ギラギラ第1話あらすじ完全版

ギラギラ

[第1話]

10/17放送

公平（佐々木蔵之介）は突然のリストラで会社をクビになる。マンションの35年ローンを抱え、妻の桃子（原沙知絵）や幼い娘と暮らす彼は再就職先を探すが、学歴も資格もない36歳には現実は厳しかった。

公平は職探しの合間に偶然、ホストクラブのマネージャー・深見（田中要次）と再会。公平はかつて「六本木の王」と呼ばれていた伝説のホストだった。桃子との結婚を機に、夜の世界からは足を洗ったのだ。だが、今の自分が家族のためにできることはこれしかないと考えた彼は１年間だけホストに戻ろうと決意する。

以前、勤めていた店「リンク」を訪れた公平だが、若いホストたちにはおっさん呼ばわりされるばかり。かつての仲間で今はオーナーを務めている有希（真矢みき）にも、出戻りには用はないと言われてしまう。だが、ナンバーワンのイーグル（五十嵐隼士）は公平に、１週間で３名の指名を取れば採用してもいいと条件を出す。

公平が働き始めると、ホストたちからは陰湿な嫌がらせが始まる。彼は飲み過ぎている客にそろそろ酒を控えた方が良いと笑顔で告げ、ホストたちはあ然。客には癒しを与えるものだと考える公平にとって、金さえ引っ張れればいいという今のホストたちには賛同できなかった。

そんな中、公平はイーグルからヘルプに呼ばれ、彼の指名客・小夜（原幹恵）の前で１分間時間をやると言われる。小夜の手の甲の傷に気付いた公平は、そのことを指摘。誰もがタブーと思って触れなかったことを尋ねる公平にイーグルたちは呆れる。だが、小夜が傷を隠そうともしないのを見た公平は、彼女が料理好きで怪我をしただけなのではないかと思ったのだ。実際にその通りで、揚げ物の最中に油を飛ばして火傷しただけだった。ホストたちは不服ながらも公平の力に驚き、小夜も彼に心惹かれていく。

やがて、公平の復帰を聞きつけたかつての先輩ホスト・大成（石橋凌）が自ら経営するキャバクラのホステス・優奈（芦名星）を連れてやってくる。公平は再会を喜ぶが、有希は銀座の将軍と呼ばれる大物実業家の彼に心を許すのは危険だと忠告した。

さらに、店の前で偶然出会ったジャージ姿の客・美砂（戸田恵子）がやってきて、公平が接客。やけ酒のように飲む彼女に公平は悩みを話して落ち着くのなら聞くと言う。美砂は４歳の頃に離ればなれになった娘がいた。離婚した夫が九州に連れていき、今は高校生になっていたが、修学旅行で上京するので会うことになっているのだという。だが、自分のことを恨んでいるのではないかと思うと恐いというのだ。

後日、美砂が再び来店し、公平を指名。ホストたちは驚くが、公平はこんなところに来ている時間があったら、娘に会いに行くべきだと言って入店を断る。美砂は怒って帰ってしまい、有希も今どきそんなやり方は通用しないと公平に告げた。

いよいよ公平の試用期間最終日。結局、一人も指名は取れていなかった。そこに優奈が来店し、公平を指名。さらに、小夜がやってきて、イーグルではなく公平を指名する。そして、閉店間際に見違えるように着飾った美砂が来店。実は年商200億を超える化粧品会社の社長だった。彼女は娘と会うことができたとお礼を告げ、公平を指名する。

正式に採用されることが決まった公平は桃子に初めてリストラされたことを告白。夜の現場仕事を見つけてきたと告げる。いつも帰りが遅く、行動も不審な彼が浮気しているのではないかと疑っていた桃子は安心して涙を流した。

公平は新入りホストの翔児（三浦翔平）から派閥に入れてほしいと頼まれる。そこにイーグルたちが現れ、公平は派閥など廃止してお互いに切磋琢磨し合って働こうと言うが、誰も相手にしようとしなかった。

その頃、堂島（平泉成）率いる歌舞伎町最大のホストクラブグループが六本木進出を画策。その計画には大成もからんでいた。

12/05 第8話

11/28 第7話

11/21 第6話

11/14 第5話

11/07 第4話

10/31 第3話

10/24 第2話

10/17 第1話