明石家さんまがメッシを怒らせた!? 世界中から日本に批判集中!

2011年12月8日から18日にかけて日本で開催された｢FIFAクラブワールドカップジャパン2011｣は､リオネル･メッシ率いるFCバルセロナの優勝で幕を閉じた｡

サントスFCとの決勝戦でメッシは見事2ゴール｡4-0と圧倒的な実力を見せつけたFCバルセロナは試合後スタジアムを一周して集まった68,000人の観客と喜びを分かち合った｡
チームメイトと歓喜に浸っている場面で､明石家さんま･タカアンドトシらが出演する日本テレビ系の生放送番組『さんま＆タカトシ大興奮!なでしこ澤も熱狂?メッシは?ネイマールは?生放送SP』がメッシ一人を特設スタジオに招集したのだ｡

MVP賞品である車の黄金キーを持ったままやってきたメッシ｡明石家さんまが気を使ってスタジアムコートを着させようとするも､これを拒否｡
通訳の人も｢(質問は)1問だけ｣と告げ､ピリピリした雰囲気｡メッシの表情にも笑顔は無かった｡

｢Congratulations!(おめでとう)｣と明石家さんまら出演者が祝福しても全く喜ぶ素振りもなく､｢サッカーの質問は他でいっぱいされているだろうから｣ということで､｢老後はどうしはるんですか?｣とサッカーに全く関係ない質問を投げかけた｡

タカアンドトシも明石家さんまと一緒にヘラヘラしており､通訳から質問内容を聞いたメッシは｢まだ引退まで時間があるので､それが終わったら考えます｡｣とだけ答えてその場を後にした｡
｢そんなに時間無かったんだぁー｣と後悔なのか反省なのかよく分からない言動をする明石家さんまに､｢この距離でメッシを見れただけでも凄い事ですよ｣とフォローするタカアンドトシ｡

この一部始終がOA後まもなくYouTubeにアップされると､明石家さんま及び日本テレビに対して批判が集中｡
メッシは優勝セレモニーの途中で半ば強引に日本テレビ特設スタジオに連れて来られていた為､あまり上機嫌ではなかった｡
その彼に､不要な質問をした明石家さんま｡どちらにも非があると言える｡

動画アップ後数時間が経過すると､日本のみならず海外ユーザーもコメントを書き込むようになり､｢CRAZY JAPS!｣｢NIPPON BAKA｣など日本側の対応をバッシングする意見も見受けられる｡
一部メッシの態度も良く無いと指摘する声や､不機嫌ではなく単に困惑していただけだと推測した意見もあったが､やはり日本テレビ側の対応が褒められるものではなかったようだ｡

日本が今大会の開催国とはいえ､｢FIFAクラブワールドカップ｣は世界各国で放送されている｡日本のテレビだけがメッシを独占出来るわけがない｡
結局のところ､サッカー中継からお笑い芸人を排除すべき､という意見が最も的を射ているのではと思われる｡

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