ありふれた奇跡
[第4話]
01/29放送

「家が見たい」と加奈(仲間由紀恵)に言われた田崎翔太(加瀬亮)。その事を父・重夫(風間杜夫)と祖父・四郎(井川比佐志)に話すと、重夫は大喜びだ。

日曜日に加奈が翔太の家に来ることに決まる。駅で待ち合わせをした加奈と翔太は近くの喫茶店へ行き、その後、近所を案内しながら家へ。家では重夫と四郎が2人の来るのを待っていた。

翔太の家族とひとしきり歓談をした後、翔太の部屋へ。部屋の壁に貼ってある“アイリッシュダンス”のポスターをみつけた加奈は、おもむろに踊り出した。翔太も踊り始めるがなかなかのもの。2人は笑い合い…そしてキスをする…。

加奈が家に帰ってくると、桂(戸田恵子)がソファに横たわっていた。「落ち込んで起き上がれない」と言う桂。そんな母親に加奈は展示会の成功などの話をして励ます。桂は加奈を抱きしめた。

家に戻った翔太は1人で酒を飲んでいる重夫に、律子(キムラ緑子)と会っているのかと問う。よりを戻す気はないと言い切りながらも放っておけないという重夫。

そんなある日、桂は人形づくりの師匠・立川研次(吹越満)を訪ねていた。工房にはダンボールが積まれている。研次は今夜ウィーンへ発つことになっていたのに、桂に内緒にしていたのだ。今日旅立つことを知った桂は怒り出す。さらに展覧会で発表された“桂の新作人形”を研次が買ったことを「私をバカにしている」と、桂は責めた。

桂が研次の工房から帰宅し、家でお酒を飲んでいると、静江(八千草薫)が「加奈の机から持ってきた」と言って、加奈が翔太と翔太の家族とで田崎家前で撮った写真を桂に見せる…。

静江は翔太のことについて加奈から聞きたくて仕方がなかったが、一方の静江はあまり翔太のことを話したがらなかった。

そんな中、内緒でコピーした加奈たちが写った写真を桂が朋也(岸部一徳)に見せる。すると、朋也はその写真がどうも気になる様子だ。

その後、喫茶店で朋也と重夫が何故か2人で会っていた。どうも2人は知り合いだったらしい。ところが様子が変だ。双方の口から漏れた言葉は「バレたくない」だった…。

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キャスト
中城加奈 / 仲間由紀恵(なかまゆきえ)
業務用厨房機器を販売する会社に務めている女性。
販売すると言っても一台一台売って回るわけではなく、業界関係者を正体して、大量の調理ができる機器を使用してクッキングライブにてプレゼンテーションをするのが彼女の仕事だ。
常に笑顔で明るい毎日を過ごしているように見える彼女だが、実は誰にも言えない秘密の過去を抱えているのであった。
そんな彼女がある日、駅で自殺しようとしている男を止めたことがきっかけで、彼女の秘密が徐々に紐解かれようとしていた。
田崎翔太 / 加瀬亮(かせりょう)
建物の外壁塗装の仕上げを行う左官職人と呼ばれる仕事をしている男。祖父の四郎の下で工事現場などを渡り歩く毎日を送っている。
この男も誰にも言えない心に大きな傷を抱えていた。
そんな彼があることをきっかけに、同じような境遇の加奈と出会い、
人生に大きな変化が現れるのであった。
中城桂 / 戸田恵子(とだけいこ)
加奈の母で、普段は自宅の一室にて人形教室を開いて生徒を集めている。
展示会もよく開催しており、常に展示会に向けての準備に追われているといった感じである。
社交的の当たり障りのない性格だが、姑の静江には何かと気を使わされている。
最近は加奈の様子がおかしいことに気がついてきていたものの、
その理由に全く検討がついていないといった様子である。
中城朋也 / 岸部一徳(きしべいっとく)
加奈の父でごくごく普通のどこにでもいるサラリーマンといったところ。
性格ももちろん穏やかで人と争うことを好まない平和主義者である。
そのためこれと言って説明する特徴もない。
中城静江 / 八千草薫(やちぐさかおる)
加奈の祖母で加奈たちと一緒に暮らしている。
年齢が年齢なだけに自身の老いは感じているものの、常に行動的で楽観的で老後を楽しんでいる女性といえる。
加奈とは友人のように仲がよい。
そんな静江だが、実は加奈の知らないところで翔太と知り合っていたのである。
果たしてこれは偶然なのか。
田崎重夫 / 風間杜夫(かざまもりお)
翔太の父で家業の左官業を継がずに市の関東水道局に勤務している。
5年前に妻と別れて以来、翔太は田崎家で男に囲まれて育ってきた。
そんなある日、出て行った妻が突然重夫の目の前に現れた…。
藤本誠 / 陣内孝則(じんないたかのり)
加奈と翔太が出会うきっかけを作った男。
きっかけと言っても決していいものではなく、自殺しようとしていたこの男を2人が引き止めたのであった。
しかし、誠は2人に対し自殺なんてこれっぽっちも考えてなかったと否定。
自殺は考えていなかったが、どうやらこの男にも誰にも言えない秘密の過去がありそうだ。
神戸幸作 / 松重豊(まつしげゆたか)
左官職人として働く男で、普段は翔太の先輩として指導をしている。
現在は北海道に家族を残し、単身で東京へ出稼ぎに来ている単身赴任。
人と交流を持つことをあまり得意とせず、毎日黙々と仕事をしている江戸の職人気質を持つ男である。

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