名前をなくした女神第2話あらすじ完全版

名前をなくした女神

[第2話]

04/19放送

侑子（杏）の息子・健太（藤本哉汰）が通っているひまわりの子幼稚園に子どもを通わせている母・雅美（安達祐実）が自殺未遂をする。現在、意識不明の重体だそうだ。

その夜、侑子の家の玄関先に封筒が置かれる。なかには幼稚園に通わせている保護者の細かな情報が書き込まれたファイルが入っていた。それを見た侑子は夫・拓水（つるの剛士）に話をするが、侑子はこのデータの内容を信じないことにすると話した。

侑子には心配事があった。それは健太が同園生で雅美の子ども・翔のことだった。
翌日、健太を幼稚園に送り届けに行った侑子は、担任の結城（萩原聖人）に健太のことを話す。結城は「普段通りに明るく接してあげてほしい」と侑子に言った。

侑子と健太は雅美が入院している病院を見舞う。そこで雅美の夫・尚樹（趙珉和）に会った。雅美の自殺の原因となったのは、雅美がやっているブログだった。雅美が園児の写真をブログに掲載したところ、園児たちの写真が勝手に違法サイトで使われてしまったのだ。それがきっかけでママ友たちとうまくいかなくなったのだという。尚樹は家族で九州へ引っ越すことを打ち明ける。健太と翔はお互いに大切なものを交換して別れを言った。

ある日、幼稚園に子どもを送り届けた侑子はママ友のちひろや真央（倉科カナ）、利華子（りょう）、レイナ（木村佳乃）とカフェに立ち寄った。そこで習い事の話になり、侑子はママ友たちとお受験で有名な東郷チャイルドスクールを見学することにする。

東郷チャイルドスクールの塾長・東郷百合子（夏木マリ）はお受験と子どもへの愛情を説いた。そして両親の学歴や仕事も大切な要素だと話す。東郷チャイルドスクールのアンケート用紙には、両親の学歴などを記入する欄があった。
夫婦ともに高校中退で学歴にコンプレックスを持っていた真央はレイナと同じ大学名を記入し、夫は“東大”と記入した。それを見た東郷百合子は「東大なら強い」と真央に微笑みかけた。

東郷チャイルドスクールを見学した後、侑子たちはバスで帰宅をするが、その時、偶然、会社帰りのちひろの夫・英孝（高橋一生）と同じバスに乗り合わせる。そこでちひろは、英孝が女子高生に痴漢をしているところを目撃してしまう。

翌朝、侑子はちひろに声をかけて自宅へと誘った。昨日、ちひろの様子がおかしかったからだ。ちひろはとても喜んだ。実はちひろは侑子と中学時代に同じクラスだったのだ。当時、転校生だったちひろは友達がいなくていじめにあっていた。そのとき、侑子に助けられたのだ。

運命の出会いだと思っていたちひろだったが、侑子は中学時代のちひろを覚えていなかった。それを知ったちひろはショックを受けて、侑子の家を後にする。

ちひろの様子を心配した侑子はメールでお詫びをした。すると、ちひろから「明日塾の申し込みに行くから一緒に行かないか」と返信があった。

書店で“お受験の本”を探していた侑子は真央の家族とばったり出会う。
真央はよそよそしく、簡単な挨拶をしただけで店を出て行く。

この日、利華子一家は食事に出かけ、利華子の誕生日をお祝いする予定だった。
ところが夫・圭（KEIJI）から「撮影が入っていけなくなった」と電話が入る。

翌朝、ちひろは侑子と２人で東郷チャイルドスクールの入会申し込みに行くつもりだった。ところが侑子は利華子や真央も誘った事を知り、再びショックを受ける。

そこに真央と羅羅が登園してきた。真央は侑子を無視し、さらに羅羅には「健太と一緒に遊ぶな」と言い聞かせる。

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