魔王第9話あらすじ完全版

魔王

[第9話]

08/29放送

宗田（忍成修吾）が大隈（嶋田久作）の部下達から暴行を受けていた。宗田は葛西（田中圭）見つけると助けを求める。葛西は大隈と部下達を帰らせると典良（劇団ひとり）からの命令だと告げる。そして宗田を殴りつけると「お前は死んだ。２度と現れるな」と見逃した。

葛西が現場を離れた後、典良が現れる。殺されると恐れた宗田に、典良はタバコを差し出した。ホッとして宗田がタバコを吸うと、宗田は苦しみ出し死んでしまう。

その頃、直人（生田斗真）の携帯に宗田から着信がある。電話を取るが宗田は無言のままだ。直人は着信から居場所を突き止め、現地に向うが宗田は既に死んでいた。電話をかけたのは領（大野智）だった。宗田の電話を領が奪い宗田が死んだ後に電話をかけたのだった。宗田の姿に泣き崩れる直人…。

直人は領を呼び出し、「あんたは英雄の兄・真中友雄だ」と言い殴りつけるが、領は「真犯人だという証拠を持ってきてください」「早く私を捕まえてください」そう言って笑う。

同じ頃、しおり（小林涼子）も領が友雄であることに気づき、もっと早く気づいて助けて揚げられなかったんだろうと悩んでいた。
　　
検死の結果、宗田の死因が薬物によるものだと分かった。さらに、宗田のそばには葛西の万年筆が落ちていた。宗田殺しを葛西になすり付けるため、典良が葛西の万年筆をわざと現場に残したのだった。しかし、栄作（石坂浩二）は選挙が近いためにスキャンダルを恐れ、葛西を犯罪者にするな、と典良に指示する。

葛西にはアリバイがあった。宗田が死亡した時刻に、葛西は麻里（吉瀬美智子）と逢っていたのだ。それを言えば不倫がバレてしまう。それで葛西は言い出せずにいた。そこへ領が葛西の弁護のため現れる。

次々と不利な証拠が発見され、ついに容疑者として送検される葛西。に追い込まれていた。直人は領に土下座をし「お願いします！悪いのは俺です」と懇願する。すると領は「大切な人をかばう時、人は真実を隠すものです」とだけ言い、その場を立ち去る。

領が事務所に戻ると、そこにはしおりがいた。しおりは犯行をやめるように訴えるが、領は、もう止められないと事務所を出て行く。

意を決したしおりは直人のところへ行き、これ以上、領に犯行を重ねさせないよう捜査に協力をすることを申し出た。しおりが宗田に届いたタロットカードをサイコメトリーすると、葛西と麻里が不倫をしている光景が浮かび上がる。直人が葛西を問い詰めるが、葛西は何も答えない。その様子から直人は“不倫”が事実だと悟り、無実を確信するが、葛西は麻里が事件に巻き込まれることを恐れ、自分が殺したと言い張る。

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