ハンマーセッション!第2話あらすじ完全版

ハンマーセッション!

[第2話]

07/17放送

職員室で。このところ学校周辺で不審な男が出没し。生徒を連れ去ろうとする事件が起きているとのこと。「生徒にも十分気をつけるように」との話が出た。

本物の蜂須賀悟郎こと“ロク（村上健志）”は、悟郎のクラスの様子をカメラで撮影し、悟郎に指示を送っていた。そして、超一流の詐欺師・音羽４号こと悟郎（速水もこみち）は、ロクの指示で次のターゲットを決める。次のターゲットは真潮。彼女はクラスメイトの葛城信吾らとバンドを組んでいる女子高生だ。

一方、真潮たちと一緒にバンドをやっている葛城はプロ並みの腕前で、レコード会社からもスカウトが来るほど。ところが最近、ギターを壊してしまったらしい。そして、このところ葛城が「バンドをやめる」と言いだし、バンド仲間で揉めていた。葛城はレコード会社の人から「プロになりたいなら仲間は捨てろ」と言われていたのだ…。

このところ真潮は校内で “フリーマーケット”をやっていた。彼女は親戚のディスカウントショップで仕入れた品々と言っているが、生徒の間では「万引きした品」と噂になっていた。それ以前に、校内で物品の販売は禁止だった。

ある日の放課後、店で真潮をみかけた楓（志田未来）は、真潮が万引きしているのを目撃して声をかける。そのとき店長に呼び止められ、２人は連れて行かれた。店長は「今回は警察には黙っているから、他に商品を隠していないか服を脱げ」と脅してきた。仕方なく、真潮が服を脱ぎ始めたところで、悟郎が入ってくる。

「うちの生徒が何かご迷惑を？」という悟郎に、店長は「万引きをしたので取り調べを…」と言い訳を始めた。すると悟郎は法律を武器に「店長には捜査権がない」ことを説明し、２人を連れ出した。店外に出てから必死に謝る真潮に、「内緒にしておくから二度とやるな」と悟郎は言うが、じつは真潮は口ばかりで、全く懲りていない様子だった。

もちろん、真潮が反省していないことくらい悟郎はお見通しだったが、彼女が万引きの品でオークションをしてまでお金が必要なのか、その理由が未だ掴めていなかった。

そんな中、真潮がまた万引きした品でオークションをする。それを葛城に知られ、真潮は葛城に怒られた。すると真潮も「あんたなんか仲間じゃない！」と逆切れし、２人は喧嘩をしてしまう。

実は、真潮がお金を稼いでいたのは葛城のためだったのだ。下校途中で真潮が不審者に襲われそうになったとき、助けてくれたのが葛城だった。しかし、そのときに葛城のギターが壊れてしまったので、「オーデションの前に新しいギターを買って返したい」と万引きをしてそれを売り、お金を稼いでいたのだ。「今の自分にはそのくらいしかできない」という真潮。真潮は葛城が好きなのだ。

ロクの監視カメラで、真潮が“援交”をやろうとしていることがわかった。楓が止めても真潮は“援交”を止めようとしない。そこで悟郎は「真潮の援交を阻止する」ハンマーセッションをスタートさせた。

悟郎は真潮に声をかけると、「お金が必要ならいいことを教えてやる」と言い、万引きしやすい骨董品屋の情報を真潮に流した。真潮はさっそくその骨董品屋へ行くと万引きを始めるが店員に見つかってしまう。実はこの店員は悟郎の指示で扮装した麻布14号こと学校の用務員（六平直政）だった。そう、この骨董品屋は悟郎が仕組んだ“お仕置きの罠”だったのだ。

目隠しをされて、と富ヶ浦海岸に連れて行かれた真潮は「午後5時までにここを綺麗にしろ」「逃げたら警察に突き出すからな」と言われてしまう。ゴミだらけの海岸で泣きながらもゴミを拾い集める真潮。

そこに駆けつけてくれたのは、葛城と楓、バンドの仲間たちだった。葛城はオーデションを蹴って真潮を助けにやってきたのだ。「僕はやっぱり仲間と音楽がやりたい」と…。

５人ですっかり綺麗にした海岸に現れた悟郎が真潮に「万引きは懲りたか？」と尋ねると、彼女の口から「懲りた」と返ってきた。今度は大丈夫だ。
その後、骨董品屋の店員とリサイクルショップの人がやって来て、ゴミを回収していった。骨董品屋の店員が用務員さんだと知った真潮はビックリ！　

「労働には対価が支払われる。これは世の常識。リサイクルはお金になるんだぞ！おまえの汗と涙への報酬だ」と悟郎はリサイクルで得たお金を真潮に渡した。

「ハンマーセッション終了！」

09/18 第11話

09/11 第10話

09/04 第9話

08/28 第8話

08/21 第7話

08/14 第6話

08/07 第5話

07/31 第4話

07/24 第3話

07/17 第2話

07/10 第1話