話あらすじ完全版

交渉人～THE NEGOTIATOR～2

[第5話]

11/19放送

５歳の少女が伝染病に感染。日本でその感染者が出るのは初めてだった。
国内にわずかしかないワクチンが少女の入院先に運び込まれた矢先、停電が起こる。
そのわずかな間にワクチンは盗まれ、やがて１億円を要求する電話が入った。

医師の清水（浅見れいな）によると、少女は18時間以内にワクチンを接種しなければ助からない状態だった。
玲子（米倉涼子）らは医師を装って病院に潜入。
だが、犯人から電話が入り、警察が介入したことを理由に身代金を１億5000万円に上げるという。

ワクチンが置かれた保管庫の暗証番号は院長の大賀（森下哲夫）と事務長の古沢（ヨシダ朝）だけ。
保管庫付近の監視カメラは故障中だったが、それもタイミングが良すぎる。
院内に犯人と通じている人間がいるのかとも思われた。

やがて、クスリの売人の取り調べから、病院が出所だと判明。
看護師の坂田（浜丘麻矢）によると、病院の過酷な労働状況も分かる。
そして、なぜか薬剤師の岸本（前田美波里）が患者の様子を心配そうに見ていた。

犯人から受け渡しの場所が指定される。
背後にパソコンのキーボードの音が聞こえてくることから、電話の主は何者かのメールの指示で動いていると思われた。

玲子は病院に医療ミスがあったことを知り、清水や大賀を追及。
だが、彼らは何も話そうとはしなかった。
玲子たちはカルテのデータを検索し、かつて大賀が担当した女性患者が不審死していることを知る。
その患者の夫は出入りの観葉植物レンタル会社に勤める西岡（遠藤章造）のようだった。
西岡の自宅を調べると、３日ほど不在でノートパソコンも車もないことが分かる。

犯人からの電話に、玲子は西岡の名前を告げ、ワクチンを渡すよう告げる。
電話口の西岡は動揺し、ワクチンは鉢植えの中にあると白状した。
だが、そこにはケースだけでワクチン自体はなかった。

居場所を突き止められた西岡は、ワクチンのありかは知らないと言う。
謎の女から電話で指示されていただけで、自分は何も知らないというのだ。
西岡宛のメールは病院内から送りつけられていた。

やがて、玲子は少女が息を引き取ったと岸本に告げた。
一方、古沢は薬の横流し、大賀は脱税の疑いで逮捕状が出る。
その後、岸本が笑顔でゴミ収集車を見送っていた。
玲子が収集車を調べると、ワクチンが見つかる。
彼女は大急ぎで少女の病室へ。
死んだというのは岸本の犯行を明かすための嘘だったのだ。

岸本は病院への復讐のための犯行だったと告白。
玲子は病院のしてきたことに比べれば大した罪ではないと言う岸本の頬を張る。

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