魔王第4話あらすじ完全版

魔王

[第4話]

07/25放送

領のもとに雑誌記者・池畑（六平直政）という男が現れる。彼は初対面の領に「実は悪魔ではないですか？」と、問いかける。その言葉に、かすかに動揺する、領。

池畑は直人の父・芹沢栄作（石坂浩二）の会社の顧問弁護士の話を断ってほしいと頼みにきたのだ。直人が事件を起こした当時、直人（生田斗真）をかばう記事を書いた池畑が、数年後に栄作を告発する記事を書いたが、栄作の圧力で握りつぶされ、勤めていた出版社もクビになったという。
領は顧問の話は保留にしつつも、「11年前に事件を起こした直人が現職の刑事をしている」と、情報を与えた。

一方の直人（生田斗真）は、しおり（小林涼子）の力に導かれ、今回の一軒が11年前の事件に関連していることを感じ、ショックを受ける。ショックを受けた直人は、中西（三宅裕司）に辞表を提出する。

直人は中学校の卒業アルバムを見て、当時、いじめていた山野（清水優）を思い出して、勤務先を訪ねる。実は、領の弟・英雄は山野をかばって死んだのだった。そんな過去のいきさつから直人は山野が「雨野真実」だと感じた。

山野に会った直人は、悪いのは俺だから、関係ない人を巻き込まないでほしいと頼むが、山野は何のことか分からない。さらに、直人は裁きを受けるべきだ、と吐き捨てる。

直人と再会したことで、山野は英雄を思い出した。苦しかったとき、優しく話しかけてくれた友人。いじめられていた自分のために、悪いグループに一人立ち向かってくれた友…。

落ち込んだ直人はしおりを訪ね、自分の過去を告白する。そんな直人にしおりは「死んでいい人間なんていないんです。全力で生きてください」と言葉をかける。しおりの言葉で、刑事として社会に恩返ししていくことを決めた直人だった。

そんななか、「雨野真実」から宅配便が届く。そこには、中学時代の直人の写真が…。

ちょうど同じ頃、直人の中学時代からの友人・葛西（田中圭）にも不審物が届く。麻里（吉瀬美智子）との密会写真だ。「バレたら人生は終わり…」と慌てる麻里。動揺する麻里をかばうように抱き合う葛西。その様子は、またもやカメラで撮影されていた。

山野が犯人かどうかを確かめるために、多恵（奥貫薫）と空（大野百花）に捜査協力を依頼した。空を連れ出した男を確認してもらおうというのだ。しかし、空は横に首を振る…。実は山野は空に、知らないというように約束をしていたのだ。

一方、領は、栄作のグループの顧問弁護士を引き受けることにした。

直人は、英雄の身辺を調査していた。英雄の母、兄が亡くなっていることを知る。ここで英雄の親族の線は消えた――。

しおりから「雨野」から送られてきた手紙の手がかりがわかったと連絡が入る。言われた通り図書館のある場所に行くと、そこには赤いカバーの本『神曲』があり、そのなかには「芹沢直人様と書かれた赤い封筒があった…。

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