ラストフレンズ第8話あらすじ完全版

ラストフレンズ

[第8話]

05/29放送

「好きになっていいの？」タケル（瑛太）に告白をした美知留（長澤まさみ）は少し後悔をしていた。それからというもの、２人の間は何となくギクシャクとしていた。ある日、美知留は「タケルが辛いときに側にいたいだけ」「特別なことを期待しているわけじゃないから」と告げる。

美知留はタケルの元でアシスタントをしていた。メイクアップアーティストの仕事を覚えようと頑張っていたのだ。そんなある日、書店でメークアップの本を探していた美知留は、元美容室で美知留をいじめていた美容師・平塚令奈（西原亜希）を見かける。美知留と目があった令奈は逃げるようにその場を去るが、令奈が見ていた本はドメスティックバイオレンスの本だったことを知り、美知留は驚く。

シェアハウスに直也（澁谷武尊）という少年がやってくる。直也は宗佑（錦戸亮）からの手紙を持ってきたのだ。直也からの手紙を預かったエリ（水川あさみ）は、美知留宛ての手紙に目を通した。そこには、「病院に入院して動けないこと」「美知留を愛していること」が書かれていた。エリが瑠可に相談すると、瑠可は「宗佑の罠に決まっているから美知留に渡す必要はない」と言い切った。

次の日、エリは宗佑の手紙に書いてあった病院を訪ねる。真意を確かめにきたのだ。エリは宗佑が本当に入院していたことに驚いたが、手紙を美知留に手紙を渡さなかったことを宗佑に伝えた。

すると宗佑は、また何通かの手紙をエリに預ける。「美知留に渡してほしい」と…。帰宅したエリは、宗佑の手紙に目を通すと、そこには美知留への愛の言葉がたくさん書かれていた。複雑な顔をして読むエリ。そこに友彦（山崎樹範）がやってきた。エリは友彦と温泉に行く計画を立てていたのだ。インターネットで宿の予約状況を調べようと瑠可のパソコンを借りると、そこには、瑠可が閉じ忘れていた「性別適合手術に関するページ」が表示され、エリはそれを読んでしまう。

一方、その夜、仕事から戻ったタケルは、ポストの中にあった郵便物に瑠可宛ての手紙を見つける。それは不動産業者からものだった。タケルが瑠可に尋ねると、瑠可は「シェアハウスを引っ越すことにした」と皆に告げるのだ。

ショックを受ける一同。特にタケルは衝撃を受けた。タケルはモトクロス場へ出向き、林田（田中哲司）に話を聞きに行く。そこでタケルは、瑠可に対する中傷のビラがまかれたこと、瑠可と林田が交際していないことを知る。

タケルがシェアハウスに戻ると、既に瑠可の荷物はなく、机にはタケル宛てた手紙だけが残されていた。そこには自分が悩んでいる理由や、タケルだけには本当の自分を知ってほしかった真実が書き綴られていた。

慌てて飛び出したタケルは瑠可を見つけると「行くな！」と叫ぶ。「手紙は読んだ。僕は瑠可がどんな風に変わろうとも、自分は瑠可を見失いたくない！」タケルはそう言うと、瑠可を強く抱きしめる。タケルの腕の中で、瑠可は初めて自分をさらけ出して泣き崩れた…。

その様子を見た美知留は、２人の間に小さな愛が生まれたと錯覚する…。

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