｢ぷっすま｣枠移動で草なぎ剛ファンと中居正広ファンが大モメ!?

テレビ朝日が発表した2011年10月期番組改編で多くの視聴者を驚かせた､『ぷっすま』の"左遷"｡

毎回約10%～12%という安定した高視聴率を記録しており､ユルい番組構成が好評な長寿番組が､火曜23時台の60分番組から金曜24～25時台の30分番組へと大幅に縮小されるのだ｡
番組予算は当然激減｡放送時間の短縮も含め､実現可能な企画も限られてくる｡
今回の移動は"ユースケ･サンタマリアの救済"とも"番組打ち切りへの布石"とも言われ､様々な意見が飛び交った｡

放送時間変更発表と同日に注目を集めたのが､『ぷっすま』ナレーションを務めている伊津野亮のブログ｡｢ぷっすま！！｣と題したエントリーで､

｢今日のエンタメニュースで出ていましたが･･･火曜夜11時15分～からのお楽しみ『ぷっすま』が枠移動します。
おそらくシャウラ姫の『エルムンド』と時間がかぶっている為に･･･枠移動? もうひとつは･･･中居くんの新番組が､どうしても､この枠で･･･｣
と一部憶測を呼ぶ内容を更新｡
捉え方によっては､中居正広が権力を行使して草なぎ剛が持つ枠を奪ったとも思える文章に､すぐさまSMAP ファンも反応｡

同コメント欄に､
｢伊津野さまが＞もうひとつは･･･中居くんの新番組が､どうしても､この枠で･･･
とお書きになったため､まるで中居くんが無理強いで枠を希望したように受け取られ､SMAP ファン同士の争いも生んでいます｡｣
と騒動の拡大を報告する人も現れ､伊津野亮は当該文章を
｢中居君の番組がスタートします｡
中居くんも一緒にスポーツ番組やってたし大好きだから･･･
頑張って火曜日夜を盛り上げてくださいね｣
と書き換えた｡

一般的に､『ぷっすま』が放送時間を移動する理由はともかく､後枠に同じジャニーズタレントが司会の番組が入るのは､事務所に対する配慮だと言われる｡
本件では､SMAPの草なぎ剛が23時台の番組を失う代わりに､中居正広が同枠で番組を持つことでジャニーズ事務所的には実質"チャラ"だとする考えだ｡

テレビ朝日系『ガリレオヒット脳研』が打ち切られ冠番組消滅に伴って､10月から土曜朝に生放送番組を担当するTOKIO･城島茂や､同様に爆笑問題･ネプチューンらも番組打ち切りと相まって新番組がスタートするなど､この慣例はテレビ業界で珍しくない｡

とはいえ､冠番組を複数抱える中居正広に対し､ピンのレギュラーがフジテレビ系『笑っていいとも!』と『ぷっすま』のみ(※僕らの音楽はナレーションのため除く)である草なぎ剛のファンにとって『ぷっすま』は非常に大事な番組であったのは言うまでもない｡納得できない人がいるのも当然だろう｡

『ぷっすま』ファンは､金曜深夜移動が憶測通り"打ち切りへの布石"とならないことを祈るばかりだ｡

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