ラストフレンズ第6話あらすじ完全版

ラストフレンズ

[第6話]

05/15放送

「宗佑（錦戸亮）の、そばにいてあげたい！」美知留（長澤まさみ）は瑠可（上野樹里）に訴え、宗佑の暮らすマンションに戻ってしまう。「自分が弱い人間だから、宗佑の弱さがわかる」美知留の言葉に、瑠可はひどく傷ついた。

その夜、瑠可はタケル（瑛太）やエリ（水川あさみ）を誘い飲みに行くが、深酒をして、タケルやエリに介抱されながら帰宅する。するとシェアハウスには友彦（山崎樹範）が戻っていた、妻のもとに戻ったはずだった友彦は、妻と話し合って、様子をみるためにしばらく別居する、という結論になったというのだ。

友彦の話を聞いていた瑠可は、「エリの気持ちはどうなる？　少しは考えたらどうか。友彦はズルイ！」と、責めた。しいというだけでエリの側にいて、妻に呼ばれればまた戻る、というのはズルイ、と言う。そんなやりとりを見ていたエリは、「今のままの関係でいいから、好きなだけシェアハウスにいていいよ」と友彦に声をかける。

一方、死ぬという宗佑の言葉に慌てて戻ってきた美知留だったが、戻ってみると、そこにはいつもと変わらない宗佑がいる。そして、「新しい携帯電話を買うから」と宗佑は言うと、美知留の携帯電話を取り上げる。宗佑は、卒業アルバムの瑠可の写真を燃やすよう、美知留に命ずると、美知留も言われるままに、瑠可の写真のあるページを燃やす…。

ある日、美知留のことが心配になったタケルは、彼女が働いていた美容室を訪れる。すると、美知留はすでに店を辞めていたのだ。宗佑のマンションの住所を聞いたタケルは、思い切ってそこを訪ねることにする。意を決して、タケルはドアのチャイムを押すが返事はない。何気なく玄関のドアに手をやると、鍵がかかっていなかった。

嫌な胸騒ぎを覚えたタケルがドアを開けて中に入ると、そこには、すっかり変わり果てた美知留の姿があった。目には眼帯をして常に何かに怯えている美知留。

宗佑の暴力が続いていると悟ったタケルは、見ていられずに美知留を近くの喫茶店へ連れ出し、シェアハウスに戻ることを説得する。その間にも、美知留は「2時間ごとに宗佑から家にいるかどうか、確認の電話が家の電話に入るの。もう、戻らなきゃ…」と怯えっぱなしだ。

「それはおかしい。美知留ちゃんが我慢することはないんだ！」タケルは美知留を半ば強引に連れ出すが、宗佑は執拗に美知留を追い求めてくる。

さらに宗佑は「お前の娘は女の中に男が入った化け物だ」といった瑠可を中傷するようなビラを、瑠可の家のポストに投函する。傷つく瑠可は美知留を避けるようになる。そんな瑠可を見て、美知留は「自分はシェアハウスに戻ってはいけなかったのでは」…と、思い始める。

一方、瑠可は男のような感情を持っていることを、高校の頃から悩んでいた。病院でそのことを相談すると、心理カウンセラーは「誰にも言わないと苦しいでしょう。誰か　話を聞いてもらえる親しい人はいませんか？」と尋ねられる。その時、瑠可の頭に浮かんだのはタケルだった。

美知留とうまくいかなくて、外に散歩に出た瑠可をタケルが心配して追いかけてくる。ブランコにふたりで並んで座っているとき、瑠可はタケルだけに自分の秘めている悩みを打ち明けようとした。しかし、その前にタケルから「瑠可のことが好きだ…」と言われてしまう。

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