魔王第8話あらすじ完全版

魔王

[第8話]

08/22放送

しおり（小林涼子）の言葉に、思わず切なくなり、抱きしめてしまう領（大野智）だったが、領には成し遂げなければならないことがあった。それは、復讐――。しかし、領は復讐を迷いつつあった。

一方、直人（生田斗真）は死んだ池畑（六平直政）の言葉から、“真中友雄”が生きていると確信する。しおりにタロットカードを見てもらうと、１１年前の事故の模様が見えたという。雨の中…。そこで、直人は『雨野真実』という名前が、雨の中で真実が揉み消されたことを意味すると気づく。「雨野真実」は真中友雄だったのだ。

そんな中、新たなタロットカードが届く。それを知った領は焦った。それは領が送ったものではなかったのだ。直人に赤い封筒を送ったのは、山野（清水優）だった。山野の勝手な行動に怒る領だったが、ここのところ復讐が進まないこと突かれると、領は黙ってしまう。

一方、麻里（吉瀬美智子）との不倫関係について宗田（忍成修吾）に脅されていた葛西（田中圭）は、決意を固め、典良（劇団ひとり）に頼むことにする。しかし、葛西の不倫を知っていた典良は拒否する。

そんな宗田と葛西のマンションに赤い封筒が届くが宛名がない。一体、宗田と葛西のどちらに届いたものなのか!?　

同時期、栄作（石坂浩二）は、領からの提案で長男・典良に一大プロジェクトを任せる決意をする。「表沙汰になって困るようなことはないですか？」領が典良に確認する。そこで典良は葛西に宗田を殺害することを命令する。友人を殺害することに悩んだ葛西だったが、麻里を守るために宗田に殺害を依頼する。

中西（三宅裕司）と一緒に真中友雄について調べていた直人は、友雄が事故死した時に一緒にいた友人と入れ替わったのではないかと推測し、調査を進め、とうとう天野真実の正体にたどり着いた。なんと、領が天野真実だったのだ。領の元に急ぐ直人――。

一方、領と一緒に花火を見る約束をしていたのに、結局、約束の時間に領は来なかった。しかし、花火が終わる頃、しおりとの約束を破り切れなかった領がやってくる。家庭用の花火をして楽しむ２人。しおりを自宅まで送った領は、「会うのは、これが最後です」と、しおりに別れを告げ、帰っていった。

領を思い出すかのように、以前、領に貸した傘を手にしたしおりは、サイコ・メトリーの力で領が天野真実だと知ってしまい、愕然とする。

その頃、宗田は何者かに背後からスタンガンを当てられ、気絶をしていた。

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