美咲ナンバーワン!!第1話あらすじ完全版

美咲ナンバーワン!!

[第1話]

01/12放送

六本木ナンバーワンのキャバクラ嬢・美咲（香里奈）。しかし彼女がキャバ嬢になった理由は、辛く悲しいものだった。

当時、つき合っていた彼氏の連帯保証人になってしまい、彼氏が蒸発したため多額の借金を背負ってしまったのだ。信頼していた彼氏に裏切られた美咲は人間不信にも陥ってしまう。

それでも借金を返済するために、美咲は夜の六本木で働く決意をする。彼女を救ったのは「CLUB SOUTHERN SEA」であり、店のママ（財前直見）だった。美咲はママに育てられ、ナンバーワンのキャバ嬢にまでのし上がった。

そんなある日、ママから「教師になってみない？」と打診される。御堂学園高校の校長・玉造（布施明）から依頼されたらしいのだ。そこでたまたま教員免許を持っていた美咲にママが相談したのだった。恩人であるママの頼みということで、美咲は教師として「御堂学園高校」に勤めること承諾する。

彼女が勤務する高校は「御堂学園高校」は文武両道で有名な進学校だ。派手な服装であっというまに話題となった美咲に玉造は「夜の仕事をしていたことを知られないように」と忠告する。しかし、さっそく教頭の鶴橋（戸田恵子）に目をつけられてしまった。

そんな美咲が担当するのは2年Ｚ組。「文武両道」という言葉には程遠い、問題児が集まる落ちこぼれ組だった。Ｚ組の生徒は3学期になって1人も登校していないというのだ。

持ち前の熱血ぶりで生徒に「登校」を促す美咲だが、とくに彼女を悩ませたのは“問題5人組”と呼ばれる九条和真（藤ヶ谷太輔）、湊亮介（北山宏光）、桜井唯（大政絢）、長瀬恭太郎（市川知宏）、星田勇斗（大野拓朗）だった。彼らの大人に反逆的な態度に美咲は「やっぱり先生なんてムリ！」と怒る。

しかし、彼らが昔の人間不信だった頃の自分に似ていることに気づいた美咲は、彼らと向き合うことに決めるのだった。

ある日の夜、和真たちが六本木のクラブでトラブルを起す。クラブで遊んでいるときに和真が落とした学生証から、進学校だと判断したクラブのオーナー（合田雅吏）が、「おたくの生徒が店をメチャクチャにした」と学校を恐喝してきたのだ。

和真は退学を求められるが、一緒に遊んでいた唯が「和真は何もしていない」と訴えた。唯の言葉を信じた美咲は、単身でクラブに乗り込んだ。

「自分を変えてくれた町を汚すことは許さない」という美咲の元に、勤めていたクラブの仲間や、美咲を慕う六本木の人々が集まる。こうして事件は解決し、美咲は生徒手帳を取り戻した。

加害者ではなく被害者だった和真だったが、退学してもいいような態度をとる。そんな和真に、「流されて退学するのではなく、自分の意思でちゃんと決めなきゃダメ！」と美咲は指導した。美咲の言葉に、和真は学校に留まることを決めるのだった。

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